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タムロン17-28mm F/2.8 Di III RXDは小型軽量ながらハイエンドな描写性能【海外の評価】

Mobile01がタムロンのミラーレス用交換レンズ「17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)」のレビューを掲載しています。

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Mobile01:Tamron 17-28mm f/2.8 最小的大三元超廣角

  • 17-28mmとズームレンジは狭いが比較的小型な広角ズームレンズだ。フィルター径はわずか67mm、レンズ直径はわずか7.3cmとなる。レンズ全長が変化しない広角ズームレンズとしては最も小型である。
  • 日本設計、ベトナム製造だ。
  • 重量は550g。α7R IIIが657gなので、合計1207gのシステムだ。大口径広角ズームレンズのシステムとしては最軽量となる。
  • インナーフォーカス式のRXD(ステッピングモーター)駆動だ。AF-Sのフォーカススピードは普通だが、被写界深度の深い広角レンズと言うこともあり、AF-Cはとても良好だ。とても静かで動画でもノイズは発生していない。
  • シャープネス:α7R III
    ・17mm:中央は絞り開放からF8まで一貫したパフォーマンスである。四隅は開放が少し甘いものの、F4-F8で一貫したパフォーマンスを得ることが出来る。
    ・28mm:四隅はF5.6まで絞ると安定するが、2400万画素のカメラを使えば結果はより寛容的となるはずだ。
  • このレンズはカメラの色収差補正に対応しており、実写ではほとんど色ずれが確認できない。
  • 逆光耐性はBBARコーティングのおかげでシャープな描写を維持している。絞ると目立つようになるが、見栄えは優れている。
  • 歪曲補正はカメラ側の補正をオフにすると広角端でも望遠端でも目立つ。歪曲補正はオンにしておくべきだろう。
  • 周辺減光は目立たず、絞ると顕著に改善する。
  • 光条はF5.6まで絞ると発生し始める。

安価な大口径広角ズームだが、画質に妥協は見られない。絞り開放からピークの中央画質で、基本的に像高8割は実用的な描写性能だ。オートフォーカスは抜群では無いものの、色収差補正・逆光耐性・周辺減光は広角レンズとして非常に良好。絞り開放からハイエンドレンズのようなパフォーマンスだ。

価格と小型軽量なサイズも相まって非常におススメできるレンズである。この調子で望遠ズームレンズが登場することを期待したい。

参考動画:AF-S

参考動画:AF-C

とのこと。

望遠側の絞り開放を使った周辺解像と歪曲収差は気を付ける必要がありそうですが、他は全体的に良好なパフォーマンスとなっているようですね。

17mm時の解像作例は(公式が公開している)MTF曲線で急落する四隅を少し外しているので実際どうなのか気になるところ。しかし実写作例を確認すると、F8まで絞った17mmは四隅までしっかり解像しているので特に問題は無さそうです。

ボケはまずまず見栄えの良い描写ですが、玉ボケには非球面レンズの影響が強く見られます。イルミネーションなど点光源が多いシチュエーションでは気を付けたほうが良いかもしれません。

17-28mm F/2.8 Di III RXD (Model A046)のレビュー・作例を集めるページはコチラ

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