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ePHOTOzineがサムヤン製キヤノンRF用レンズ「AF14mm F2.8 RF」のレビューを掲載しています。
- MF版より大きなレンズだが、重量は484gと適当だ。EOS RPとの組み合わせは良好である。
- 円形フィルターを装着することは出来ないが、レンズマウント部にゼラチンフィルター用のスロットが備わっている。
- フォーカスリングは電子制御でとても滑らかな操作が可能だ。
- フォーカスリング以外のコントロールは「AF/MF切替スイッチ」のみである。
- 耐候仕様となっているので悪天候でも撮影を続行できる。
- オートフォーカスは完璧に動作し、正確でピントが迷う傾向は無い。
- シャープネス:EOS RP
・中央:F2.8はまずまずだが、F4まで絞れば非常に良好となり、F5.6~F16で優れた性能を発揮する。F22まで絞っても非常に良好だ。
・端:中央と同じ傾向だ。F2.8でまずまず、F4で非常に良好、F5.6~F16で優れた性能となる。
・特筆すべきはフレーム中央と端に画質差が無いことだ。- 色収差は中央は1ピクセル未満、端で1ピクセルを僅かに上回る程度だ。
- 歪曲収差は-2.54%と目立つ。場合によってデジタル補正を使うと良いだろう。
- このようなレンズにボケは求めていないが、それでもとても満足のいく描写だ。
- 逆光耐性は見事だ。ゴーストはいくらか発生するものの、コントラストの低下は見られない。
キヤノンRFマウントで最も広い画角をカバーするAFレンズだ。価格設定も素晴らしく、エディターズチョイスに相応しいレンズである。
長所:優れたシャープネス・とても良好な作り・耐候性・優れたハンドリング・とても良好なコストパフォーマンス・リアフィルターソケット・RFレンズで最広角・穏やかな周辺減光・14mmとしては良好な色収差補正
短所:使い辛いAF/MFスイッチ・補正オフで目に付く歪曲収差
とのこと。
定評のある広角レンズを投入しているサムヤンらしい14mmに仕上がっているようですね。2019年11月現在で最も広い画角をカバーするRF用AFレンズなので人気が出るかもしれません。
サムヤン初となるキヤノンRFマウントのAFレンズですが、他のミラーレス用AFレンズも続々と対応するかもしれませんね。個人的にAF45mm F1.8 RFを投入して欲しいところ。
AF14mm F2.8 FE | |||
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AF14mm F2.8 RF(国内未発表のため簡易リンク) | |||
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競合レンズ
*一眼レフ用は要マウントアダプタ
- 14mm F1.8 DG HSM
- 14mm F2.8 IF ED UMC Aspherical
- XP14mm F2.4
- Milvus 2.8/15
- Distagon T*2,8/15
- Laowa 15mm f / 2 FE Zero-D
- Laowa 15mm F4.0 WIDE MACRO 1:1
- Irix 15mm F2.4
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