Mobile01がキヤノン「EOS R6 Mark II」とソニー「α7 IV」の比較レビューを公開。AWBや瞳検出AF、外観やコントロールの比較を掲載。雨続きで作例は少なめらしいですが、外観やAWB、AFなどを撮り比べています。
Mobile01:Canon R6 Mark II vs. Sony A7 IV |中階全幅的正面對決!
外観と機能
- どちらもフルサイズセンサーを搭載しているが、解像度はα7 IVが3300万画素、EOS R6 Mark IIが2400万画素だ。
- どちらもメカニカルシャッターを使用したセンサー保護機能を備えている。
- 24-70mm F2.8レンズはソニーのほうが小型である
- グリップ:
・EOS R6 Mark IIのグリップは小指が余らず、深さも十分にある。ジョイスティックを操作してもバランスを取りやすい。
・α7 IVのグリップは小指が余る場合があり、シャッターボタンはR6 IIと比べて少し後ろ側にある。同社の前世代よりは進化している。- モニター
・どちらも3.0型のバリアングルモニタを搭載している。
・解像度はR6 IIのほうが良好だ。- ファインダー
・どちらも0.5型 369万ドット OLEDだ。
・光学系はα7 IVの0.78倍ファインダーのほうが倍率が高い。- ジョイスティックの形状はR6 IIがテレビゲームでよく見る形状、α7 IVはより幅広く短いストロークである。個人的にはソニーがお気に入りだ。
- メモリーカード:
・どちらも右側面にスロットがある。
・R6 IIはSD UHS-IIのデュアルカードスロットだ。
・α7 IVはSD UHS-IIに加えてCFexpress Type Aにも対応している。- インターフェース
・どちらも3.5mmマイク/ヘッドホンに対応している。
・どちらもUSB-PD対応だが、R6 IIは充電のためにPD対応が必須である。
・R6 IIはマイクロHDMI、α7 IVは丈夫なフルサイズHDMIだ。- 製造国
・R6 Mark II:日本製
・α7 IV:タイ製ポートレート・日常風景
- (訳注:実際に作例を確認したほうが分かりやすいです)
- 5000Kのライトを使用した撮影ではR6 Mark IIがとても良好だ。
- 複雑な光源下でキヤノンは適切なホワイトバランスだ。ソニーが不正確というわけではないが、暖色系のキヤノンのほうが人気がある。
ISO感度
- 作例のみ
瞳・顔検出AF
- キヤノンは小さな被写体でもうまく識別できている。振り向く時の瞳をしっかりと捕捉できている。被写体検出に対応しているのも強みと言える。
- ソニーも非常に良好だが、被写体検出には対応していない。
- マスク着用時でもキヤノンはほぼ完全に顔を細くしている。後ろを向いている場合も頭部を検出し続けている。ソニーは前面以外で検出が外れやすい。
動画
- どちらも4K 60p オーバーサンプリングに対応している。
・キヤノンはクロップなしの4K 60pに対応し、Canon Logで最大10bitの撮影が可能だ。
・ソニーは4K 60pはSuper35mmとなり、画角が狭くなる。- ローリングシャッター効果は互角に見える。
まとめ
雑文となっているので割愛
とのこと。
天気が悪かったらしく、以前の比較レビューと比べると作例数が少なめ。それでも屋内でのホワイトバランスやISO感度を見比べる参考になるかと思います。ホワイトバランスはキヤノンがどちらかと言えば暖色傾向で、ソニーはニュートラルに戻そうとする力が強い(そしてやり過ぎてしまっている)ようですね。状況によると思いますが人物や日常風景であればキヤノンのAWBが適していると感じる人が多そう。
オートフォーカスは被写体検出を含めて最新のAFシステムを導入しているR6 Mark IIに少し分があるようです。α7 IVの応答性も悪くありませんが、被写体の検出が途切れる場合があり、トラッキングAFの併用が必要に見えます。連写速度はR6 Mark IIが圧倒的ですが、バッファクリアにSD UHS-IIしか使えないのが悩ましいところ。一方でα7 IVは最大で10コマ秒までで、高速バッファクリアが可能なCFexpress Type Aが過剰と感じるかもしれません。
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