スポンサーリンク
Phototrendがソニーの交換レンズ「FE12-24mm F4 G」のレビューを掲載しています。
TEST DU ZOOM ULTRA GRAND-ANGLE SONY FE 12-24 MM F/4 G
- ソニーEマウントの広角ズームレンズは「FE 12-24mm F4 G」「Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4?ZA OSS」「FE 16-35mm F2.8 GM」の3本がラインアップされている。
- 超広角12mmから24mmまでを開放F値 F4でカバーしているGシリーズのレンズだ。
- 絞り羽根は7枚円形絞り。レンズ構成は13群17枚で4枚の非球面レンズと3枚のEDレンズ、1枚のスーパーEDレンズを含んでいる。
- α7/α9と見事に調和する美しい外観だ。控えめでエレガントなデザインである。
- 外装はサテン仕上げのプラスチックボディだ。快適なコントロールリング、金属製レンズマウント、防塵防滴仕様を含めてビルドクオリティは良好である。
- レンズフードはレンズに固定されている。
- インナーズームである(レンズフード内で動作が完結する)。
- 出目金レンズのため円形フィルターは装着できない。レンズマウントにフィルターを装着できる仕様でもないのは残念だ。
- 重量は550gだ。長時間の手持ち撮影でも問題ない。一眼レフ用のシグマ「12-24mm F4 DG HSM」は1150gである。
- ズームリングには12mm・14mm・16mm・18mm・21mm・24mmの焦点距離を表示している。全体的にストロークが短く、滑らかに動作する。焦点距離の調整は素早く正確に操作可能だ。
- マニュアルフォーカスリングは電子制御だ。直感的な操作は難しい。
- 画質は完璧と言えないものの、非常に優れている。
- 中央解像は24mmで少し低下を感じるものの、絞り値全域・焦点距離全域で比較的安定している。
- 四隅に向かって解像性能は低下するが、均質性はとても良好だ。F16は回折の影響が出始めるものの実用範囲だ。
- 色収差をとても良好に補正している。12mmのフレーム端でさえ目立たない。
- 歪曲収差は広角側以外で良好に補正している。
- 周辺減光は絞り開放でわずかに目に付くが、必要に応じて数段絞ると改善できる。
- 画角の広いこのレンズでボケ効果は期待できない。
- DDSSM駆動のオートフォーカスは高速かつ正確で静かに動作する。動画撮影にも実用的だ。
- 風景やポートレート、ストリートなどで活きてくるレンズだ。建築写真でも面白いレンズとなるが、パースが付きやすい点には注意が必要だ。
- 24-70mm F4・70-200mm F4と組み合わせると理想的なズームレンジとなる。焦点距離が重複しないので、カメラ1台の場合は16-35mm F4が良いかもしれない(レンズ交換の頻度を下げるため)。
多くの分野で満足のいく優れたレンズだ。全体的にとても良好な画質であり、色収差が無く、歪曲収差をとても良好に補正している。広角レンズの欠点をうまく処理している。これがGMシリーズでは無いのは不思議だ。
長所:小型軽量・F4から安定した解像性能・歪曲を良好に補正している・色収差が無い
短所:MFに距離表示が無い・周辺減光が少し目に付く・24mmでパフォーマンスが低下する
Phototrend:TEST DU ZOOM ULTRA GRAND-ANGLE SONY FE 12-24 MM F/4 G
とのこと。
12mm始まりのズームレンズとしては小型軽量、そして光学性能も高い評価となったみたいですね。他のレビューサイトでも評価が高く、特に歪曲収差や色収差補正が優れている模様。20万円に近い価格設定であり、Gシリーズとしては「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」に次いで高価なレンズです。画角と価格は人を選ぶと思いますが、この画角が必要な人にとって価格以上の価値を得ることが出来るかもしれません。
関連記事
サイト案内情報
ソニーレンズ関連記事
- FE 28-70mm F2 GM は史上最高のレンズのひとつ
- FE 28-70mm F2 GM 逆光耐性が欠点となるが驚くほど高性能
- FE 28-70mm F2 GM 小型軽量化と高い光学性能を両立した最高級のズームレンズ
- ソニー FE 28-70mm F2 GM 正式発表
- ソニー FE 28-70mm F2 GM 最新情報まとめ
- ソニー FE 28-70mm F2 GM のスペック噂情報
- ソニーα キャッシュバックキャンペーン対象製品早見表【2024冬】
- ソニー FE 28-70mm F2 GM はソフトウェアによる補正が多い?
- ソニーα1 IIと思われるリーク画像
- E PZ 10-20mm F4 G 補正必須だがまずまず結果が得られるコンパクトなレンズ
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。