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富士フイルム「GFX 100S」は最も魅力的なミディアムフォーマットカメラ

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DPReviewが富士フイルム「GFX 100S」のハンズオンを公開。小型軽量化したシャッターユニットと手ぶれ補正ユニットを搭載し、GFX 100と同等のスペックを備えた低価格モデルとして非常に魅力的なカメラに仕上がっている模様。

小型軽量化・低価格ながら中身はGFX 100

DPReview:Hands-on with the new 1億画素 Fujifilm GFX 100S

  • 希望小売価格5,999ドルで1億画素のカメラを大衆に提供する。これは決して小さな変化ではなく、解像度に飢えている写真家にとって(そして最新のセンサー技術にとって)GFX 100Sは、GFX 100よりも魅力的で、おそらくより実用的な選択肢になるだろう。
  • GFX 100Sの心臓部には、初代GFX 100と同じ1億200万画素センサーが搭載されている。このデュアルゲインセンサーは、並外れた解像度に加え、GFX 50Sや50Rに搭載されていた5000万画素センサーと比較して、ノイズやダイナミックレンジが大幅に改善されている。
  • カバー率100%の像面位相差センサーを搭載しており、オートフォーカス速度は、中判カメラとしては非常に優れたものである。ただし、フルサイズカメラには遠く及ばない(これは使用するレンズにもよるが)。
  • このセンサーが6,000ドル程度のカメラで利用できるようになり、GFX 100の価格設定に躊躇していた人や興味を持っていた人にとって非常に良いニュースだ。
  • GFX 100Sをできるだけコンパクトに保つため、富士フイルムはシャッターユニットを再設計した。新しいシャッターは、初代GFX 100に搭載されていたシャッターよりも22%軽量化され、16%小型化され、動作音も静かになっている。
  • 驚くべきことに、100SはオリジナルのGFX 100の解像度に匹敵するだけでなく、GFX 100の最も便利な機能の一つである手ぶれ補正を内蔵している。
  • 手ぶれ補正のメカニズムはGFX 100と異なる。GFX 100Sの全体的なサイズを合理的な範囲内に収めるために、よりコンパクトな手ぶれ補正ユニットを設計した。富士フイルムによれば、手ぶれ補正機構は20%の小型化と10%の軽量化を実現したという。
  • GFX 100の手ぶれ補正は、超低照度での撮影にとても役立ったが、富士フイルムが主張する5.5段分の補正効果は完全に納得していない(様々なレンズを使ってみても、5.5段分を得ることは出来なかった)。
    それがGFX 100Sでは多少変わったようで、よりコンパクトになったにもかかわらず、富士フイルムは「最大6段分」の手ぶれ補正効果があると主張している。この新機構は非常に印象的だ。
  • GFX 100がカメラの塊のように感じていたのに対し、GFX 100Sはトッププレートの左上にあるPASMダイヤルを含めて、少しオーバービルトなデジタル一眼レフカメラのようだ。
  • 1.8型の大きな上部ステータスLCDはそのままだ。これは素晴らしい。GFX 100と同様に、カメラの電源を切ってもこの画面は「オン」のままだ。
    慣れるまでは少し時間がかかるが、カメラの電源が切れていても、主要な撮影設定のステータスを一目で確認できる。
    また、シャッタースピードやISOダイヤルをグラフィカルに表示したり、ヒストグラムを表示したりすることもできる。
  • GFX 100と比較してダウングレードは、電子ビューファインダーにある。最も明白な違いは、取り外し不可となり、固定されていることだ。
    とは言え、567万ドットから369万ドットへ解像度低下の方がインパクトがあるので、大多数の写真家にとっては気にならないのではないだろうか。
  • ファインダーはGFX 100と比べて解像度が低いにもかかわらず、GFX 100SのEVFはシャープで十分ディテールがああ。そして0.77倍の良好なファインダー倍率を備えている。
    これに加えて、85fpsのリフレッシュレートを実現しており、日常的な写真撮影ではミラーレス機の大部分に匹敵する性能を持っている。
  • 液晶モニタのすぐ右にあるデザイン変更されたAFジョイスティックも必見のポイントだ。GFX 100では4方向だったが、8方向で操作できるようになっている。
  • 多くの競合他社と異なり、追加の縦位置グリップのがないことを心に留めておく必要がある。
  • GFX 100Sの背面には、3.2型236万ドットの3Wayチルト機構を備えたディスプレイを搭載。右側端のヒンジを追加することで、カメラを縦向きで使用する際に画面を部分的に傾けることが出来る。
  • もう一つの大きな譲歩として、GFX 100SはGFX 100よりも小さいバッテリーを使用している。しかし、実際にはX-T4で使用されているのと同じNP-W235バッテリーだ。物理的なサイズが小さいにもかかわらず、バッテリーライフは非常に良好だ。
  • グリップ側面には、2枚のSDカードを収納できるスロットが隠されている。
    GFX 100Sは、UHS-II規格のSDカードに対応し、追従AFで最大5fpsの連続撮影が可能だ(16Bit利用時は単写となる)
  • GFX 100Sで最高画質のRAWまたはTIFFフォーマットを撮影する場合、購入できる最速のUHS-IIメモリーカードを購入するのが最善だ。
  • 富士フイルムはファームウェアを介してGFX 100にマルチショット高解像度モードを追加し、GFX 100Sにもこのモードが搭載されている。
    このモードの用途はかなり限られているが(どこかでわずかな動きがあっても問題が発生する)、4億画素分のイメージファイルを生成することができる。
    これは頻繁に必要とするものではないが、博物館や産業用アーカイブ、非常に大きなサイズでの複製を目的とした静物写真の撮影には便利な機能だ。
  • GFX 100Sは、静止画に加えて、クロップなしで最大4K 30pの動画撮影にも対応している。これは初代GFX 100と同じ基本スペックで、GFX 100SにはHDMIとUSB Cに加え、ヘッドフォン、マイク、フラッシュシンクロなど、接続性を高めるためのポートが充実している。
  • ポートはゴム製のドアの後ろに隠され。GFX 50Sと同レベルの耐候性を実現しているという。マグネシウム合金製のボディは、防塵・防湿性に優れており、屋外での使用にも耐えることができる。

我々の第一印象は、富士フイルム最新の中判カメラは今までで最も魅力的なカメラだ。

とのこと。
実際にスペックを見比べてみると、驚くほどGFX 100と同じスペックを備えたカメラであることが分かります。GFX 100の利点はグリップ一体型のボディスタイルと高解像ファインダー・5GHz対応のWi-Fi、大型バッテリー×2と言ったところでしょうか?そのあたりを妥協できるならば、より低価格で小型軽量なGFX 100Sが魅力的と感じることでしょう。

APS-C XシリーズのX-S10と同じく、小型軽量化された補正ユニットや、PASMダイヤル搭載による操作性の簡易化は注目ポイント。従来のように物理ダイヤルを使ったマニアックな操作ではありませんが、他社から乗り換えやすい操作性となっています。
これまでのXシリーズの操作性に慣れている人向けに、ステータスLCDへ疑似的なシャッターダイヤル・ISOダイヤル表示が出来るのは面白いですね。

これで6000ドルは非常に安い。もちろんミディアムフォーマット向けのレンズは高価ですが、風景撮影や商業撮影でGFXへ乗り換える人もいるかもしれませんね。ちなみに富士フイルムは発売記念キャンペーンとして、GFX 100Sと対象レンズの同時購入に8万円のキャッシュバックキャンペーンを展開中です。

富士フイルム「GFX 100S」データベース

・予約開始:2021年2月1日(月)
・発売日:2021年2月下旬

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