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KAMLAN 50mm F1.1 IIは安価だが贅沢なボケ描写と実用的な光学性能【海外の評価】

Dustin AbbottがMachang Optical Co., Ltd.の交換レンズ「KAMLAN 50mm F1.1 II」のレビューを掲載しています。

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I型から大幅に改善した光学性能

  • 従来のKamlanシリーズもビルドクオリティにはとても満足していた。頑丈でクラシカルな外観だ。このレンズも同様にKamlanらしい外観である。
  • 新しいメタルフードも同梱している。I型と比べてサイズは大きくなったが、高級感のあるレンズフードだ。
  • I型は248gだったが、このレンズはフード込みで600gを超える。ツアイスと同等のレンズ重量だ。
  • レンズフードはねじ込み式だがレンズ鏡筒の外側のネジ山を利用する。このため、内側のネジ山を使用して62mmフィルターを使用可能だ。ただし、レンズフードとの間隔は非常に狭いのでC-PLなどは装着できないかもしれない。ただし、レンズフード前部に72mmフィルター用のネジ山も存在する。
  • マニュアルフォーカスリングの抵抗感と滑らかさはほぼ完璧だ。とても滑らかで正確に操作するために十分な抵抗感を持っている。フォーカシングによりレンズ内容が約1cmほど伸びる。
  • 絞りリングはI型と同じくとても硬い。寒い地域ではさらに硬くなるだろう。
  • 電子接点は全く存在しないため、カメラと情報通信することは出来ない。
  • I型は最短撮影距離が0.50mだったが、II型は0.30mまで改善している。かなり見事な撮影倍率だ。
  • 11枚の円形絞りは大きな強みとなるポイントだ。F5.6まで絞っても依然としては丸みを帯びた絞り羽根の形状となっている。
  • 歪曲収差は穏やかな糸巻き型だ。ほぼ問題とならないだろう。
  • イメージサークルはフルサイズをカバーするものでは無いが、1.23倍程度のクロップ倍率はカバーしている。1.5倍のAPS-Cクロップと比べてイメージサークルはとても大きい。この広いイメージサークルのため周辺減光は気にする必要が無い。
  • 光学性能はI型から大幅に改善されている。F1.1でさえ中央はかなり良好なシャープネスだ。ただし、軸上色収差により僅かだがコントラストが低下している。それでも四隅でさえかなり良好な性能だ。
  • 遠景でさえF1.1から実用的だ。I型は全く使いかモノとならなかった。F1.4まで絞ると中央がよりシャープにより高コントラストに改善される。そして像高90%までとてもシャープとなる。
  • F2まで絞れば中央はほぼ完璧、全体の95%は良好なシャープネスだ。極端な四隅はまだいくらかソフトだ。F4まで絞ると信じられないほどシャープになる。I型は決してシャープとならなかった四隅でさえ非常にシャープである。
  • シグマは優れたシャープネスとオートフォーカスを備えているが、ボケはKalmanが好みだ。
  • 軸上色収差は穏やかで、F2まで絞ると解消する。
  • ボケ質はKamlanの強みである。とても柔らかく滑らかで大きなボケ量だ。11枚の絞り羽根は絞り込んでも玉ボケは円形を維持している。全体的に優れたボケ描写だ。
  • 逆光耐性はこのレンズにおける弱点の一つである。絞り開放で目立つゴーストとムラが発生しやすい。絞るとコントラストは改善するが、ゴーストの影響は依然として顕著だ。幸いにも極端な条件でなければ逆光耐性はあまり問題とならない。
  • 色再現はとても良好だが、開放付近ではやや冷色よりの描写となる。少し絞るとニュートラルに戻る。レンズの性能と言うよりはカメラ側のAWBが影響しているように感じる。
  • どの価格帯のレンズだとしても見事なパフォーマンスだが、このように安価な価格帯の新興メーカー製としては非常に感銘を受ける。
  • ブリージングが目立たず動画撮影にも最適だ。

単なるお手頃な大口径レンズと言う訳では無く、優れた発色、コントラスト、ボケ質を持つ真面目なレンズだ。マニュアルフォーカスが気にならず、素晴らしいポートレートレンズを探しているフォトグラファーにとってお気に入りとなるはずだ。

直接比較には相応しく無いかもしれないが、キヤノンEF50mm F1.0Lよりもこのレンズの描写を取るだろう。ヴィンテージ的な魅力を持ちつつ、現代的な感覚も得られる楽しいレンズである。

長所:大口径・贅沢で大きなボケ・絞り開放から優れたシャープネス・F2.8から良好な四隅のシャープネス・優れたマニュアルフォーカスリング・とても良好なビルドクオリティ・良好な発色・周辺減光がとても小さい・低歪曲・最短撮影距離・非常に低価格

短所:とても明るい状況だとフレアが発生しやすい・絞リングにはいくつか奇妙な点がある・電子接点無し・重いかも?

とのこと。

Kamlanレンズとしては初期のレンズである50mm F1.1から大きな改善とサイズアップを伴っているレンズのようですね。サイズはかなり大きくなりましたが、お値段据え置きで光学性能はかなり良くなっている模様。実際に作例を確認してみるとなかなか素敵なボケ描写のように感じます。

初期型は手ごろな価格でも食指が動かなったですが、II型は国内代理店が取り扱いを開始したら使ってみたい一本。

KAMLAN 50mm F1.1 IIのレビュー・作例を集めているページはコチラ

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KAMLAN FS 50mm F1.1(*I型です)
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