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パナソニック LEICA DG MACRO 45mm/F2.8 抜群の中央解像だが四隅が甘い【海外の評価】

Lenstipがパナソニックの交換レンズ「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.」のレビューを掲載していたのでピックアップしてみました。

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中央解像は良好だがコマ収差や周辺減光が目立つ

  • ビルドクオリティは素晴らしいの一言だ。
  • レンズにはフォーカスリミッターと手振れ補正用のスイッチが配置されている。
  • レンズは日本製だ。
  • 19mm幅のフォーカスリングは滑らかに動作し強い抵抗感で正確にピント調整が可能である。非難の余地はない。
  • レンズにはフードとソフトケースが付属する。
  • 他社のマクロレンズが3段に達する性能を持っているのに対し、このレンズはおよそ2.3段とあまり良くない。
  • 中央解像:絞り開放から75lpmmを上回り、1段絞ると80lpmmを超える。我々がテストしたマクロレンズの中でも最良のパフォーマンスだ。
  • 周辺解像:中央とは一転し、絞り開放では良像を下回り、良像に近づけるためには1段以上絞る必要がある。ただし、この結果はフレーム端のみが弱く、周辺解像はずっと良好だ(41lpmm)。さらに、より小さいテストチャートで確認すると結果は良好となる。これはマクロ領域に解像性能が最適化されているためだ。
  • 倍率色収差は良好に補正されており、絞り開放付近では目視できない。絞ると僅かに増加するが、それでも低レベルを維持している。
  • 軸上色収差も全く厄介とはならない。
  • 歪曲はRAWで0.29%、JPEGで0.28%だ。
  • コマ収差を見ると、フレーム隅の解像性能が悪化している原因が分かる。フレーム隅の点光源は明らかに変形しており、これは1段絞っても改善しない。
  • 非点収差は6%とそれほど厄介ではない量だ。
  • 周辺減光は絞り開放で-1.43段と目立ちやすい。
  • 逆光耐性は任意にフレアを発生させることが難しいほど良好だ。肯定的に評価できるポイントである。
  • オートフォーカスは静かだが高速ではない。FULLの状態でピント距離全域を移動すると4秒ほどかかる。LIMITモードにすると1秒まで大きく改善する。

長所:コンパクトで頑丈な鏡筒・センセーショナルな中央画質・無視できる色収差・低歪曲・良好に補正された非点収差・とても良好な逆光耐性・静かで正確なオートフォーカス

短所:平均的なフレーム隅の画質・目立つコマ収差・周辺減光が少し多すぎる・オートフォーカスが遅い

LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8 ASPH./MEGA O.I.S.は完璧では無く、マイクロフォーサーズ用レンズとしては高価なマクロレンズだ。価格設定を考慮すると欠点が多く感じるかもしれない。

とのこと。

レビューサイトによって評価が分かれているレンズですが、Lenstipは最終的に「パフォーマンスからすると価格が高め」と結論付けているようです。

レビュー当時のマクロレンズはコレ一本でしたが、今では30mm F2.8F3.560mm F2.8など多くの選択肢がありますね。どの選択肢にしても本レンズより安いので手を出し辛いレンズとなってしまっています。せめて25mm F1.4と同じ4万円台だと買いやすいのですけども…。

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