LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACROは静止画/動画どちらにも役立つレンズ

Amateur Photographerがパナソニック「LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO」のレビューを公開。軽量で手ごろな価格ながら、ズーム全域で良好な画質を実現。静止画/動画どちらにも役立つレンズと評価しています。

2023年3月発売のライカLマウント用広角ズームレンズ。開放F値はズーム操作で変動するものの、14mm始まりの広角ズームとしては小型軽量で手ごろな価格を実現しています。無印（非S PRO）ながら、防塵防滴仕様でハーフマクロまで対応する汎用性の高さが特徴。「LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6」「LUMIX S 70-300mm F4.5-5.6 O.I.S.」と組み合わせることで、接写性能の高い無印3点セットが完成。イギリス Amateur Photographerの評価は以下の通り。

Amateur Photographer：Panasonic Lumix S 14-28mm F4-5.6 Macro Review

外観：記載なし。

構造：防塵防滴。ズーム全域で全長は一定。

携帯性：軽量ながら適度なサイズ。S5IIとの組み合わせでバランス良好。

操作性：リング操作は十分なトルク。スイッチはAF/MFのみ。

AF：驚くほど高速。低照度や接写で苦労する場合あり。ほぼ無音。

MF：記載なし。

手ぶれ補正：光学式手振れ補正は非搭載。

解像性能：全体的にとても良好。フレーム端の細部はややソフト。

像面湾曲：記載なし。

ボケ：滑らかで心地よい描写。接写性能を活かすことで大きなボケ。

軸上色収差：記載なし。

倍率色収差：価格を考慮すると良好な補正。

球面収差：記載なし。

歪曲収差：自動補正で綺麗に修正。

周辺減光：14mm F4でやや目立つ。他は問題なし。

コマ収差：記載なし。

逆光耐性：記載なし。

光条：記載なし。

総評：静止画/動画どちらにも役立つレンズ。手ごろで扱いやすく、接写性能も高い。大金を要せずに確かな結果が得られる素晴らしい選択肢。

とのこと。
14mm始まりの広角ズームとしては手ごろな価格で、さらに望遠側が28mmと少し長めのレンズですね。開放F値はやや暗めですが、小型軽量で携帯性の高いレンズに仕上がっています。防塵防滴仕様で、ズーム操作による全長の変化が無いのは嬉しいポイント（外装内部でズームが完結する）。先端にプロテクトフィルターを装着することで、実質的にインナーズームとなり耐候性を高めることが可能。

PhotographyBlogのレビューと同じく、光学性能は全体的に良好のようです。部分的にカメラ側の補正が必要のようですが、最終的な結果に問題はなさそう。定点のテスト作例はありませんが、記事中のサンプル写真はクリックすることでオリジナルデータのJPEGにアクセス可能。細部を確認することが出来ます。レビュー中ではフレーム端がソフトと言及していますが、S5と組み合わせた結果を見る限りではとても良好。気軽に14mmを使ってみたい人には最適な一本と言えそうです。

パナソニック LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO 最新情報まとめ

LUMIX S 14-28mm F4-5.6 MACRO
楽天市場	Amazon	キタムラ	Yahoo
	キタムラで中古在庫を探す

レンズの仕様

レンズの仕様
発売日	2023年3月16日	初値	97,020円
マウント	L	最短撮影距離	0.15m
フォーマット	フルサイズ	最大撮影倍率	0.5-0.25倍
焦点距離	14-28mm	フィルター径	77mm
レンズ構成	10群14枚	手ぶれ補正	-
開放絞り	F4-5.6	テレコン	-
最小絞り	F22	コーティング	不明
絞り羽根	7枚
サイズ・重量など
サイズ	φ84×89.8mm	防塵防滴	対応
重量	345g	AF	STM
その他
付属品
レンズフード