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PhotographyBlogがニコンの交換レンズ「NIKKOR Z 24mm f/1.8 S」のレビューを掲載しています。
- ニコンZシステム用の広角単焦点レンズだ。10群12枚のレンズ構成で9枚の絞り羽根を持つ。
- 従来のNIKKOR Z単焦点レンズと同じく、非常にシンプルなデザインだ。
- 重量は450g、全長は96.5mmとなっており「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」に最も近いが、他の単焦点レンズと大差は無い。
- Z 7やZ 6との組み合わせでバランスはとても良好だ。
- レンズマウントは金属製である。
- オートフォーカスは高速かつ正確だ。
- しっかりと握ることができるマニュアルフォーカスリングは適切な抵抗量を備えている。カメラ側の設定でピント操作以外としても利用可能だ。
- 色収差は極端なコントラスト差がある領域以外で見ることは無い。
- 直線的な被写体を撮影すると僅かに歪曲収差が目に付く。
- 周辺減光は絞り開放で顕著だ。F4まで絞ると解消する。
- ボケの評価には個人差があると思うが、個人的には美しい描写だと思う。特に玉ボケの描写が良好だ。
- シャープネス
・中央はF1.8から良好で、F2まで絞るとさらにシャープとなり、F2.8で再び向上する。ベストはF4-F8で、F16まで絞ると回折で最もソフトとなる。
・全体的に見事な結果であり、四隅はF5.6~F11で最も良好となる。主な欠点は価格設定だ。35mm F1.8 Sのほぼ2倍(訳注:50mm F1.8 Sの誤記だと思います)と高価なレンズである。願わくば他の単焦点レンズと同程度まで値下がりして欲しいところである。
全体的に良好で万能な24mm単焦点レンズが必要であればおススメだ。素晴らしいほどシャープで心地よいボケを備え、風景・イベント・ポートレートに適したレンズである。
とのこと。光学性能は高い評価となっていますが、値付けで少し総合評価を落としている模様。
一眼レフ用「AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED」と比べると1.5倍ほど高価なレンズとなっています。防塵防滴や最新のレンズ設計を考慮すると適切な価格設定なのかもしれませんが、従来の「F1.8」レンズの立ち位置を考えると躊躇してしまう値付けですねえ。
とは言え、光学性能は非常に良好なものとなっているようです。周辺減光はやや目立つように見えますが、近距離の実写テストでも絞り開放から特に目立った画質の低下はなさそう。ボケ描写は広角レンズながら心地よい見た目となっていますね。
ニコンNIKKOR Z 24mm f/1.8 S交換レンズデータベース
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