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NIKKOR Z 40mm f/2は素晴らしい結果を出せる小型軽量・低価格レンズ

Amateur Photographerがニコン「NIKKOR Z 40mm f/2」のレビューを公開。抜群の光学性能ではないものの、絞れば隅までシャープで、低価格ながら小型軽量で防塵防滴、さらに高速AFと評価しています。

Amateur Photographer:NIKON NIKKOR Z 40MM F/2 REVIEW

外観・構造:

  • わずか249ポンドと手ごろな価格のレンズだ。
  • 40mmの焦点距離は珍しいかもしれないが、ここ最近は人気が急上昇している。
  • レンズ構成は4群6枚だ。構成枚数はZ 50mm F1.8 Sの半分である。
  • 一眼レフ用の安価なレンズと異なり、小さな前玉と大きな後玉を採用している。
  • この価格帯では珍しい防塵防滴構造だ。マウント部にOリングは無いが、外装がわずかに突き出し、水滴の侵入を防いでいる。
  • フィルターサイズは52mmだ。
  • レンズフード用のバヨネットは無い。
  • 絞り羽根は9枚だ。
  • 外装は頑丈なプラスチック製で、レンズマウントも同様である。物議を醸すアプローチだ。

携帯性:

  • 全長45.5mm、重量170gと魅力的なレンズサイズである。
  • Z 50mm F1.8 Sの半分の重量だ。

操作性:

  • フォーカスリングはカメラ側のカスタマイズで絞りやISO感度の操作にも利用できる。
  • リングは左手で自然と操作できる配置で回転動作は滑らかだ。クリックストップが無いので、誤操作することがあった。

フォーカス:

  • 最短撮影距離はわずか29cmだ。
  • インナーフォーカス構造のステッピングモーター駆動で動作する。
  • 安価なレンズはAF性能で妥協することが多いが、このレンズはそうならない。一般的に高速で、そして静かに動作している。
  • 明確な理由は不明だが、AFに失敗することがあった。
  • AF/MF切替スイッチが無いので、MFを利用する際はカメラ側で切り替える必要がある。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • 絞ると非常にシャープである。
  • 中央はF2でも非常に良好だが、周辺部は目に見えてソフトとなる。
  • F4まで絞ると中央と周辺部に改善が見られる。
  • F5.6~F8まで絞れば、Z 7を使用しても隅から隅まで十分なディテールだ。
  • 現代的なレンズと比べて接写時の画質低下が目立つ。少なくともF4まで絞る必要がある。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • F2のボケ質はあまりよくない。玉ボケには縁取りがあり、隅に向かって口径食の影響も見られる。
  • F2.8まで絞ったほうが良く見える。

色収差:

  • カメラ内補正を含め、色収差の補正状態は良好だ。

球面収差:

  • 接写時に球面収差が大きくなり、滲むような描写となる。

歪曲収差:

  • わずかな樽型歪曲だが、心配するほどでもない。

周辺減光:

  • このレンズの弱点の一つだ。
  • 個人的に周辺減光は気にならないが、このレンズは特に光量落ちが強い。
  • ヴィネッティング補正の適用がおススメだ。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • フレアやゴーストの問題は最小限だ。
  • F11~F16まで絞ると素敵な光条が発生する。

総評

安価なレンズは、光学設計がシンプルで、マウントもプラスチックであり、期待できずに見過ごしたくなることがある。しかし、この場合、それは大きな間違いだ。コストダウンは非常に賢明で、適切な方法で行われている。その結果、素晴らしい結果を出すことができる小さな単焦点レンズに仕上がっている。

価格以上の性能を持つ素晴らしいレンズだ。小型軽量なので、一日中持ち歩いても苦にならず、耐候性のある構造なので、悪天候での使用も心配ない。低価格化のために妥協する覚悟を決めたことを称賛すべきだと思う。この10年ほどの間に、メーカーは、すべての絞りと焦点距離で隅々までシャープな描写を実現するため、大きくて複雑で高価なレンズを作ることに夢中になっていた。

Z 40mm F2は、私が今年レビューした中で最高のレンズであると述べるつもりはない。しかし、きちんとした光学系、適度に明るい絞り、携帯性、そしてレスポンスの良いAFの組み合わせのおかげで、私はこのレンズを本当に楽しんで使っている。このサイズでよりシャープな光学系を得ようとすると、ソニーのFE 40mm F2.5 Gのように、開放値を犠牲にしなければならないだろう。

まだネイティブな標準レンズを持っていないZシステムユーザーだけでなく、Sラインの光学系に代わる小型軽量の光学系を求めている人にも、強くお勧めできる製品だ。

  • 長所
    ・とてもきちんとした画質
    ・高速かつ静かなAF
    ・小型軽量
    ・防塵防滴
  • 短所
    ・近距離でシャープネス低下
    ・周辺減光
    ・稀にAFに失敗する
    ・F2で騒がしいボケ

とのこと。
抜群の光学性能とは言えませんが、手ごろな価格で小型軽量かつ防塵防滴、静かで高速AFを実現し、さらに絞れば隅までシャープとのこと。他社の同クラスと比べるとコストパフォーマンスの高いレンズに仕上がっているように見えます。これで3万円を切る価格設定は魅力的ですね。

私もZ fcやZ 7と組み合わせて楽しんでいます。印象はAmateur Photographerとほとんど同じで、個人的に接写時の球面収差は味付けと思えば楽しめる描写と考えています。とは言え、ピント面の切れ味を重視すると少し軟調と感じるかもしれません。
Z 28mm F2.8よりは幾分かマシですが、やはり周辺減光が目立つので、状況によってはヴィネッティング補正が必須。撮影距離によってはボケも少し騒がしくなるのは確か。

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