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Nikon ZシリーズのファームウェアVer2.00でAFのレスポンスと速度は大きく改善している【海外の評価】

Mobile01がニコンのミラーレス「Z 7・Z 6」のファームウェアアップデートVer2.00で追加された瞳AFと低照度AFの改善についてレビューを掲載しています。

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瞳AFのみならずAF性能が向上

ざっとレビューと参考動画を確認する限りでは、旧ファームウェアと比べてAFのレスポンスや速度が向上しているようですね。

低照度AFは極端に暗い場所でのみ差があるようです。これは手持ちのZ 7でも似たような印象を持ちました。(Z 7はローライトAF時の検出輝度が-2EV→-4EV)

Mobile01は瞳検出のテストに24-70mm F4 Sと24-70mm F2.8 Sを使用した模様。私が50mm F1.8 Sで試したところ「あともう一息!」と感じたのですが、この動画を見るとまずまず追従しているように感じます。私の感じた「もう一息」はレンズ側の駆動速度がボトルネックとなっていたのかもしれません。

  • どちらの機種にも瞳AFが実装された。また、AF検出輝度範囲がZ 6は-6EVまで拡張している。
  • 瞳AFの条件は以下の通りだ
    ・静止画モード
    ・AF-S/AF-C
    ・メニュー画面にて「顔検出/瞳検出」をオンにする
    ・オートエリアAFでのみ動作
  • Ver2.00とVer1.03のカメラを同時にテストしたところ、瞳検出のみらならず、フォーカススピードとレスポンスがVer1.03より遥かに速くなっていることに気が付いた。
  • レスポンスは向上しているが、瞳検出が開始される被写体との距離は近い。
  • 追従連写時の顔・瞳検出は個人的に良好と感じる。
  • サングラスを装着しても大丈夫だ。
  • Z 6の低照度(極端に暗い環境)におけるAF速度は旧ファームウェアより格段に優れている。平均時間は4.3秒となり、従来の10.7秒と比べて遥かに良好だ。ただし、合焦してもインジケーターが点灯しない場合もあった。
  • 低照度AFの検出精度は立派だが、明るい環境と比べてAF速度は大きく低下する。
  • やや暗い環境でのAFは従来通りだ。古いファームウェアでも高速である。とは言え、古いカメラを考えると本当に暗いところでもAFが使えるようになったと感じる。

「瞳検出・レスポンスと速度が向上したAF・極端な低照度におけるAFの改善」の観点から全てのZユーザーにファームウェアアップデートをおススメする。

参考動画:瞳/顔検出の新旧ファームウェア比較

参考動画:瞳検出+追従連写

参考動画:サングラス着用時の瞳検出

参考動画:低照度AF Z 6 V2.00

参考動画:低照度AF Z 6 V1.01

Nikon Z7/Z6の情報をまとめるページはコチラ

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