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RF400mm F2.8 L IS USM 手を加える必要性のない素晴らしいレンズ

Digital Camera Worldがキヤノン「RF400mm F2.8 L IS USM」のレビューを公開。光学系はEFレンズを継承しているものの、優れた光学系で手を加える必要性はないと高く評価しています。

Digital Camera World:Canon RF 400mm f/2.8L IS USM review: if it ain’t broke, don’t fix it

  • 外観:最高級の超望遠単焦点レンズに期待できるすべてを備えている。52mmドロップインフィルターに対応。
  • 構造:テレコンバージョンレンズは非搭載だがリアコンバーターを装着可能。
  • 携帯性:防塵防滴・フッ素コーティング。軽量化されているが、重いことに違いはない。短時間の手持ち撮影は可能。
  • 操作性:最高級の超望遠単焦点レンズに期待できるすべてを備えている。コントロールが多いので、記憶力が試される。
  • AF:超高速。ほぼ瞬間的に被写体を捕捉する。
  • MF:パワーフォーカスモードで3段階の速度切り替えが可能。フォーカスリングはノンリニアレスポンス。
  • 手ぶれ補正:EFレンズ用の5.0段から5.5段に強化。3モードを利用可能。
  • 解像性能:とても見事。F2.8から見事なシャープネスとコントラスト。エクステンダー装着時でも優れた結果。チャートテストでも四隅まで驚くほどの一貫性。
  • 像面湾曲:記載なし。
  • ボケ:とても滑らかなボケ。
  • 軸上色収差:記載なし。
  • 倍率色収差:全域でほとんど発生していない。
  • 球面収差:記載なし。
  • 歪曲収差:ほとんど存在していないが糸巻き型。
  • 周辺減光:記載なし。
  • コマ収差:記載なし。
  • 逆光耐性:記載なし。
  • 光条:記載なし。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:個人的に唯一の問題は購入する余裕がないこと。画質・操作性・全体的な性能は素晴らしい。確かに重いレンズだが、400mm F2.8としては良好。EFレンズの光学系を継承しているが、手を加える必要性がない。
  • 競合について:記載なし。
  • 備考

とのこと。
2021年に発売されたRFシステム用の400mm F2.8 超望遠レンズ。光学系はEFレンズの「EF400mm F2.8L IS III USM」を継承していますが、手振れ補正が強化され、RFマウントのエクステンダーを利用できる点で異なっています。販売価格はEFレンズのほうが10万円ほど安いものの、これから新しく購入するのであればRF版が良さそう。(EFレンズはアダプターで他社のミラーレスにも装着できるのが魅力的ではありますが)

Digital Camera Worldのレビューによると、EFレンズの光学系ながら、手を加える必要性を感じないほど優れたレンズに仕上がっているとのこと。他社のミラーレス用400mm F2.8と比べてサイズや重量で見劣りもしていません。悩ましいのは販売価格と納期と言ったところでしょうか(2024年4月時点で、納期未定の小売店が多い)。

すでにFlickrなどに多数のユーザー投稿が掲載されているので、解像性能やボケ質、エクステンダー装着時の結果などを確認することが可能となってます。

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