パナソニックが開発発表している「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm / F1.7 ASPH.」が海外の販売店に追加され、来週にでも正式発表となる可能性があると噂になっています。
パナソニックの「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm / F1.7 ASPH.」が海外の販売店に先程追加されました。おそらく来週くらいに正式発表されるはず。#噂 pic.twitter.com/qihr8PCg8x
? 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) July 2, 2021
とのこと。
いよいよ「LEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPH」に続く大口径ズームレンズが登場しそうですね。10-25mm F1.7と組み合わせることで超広角から中望遠までをカバーする面白いシステムとなりそうです。フルサイズで言うところの「50-100mm F3.5」と言ったところですが、F1.7の明るさ(正確なT値は不明ですが)は強みとなるのでしょう。
25-50mmの範囲には同程度のF値を備えた単焦点レンズが数多くあるので、静止画用としてはサイズとコストを受け入れがたいかもしれません。
とは言え、10-25mm F1.7を実際に使ってみると、ズーム全域で非常に高解像で、F1.7を活かしやすいレンズとなっているのは確かでした。25-50mm F1.7も同様に高性能なズームレンズに仕上がっていると期待でき、静止画でも「明るさ」と「柔軟性」を重視するのであれば面白い選択肢となるのかなと。
管理人の10-25mm F1.7 レビュー
- LEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPHは買いのレンズか?
- 解像力テスト&レビュー
- 遠景解像テスト
- コマ収差テスト
- AF・絞り羽根の動作テスト
- 逆光耐性・歪曲収差テスト&レビュー
- 外観・操作性レビュー
- ボケ・玉ボケ編レビュー
参考:GH6・25-50mm F1.7開発発表時の情報
- プレスリリース
- DPReview速報・その2
- デジカメwatch速報
- 2021年末までにリリース予定
- 新型プロセッサ・イメージセンサー
- 4:2:2 10Bit DCI 4K 60p 無制限録画
- 4K 10Bit 120p HER・VFR
- 2500ドル
- LEICA DG 25-50mm F1.7
パナソニック株式会社は、新開発のマイクロフォーサーズ・イメージセンサーと画像処理プロセッサーを搭載した、ミラーレス一眼カメラ「GH6」を開発しました。新たな映像表現を可能にするミラーレス一眼「LUMIX G」シリーズのフラッグシップモデルとして2021年内を目処に製品化し、グローバル市場に導入する予定です。
当社は2008年に世界初※1のミラーレス一眼カメラ「G1」を発売以来、進化・開発を続け、ミラーレス一眼カメラの機動力と高い動画性能を両立した革新的な製品を生み出してきました。写真から映像制作の領域にミラーレス一眼カメラの用途を拡げるとともに、LUMIXブランド誕生から20年にわたり、映像文化の発展に貢献し続け、写真家や映像クリエイターなど幅広いユーザーから高い支持を得てきました。
近年、動画配信の需要が高まる中、より高画質で様々な表現手法を用いた、ワンランク上の映像作品を追求するプロの映像クリエイターが増加しています。特に、高解像度で広階調な質感あふれる映像や、フレームレートを操るスローモーション、小型カメラの機動性を活かした自在なアングルなど、ユーザーの創意工夫に応える自由度の高いカメラが求められています。
このようなニーズに応えるべく、当社は映像表現の自由度をさらに高める、マイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラ「LUMIX GH6」を開発。「GH6」は、ミラーレス一眼カメラが持つ機動性と多彩な映像表現力の両立を目指した「LUMIX G」シリーズのフラッグシップモデルです。高速読み出しを実現するマイクロフォーサーズ・イメージセンサーと画像処理プロセッサー「ヴィーナスエンジン」を共に新開発し、卓越した映像表現を可能にします。
本開発品は、4:2:2 10 bit Cinema4K※260pの動画記録に対応し、推奨動作温度内において動画記録時間無制限※3を実現。膨大な情報量の高画質映像を途切れることなく撮影できるため、高い信頼性が求められる長尺のライブ撮影やドキュメンタリーフィルムなどのノーカット撮影にも安心して使用できます。また、高解像なスローモーションやクイックモーション撮影・編集が可能な、10 bit 4K120pのハイフレームレート(HFR)や、バリアブルフレームレート(VFR)記録にも対応。動きのあるスポーツシーンやアクションシーンの撮影にも最適です。さらに、新開発マイクロフォーサーズ・イメージセンサーの特長を最大限に活かした、10 bit 5.7K60pの高解像動画記録にも対応します。その他、写真・動画のハイブリッド撮影が可能となる豊富な動画記録モードや撮影アシスト機能を装備し、映画やミュージックビデオ、ドキュメンタリー動画、SNS動画など、様々な用途でクリエイターが求める、独創性の溢れる映像表現のニーズに応えます。当社は、高速性・機動性に長けたマイクロフォーサーズ「LUMIX G」シリーズと、フルサイズならではの高い描写性能を有する「LUMIX S」シリーズの提供を通じて、クリエイターが創造性を存分に発揮するための価値提案を行い、写真・映像文化に貢献していきます。
また、カメラだけでなく、Gシリーズのラインアップを拡充する交換レンズも新たに追加され、「LEICA DG 25-50mm F1.7」も開発中です。10mmから50mm(35mmカメラ換算:20-100mm)までをカバーしており、「LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm / F1.7 ASPH. (H-X1025)と合わせてご使用いただけます。この2本のレンズは、絞り値、高い描写性能、形状、操作性が共通しているため、この2本のレンズを使ってクリエイター独自の映像作品を最小限のワークフローで簡単に作ることができます。
マイクロフォーサーズ規格のLUMIX Gシリーズが高い機動性を誇る一方で、LUMIX Sシリーズはフルサイズセンサーによる高い描写性能を実現しています。パナソニックは、この2つのシリーズにより、ユーザーが創造性を発揮し、デジタル時代に変化し続ける写真・映像文化に挑戦するためのツールとして、最大限の商品価値を提供することを目指します。
DPReview:Panasonic announces development of Lumix DC-GH6
パナソニックは、動画に特化した次世代カメラ「LUMIX DC-GH6」の開発を発表した。現時点で詳細はほとんど明らかにされていないが、以下のようなことがわかっている。
センサーもプロセッサーも全く新しいものだ。この組み合わせにより、10bit 4:2:2 DCI 4K/60pの撮影が可能となり、記録時間の制限も無い。また、4:2:0ではないかと思われるが、10bitの5.7K/60pの映像も記録できる。また、ハイフレームレート(10bit 4K/120p)とスロー&クイックモードが用意されており、120pの映像では音声記録も可能だ。「5.7K」という表現は、24MPセンサーへの移行を強く示唆している。
GH6は、2021年末までに2500ドル前後で出荷される予定だ。
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