「ここだ!こうだ!これだ!」写真・機材道楽の備忘録

とるなら~写真道楽道中記~

Panasonicレンズ Panasonic広角レンズ Panasonic標準レンズ Panasonic関連の情報 カメラ レンズ 機材の噂情報・速報 機材レビュー 機種比較記事

LEICA DG 10-25mm F1.7 ASPHは買いのレンズか?価格・機能・サイズを見比べる

投稿日:

前代未聞のパナソニック製大口径ズームレンズ「LEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPH」を購入しようか検討中。悩みを解決するため、サイズ・スペックを競合すると思われるレンズ群と比較して考えてゆきたいと思います。

レンズのおさらい

LEICA DG 10-25mm F1.7 ASPHの特徴

  • 交換レンズとしては珍しい10-25mm(35mm判換算で20-50mm)のズームレンジをカバー
  • ズームレンジ全域で絞り開放F値F1.7を実現
  • パナソニックとしては珍しいクリックレスの絞りリング
  • ブリージングを徹底的に抑えた動画に最適なAF駆動
  • パナソニックMFTとしては初のフォーカスクラッチ構造
  • 防塵防滴仕様
  • 2019年8月22日発売予定
  • メーカー希望小売価格(税抜):270,000円
  • 最安初値:¥209,950 (税込) (カメラ専門店にて)

開放F値がF2.0以下のズームレンズはこの他にもいくつか存在しますが、10~11.5mm(フルサイズで言うところの20mm~23mm)の広角領域をカバーするモデルは存在しませんでした。このレンズが業界初と言っても過言では無いはず。

異色のズームレンズすぎて「果たしてこのレンズの実勢価格(21万円前後)は適正なのか?」と判断が難しいところ。

10mm・12mm・14mm・15mm・17mm・20mm・25mm」などなど、マイクロフォーサーズでお馴染みの焦点距離をF全てF1.7でカバーできると考えるとアリのような気もするし…、20万円あれば多用する焦点距離の単焦点レンズを揃えることが出来そうですし…う~む。。。

LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm/F1.7 ASPH.
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo

参考:他社の超大口径ズームレンズ

LEICA DG 10-25mm F1.7はセンサーサイズが小さいながらも開放F値がF1.7とシグマArtシリーズよりも僅かに明るいズームレンズです。(パナソニックはこれをもって「世界初 F1.7ズーム」と主張している模様)

価格を考える

今回はカメラのキタムラにおける販売価格(税込)を参考としています。(通販店によってはもう少し安い出品もありますが、今回は深く考えずにいきましょう)

イメージとしては、LEICA DG 10-25mm F1.7を買うための21万円を握りしめて…

  • LEICA DG 8-18mmと12-60mmを買える
  • LEICA DG 12mm・15mm・25mmを買うと少し足が出る
  • 12-100RPOと7-14PROを買うと足が出る
    (12-100PROではなく12-40RPOならほぼドッコイ)
  • M.ZUIKO 12mm F2・17mm F1.8・25mm F1.8は余裕
    (ついでに20mm F1.7 IIも買える)

10~25mmのズームレンジで3本~4本の単焦点を揃えるのとドッコイと言った感じでしょうか。(安いレンズで揃えると5本くらい)10mmの明るいレンズを含めると10万円のMFレンズ(NOKTON 10.5mm F0.95)くらいしかありません。

もしくは明るさを妥協することで明るい広角・標準ズームレンズ2本を購入でき、より広いズームレンジに対応することが出来ます。

以上のことを考慮すると、10-25mm F1.7の価格設定は高すぎず、安すぎずと言った絶妙なポジション。レンズ交換無しで5本の単焦点レンズをカバーできると思えば買いと考えることも出来るでしょう。

サイズを比較する

LEICAズーム

明らかに10-25mm F1.7が大きい。次元が違うサイズ。

「コンパクトで携帯性の良いマイクロフォーサーズ」という既成概念を余裕でぶち壊す圧倒的なサイズ感。マイクロフォーサーズのカメラボディの中でもトップクラスのサイズを誇るLUMIX G9ですら小さく見えてしまう。

いくらF1.7ズームが魅力とはいえ、このサイズ感で購入を断念する人もいくらかいるはず。

LEICA単焦点

ズームレンズですら圧倒的サイズ差があるのだから、単焦点レンズとの差がさらに広がるのは必然。

ただ、これら単焦点レンズをごちゃごちゃ携帯するより、デカいレンズ一本で済むならアリかも…。(今回はG9で比較しているためそう感じるだけかもしれませんが…。)

PROズーム

大人気のオリンパス12-100mm F4 IS PROよりも大きい。ただし圧倒的サイズ差では無く、普段から12-100PROを使っているのであれば妥協できるサイズ差のように思えます。

より画角が広いF2.8ズームの7-14mm F2.8 PROと比べるとサイズ差が広がります。7~9mmの広い画角を必要とせず、10~12mm F1.7に価値を見いだせれば妥協できるサイズ差かもしれません。

SIGMA 18-35mm F1.8 Art

レデューサーレンズ(例えば×0.71など)と併用して18-35mm F1.8を「12-24mm F1.2」として使う動画ユーザーがいるはず。10-25mm F1.7ほど広い画角ではありませんが、F1.2の明るさはとても魅力的ですね。

そんなシグマ18-35mm F1.8と見比べてみると、アダプター経由のシグマと比べて少し短くなるようです。(画角やら画質やら互換性やらは置いておくとして)極端なサイズ差は無いので引き続きシグマ18-35mmを使っても良さそうです。

スペック比較

LEICA ズームレンズ

10-25mmの強みはやはり希少なズームレンジと全域F1.7の絞り開放F値。重い・デカい・高いの3重苦を乗り越えて辿り着く新境地。

その一方で高価なレンズにも関わらずナノサーフェスコーティングは施されていない模様。後述しますが、LEICA DG 12mm F1.4もナノサーフェスコーティングが施されていません。12mm F1.4はシグマ設計かもしれないと言われており(特許出願あり)、ひょっとしたら10-25mm F1.7もその可能性があるのかもしれませんね。

追記

コーティングについて邪推してみたものの、よく考えてみるとナノサーフェスコーティングが施されたLEICA DG 25mm F1.4もシグマ設計の可能性があるレンズでした。つまり10-25mm F1.7がシグマ製の可能性があるという理由付けにはなりません。

LEICA 単焦点レンズ

12mm F1.4や25mm F1.4と比べて0.5段暗いレンズ。一方、この明るさで10-25mmのズームレンジをカバーできてしまうのは驚異的。

前述した通りLEICA DG 12mm F1.4と同じくナノサーフェスコーティングが施されていません。比較的安価な15mmや25mmが採用しているのにこれはどういう訳なのか?コーティングが逆光耐性の全てでは無いものの、少し気になるポイント。

10-25mm F1.7の強みは単焦点レンズ群と同程度の明るさを持ちながら、クラッチ構造のマニュアルフォーカスリングやクリックレス仕様の絞りリング、そしてマイクロステップ対応の絞り羽根などで動画撮影に適していること。静止画より動画の需要が多いかもしれません。

オートフォーカスの静音性や高速性も強みと言えそうですね。(この点で弱みと感じるレンズはLEICA DG 25mmくらいですが…)

さらに防塵防滴仕様で環境を選ばず大口径を使用できるのもGood。

PRO ズームレンズ

ぱっとしない比較表となってしまいましたが参考までに。

10-25mmと7-14mmで共存するのは難しそうですが、12-100PROとは使い分けできそう。屋外では12-100PROの広いズームレンジ、屋内では10-25mmの広い画角と明るさが活きてきそうですね。ただし、この2本を買うだけで30万円超えちゃいますが…。

仕方ないとは言え、マイクロフォーサーズでは珍しい77mmのフィルター径が痛い。これが72mmだったら12-100PROや40-150PROと共用できるのですけども…。(300PROが77mm)

SIGMA Art

シグマは本体に加えてレデューサーレンズと組み合わせる前提で検討。

明るさはAPS-C領域でF1.8をカバーするシグマに分がありそうですが、10-25mmの広い画角も捨てがたいところですね。

また、オートフォーカスの互換性や絞り操作などはネイティブMFTの10-25mm F1.7のほうが良いかもしれません。

LEICA DG 10-25mm/F1.7は買いか?

  • 大口径ズームとしては最も明るいレンズ
  • F2.8ズーム2本分、単焦点3~5本分の価格設定
  • AF対応10mm F1.7はMFTで貴重な存在
  • カバーしてる焦点距離の中では最大クラスのサイズ
  • ナノサーフェスコーティングを採用していない
  • 一部の単焦点レンズより動画に適している
  • 一部の単焦点レンズに無い耐候性を持つ

個人的な見解として上記の赤字部分がミソ。

サイズや価格設定、そして現状のボディラインアップを考えると、コンパクトで明るい単焦点レンズと組み合わせるのが多くの人にとってマイクロフォーサーズの最適解となるはず。

しかし、広角10mmからF1.7の明るいレンズとして利用でき、動画撮影に適した操作性と防塵防滴仕様はこのレンズの大きな強み。動画撮影を始め、屋内の近景や厳しい環境の屋外で10-25mm F1.7の特性が活きることでしょう。

個人的には「屋外で12-100PRO、屋内・夜間は10-25mm F1.7」とこの2本で完結できそうな予感。家族旅行で使うには流石に大きすぎるため、GF9+LEICA DG 15mm F1.7を加えれば完璧な体制となるはず。

購入早見表

月産150台らしいのでひょっとしたら品薄状態となるかも?と言うことで私はYahooショッピングで予約済み。発売が8月22日と2か月以上先なので待ち遠しいですねえ。

LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm/F1.7 ASPH.
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo

関連レンズ

サイト案内情報

パナソニック関連ページ

Facebook

Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。

「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。

-Panasonicレンズ, Panasonic広角レンズ, Panasonic標準レンズ, Panasonic関連の情報, カメラ, レンズ, 機材の噂情報・速報, 機材レビュー, 機種比較記事