Nikon Rumorsがニコン「Z 9」に関する噂情報を発信。積層型4500漫画素CMOS、低解像120fps、自動車検出、改良型チルトモニタ、3つ目のマルチセレクタなどなど興味深い情報を得たようです。
すでにお伝えしたように、何人かのフォトグラファーがすでに「Z 9」をテストしており、追加情報も出始めている。Z 9はオリンピックの撮影に参加しており、EXIFデータが消去された画像がネット上にたくさん出回っている。今のところ、私はそれらの画像をオンラインには掲載しない。なぜなら、私はより多くの情報を得ることを望んでいるので、このカメラを使用しているカメラマンを驚かせたくないからだ。
次期ミラーレスカメラ「Z 9」について、いくつかの追加情報を入手した。
- 4500万画素積層型CMOSと確認
- イメージサイズ:8256×5504
- 低解像で最大120fpsに対応
(一部の情報では160fps)- GPS内蔵(おそらくGNSS)
- D6と同じバッテリーで、USB-Cでの充電が可能な新型も登場する
- レンズ交換時にセンサー保護シャッターが動作する
- 人物・動物の瞳検出に加えて車検出を搭載している
- 3Dトラッキングが改善
- ポートレートでも使えるような改良型チルトモニタ
- デュアルCFexpress用の新スタイルのロックフラップ
- 顔を近づけて撮影する際の3つ目のAFジョイスティック
- 撮影スタイルに合わせて調整できる多くの新メニュー
- シャッター音を無音から大音量まで調整可能
- 正式発表は2か月以内だが、部品不足により納期がとても長くなる可能性あり。
とのこと。
東京2020オリンピックが先週終わり、現地で使われていたと思われる「Z 9」に関する情報が続々と届いているみたいですね。これらの情報がどれほど信憑性があるものなのか不明。これら本当だとすると、開発発表時の仕様から分かるように、やはり高解像度な積層型CMOSセンサーとなる模様。(イメージサイズ「8256×5504」はZ 7の出力と同等)
さらにオートフォーカスは3Dトラッキング(おそらくロックオンAFのことだと思いますが)が改良され、自動車検出に対応する被写体認識AFが可能となるようです。これが本当であれば将来的により多くの被写体認識が可能となるかもしれませんね。
「ポートレートにも使えるチルトモニタ」と言えば、富士フイルムやパナソニックの一部カメラで導入しているような3軸チルトでしょうか?静止画メインのカメラであればバリアングルモニタより使い勝手が良さそうですねえ。
さらに、詳細は不明ですが3つ目のジョイスティックを搭載している模様。Z 9の実機写真を見る限り、そのようなセレクタは見当たらず、どこにどのような形で搭載しているのか不明。
シャッター音の調整機能は、メカニカルシャッターの音ではなく、電子シャッター時に疑似的な音を発生させる仕組みかもしれませんね。ポートレートなどシャッター音が必要な現場を想定しているのかもしれません。
参考:Z 9の噂まとめ
Nikon Z 最上位モデル「Z 9」最新情報・噂 まとめページ
噂など
確定情報
- Z 9が開発発表されている
- インタビューで「2021年内」と述べている
- インタビューで「高解像積層型CMOS搭載」と述べている
- 海外認証機関に新型バッテリー「EN-EL18d」が登録されている
- 未発表バッテリー充電器「MH-33」が海外認証機関に登録
最近の噂
- 4500万画素積層型CMOSと確認
- イメージサイズ:8256×5504
- 低解像で最大120fpsに対応
(一部の情報では160fps) - GPS内蔵(おそらくGNSS)
- D6と同じバッテリーで、USB-Cでの充電が可能な新型も登場する
- レンズ交換時にセンサー保護シャッターが動作する
- 人物・動物の瞳検出に加えて車検出を搭載している
- 3Dトラッキングが改善
- ポートレートでも使えるような改良型チルトモニタ
- デュアルCFexpress用の新スタイルのロックフラップ
- 顔を近づけて撮影する際の3つ目のAFジョイスティック
- 撮影スタイルに合わせて調整できる多くの新メニュー
- シャッター音を無音から大音量まで調整可能
- 正式発表は2か月以内だが、部品不足により納期がとても長くなる可能性あり。
噂
- タワージャズ製の完全自社開発のCMOSセンサーとなる
- 2021年8月に複数のフォトグラファーがテストし始める
- 2021年秋ごろZ 9が登場する
- 2021年11-12月に登場する
- Z 8はまだ正式に計画されていない
- Z 9のプロトタイプは来年の東京オリンピックで使用されるかもしれない
- Z 400mm F2.8もまた、来年のオリンピックに向けて登場すると言われている
- Z 9はD6のボディに、R5のイメージング、α9 IIのAF、ブラックアウトフリーのEVFと言われている
- 4600万画素センサー(以前の噂では6100万画素と言われていた)
- 高解像積層型CMOSセンサー
- 20コマ秒連写
- 8K 30p・4K 120p
- 新しいEXPEEDプロセッサ(8K用の設計)
- AFが向上(被写体認識AF)
- デュアルXQD・CFexpress Bスロット
- ISO64-25600 Hi1・Hi2
- 高解像・ブラックアウトフリーEVF
- 新しいユーザーインターフェース
ーD6のような背面サブモニタなし - 新型バッテリー:EN-EL18x
- ギガビットLAN・USB-C・Wi-Fi・GPS(GNSS)
- 6000-7000ドル
参考:開発発表時のプレスリリース
ニコン:フラッグシップモデルのフルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 9」を開発
株式会社ニコン(社長:馬立 稔和、東京都港区)は、「ニコン Z マウント」を採用した初のフラッグシップモデルとなる、フルサイズ(ニコンFXフォーマット)ミラーレスカメラ「ニコン Z 9」の開発を進めています。発売は、2021年内を目指しています。
ニコンの最先端技術を「Z 9」に結集させ、静止画・動画ともに過去最高の性能を発揮することを目指しています。幅広いジャンルで活躍するプロフェッショナルの極めて高いニーズに応えるべく、鋭意開発を行っています。
新開発のニコンFXフォーマット積層型CMOSセンサーと画像処理エンジンを搭載。また、次世代の映像表現を見据え、8K動画撮影をはじめとした、さまざまなニーズやワークフローに応える多彩な動画機能を有します。
「Z 9」は、道具としての使い心地を極め、これまでの一眼レフカメラ、ミラーレスカメラを超える新しい映像体験を提供します。
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