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DPReviewがRF24-50mm F4.5-6.3 IS STMのサンプルギャラリーを公開

DPReviewがキヤノン「RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM」のサンプルギャラリーを公開。EOS R8とEOS R7を使用した写真92枚を公開。大部分が自由に撮影した写真ですが、一部に定点撮影の作例あり。

DPReview:Sample gallery: The Canon RF 24-50mm goes to New Orleans (and elsewhere)

RF 24-50mm F4.5-6.3 IS STMをEOS R8とEOS R7で試用する機会を得た。
クロップセンサーのボディでは38-80mm相当の画角で、ちょっと使いにくいが、フルサイズのRFボディでは、古典的な広角から標準までをカバーするキットズームになる。

しかし、十分な光量があれば、ピント合わせが早く、手ぶれ補正も効き、気持ちのいいほどシャープな画像を得ることができる。また、プラスチック製の沈胴構造デザインのため、重さを感じない。このギャラリーのサンプルでは、互換性の問題から、Capture Oneではなく、Adobe Camera Rawで処理されている。

2023年4月発売のフルサイズ対応RFレンズ。他社でも導入が始まっている、沈胴構造を採用した収納性に優れる標準ズームですね。標準域をカバーするRFズームレンズの中では最も小さく軽量で、低価格を実現。EOS R8やRPのような小型ボディと相性が抜群ですが、ズームレンジが狭いうえ、開放F値が大きく、出来ることは限られています。

DPReviewは小型軽量なEOS R8とEOS R7と組み合わせて撮影した写真92枚を公開。自由に撮影した写真をメインとして、一部に定点撮影で絞りによる変化を確認できるカットがいくつか存在します。R7のAPS-C 3000万画素センサーでも十分シャープに見えますが、絞り開放は球面収差や色収差などが少し残っているように見えます。このレンズをAPS-Cで使う人はそう多くないと思いますが、風景シーンで使うならF8くらいまでしっかりと絞ったほうが良さそう。フルサイズ 2400万画素のEOS R8と組み合わせると、キットレンズながら余裕のある光学性能と言った印象。

私もEOS R8と共に入手。ショートズームが功を奏したのかズーム全域で一貫した解像性能を得ることができます。さらにキヤノンの廉価標準ズームとしては珍しく、フレーム隅まで安定した結果で驚きました。近距離のチャートテストではピークの性能が低下するものの、遠景ではEOS R5でも満足のいく結果が得られます。この際の結果は2本の24-105mmよりも良好。

望遠側の接写では球面収差がほどよく残って後ボケが滑らかで綺麗。このクラスのズームレンズとしては前後のボケも滑らかです。さらに色収差もよく抑えられ、逆光耐性も悪くありません。全体的に見て、EOS R8のキットレンズとしては高性能なズームレンズに仕上がっています。このズーム域で問題ないのであれば、おススメの一本です。

キヤノン RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM 最新情報まとめ

RF24-50mm F4.5-6.3 IS STM
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レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年4月下旬 初値 45,342円
マウント RF 最短撮影距離 0.3m(24mm)
0.35m(50mm)
フォーマット フルサイズ 最大撮影倍率 0.11倍(24mm)
0.19倍(50mm)
焦点距離 24-50mm フィルター径 58mm
レンズ構成 8群8枚 手ぶれ補正 4.5段分
開放絞り F4.5-6.3 テレコン -
最小絞り F22-32 コーティング 不明
絞り羽根 7枚
サイズ・重量など
サイズ φ69.6mm×58mm 防塵防滴 -
重量 210g AF STM
その他 沈胴構造
付属品
キャップ

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