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タムロン「30mm F1.4」「40mm F1.4」「50mm F1.4」などミラーレス用大口径レンズの特許出願

2022年月10日25付けでタムロンの気になる特許出願が公開。フルサイズミラーレス向けの大口径レンズ「30mm F1.4」「35mm F1.4」「40mm F1.4」「50mm F1.4」を想定したような光学系の実施例を含んでいます。

概要

  • 【公開番号】P2022162600
  • 【公開日】2022-10-25
  • 【発明の名称】光学系及び撮像装置
  • 【出願日】2021-04-13
  • 【出願人】
    【識別番号】000133227
    【氏名又は名称】株式会社タムロン
  • 【課題】F値が小さい明るい大口径レンズでありながら、フォーカス変動時の像面変動及び色収差が抑えられた光学系及び撮像装置を提供する。
  • 【背景技術】
    【0002】
    近年、フルサイズミラーレスカメラの需要が拡大する中、センサ高画素化やモニタ等の高解像度化に伴う高解像度対応のレンズが求められてきている。
  • 【0006】
    しかしながら、特許文献1に記載の光学系では、第1レンズ群と第2レンズ群のパワー配置が適切ではないため、第1レンズ群を構成するレンズの径が相対的に大きくなる。そのため製品全体が大型化してしまう。また、合焦の際の像面変動及び色収差補正が不十分であり、光学性能の向上が求められる。
  • 【0007】
    特許文献2に記載の光学系では、単レンズ群により合焦させているため、無限遠から最至近にかけての合焦の際、像面変動が大きくなる。そのため合焦全域での像面変動の抑制が求められる。
  • 【0008】
    特許文献3に記載の光学系は、フローティングフォーカス方式により合焦を行う。合焦の際に移動するレンズ群内に用いられるレンズは、異常分散性が低いガラスを使用している。そのため合焦全域での軸上色収差及び倍率色収差の補正が不十分であり、結像面での色にじみが目立ってしまう。
  • 【0009】
    本件発明の課題は、F値が小さい明るい大口径レンズでありながら、合焦全域での像面変動及び色収差が抑えられた光学系及び撮像装置を提供することにある。

実施例1

  • 焦点距離:33.3896
  • F値:1.4500
  • 半画角:32.8185
  • 像高:21.633
  • バックフォーカス:17.500

実施例2

  • 焦点距離:40.3989
  • F値:1.4100
  • 半画角:27.8608
  • 像高:21.633
  • バックフォーカス:17.487

実施例3

  • 焦点距離:48.5017
  • F値:1.4399
  • 半画角:23.7670
  • 像高:21.633
  • バックフォーカス:18.1462

実施例4

  • 焦点距離:45.5424
  • F値:1.4500
  • 半画角:25.1291
  • 像高:21.633
  • バックフォーカス:17.5015

実施例5

  • 焦点距離:31.4732
  • F値:1.4601
  • 半画角:34.5150
  • 像高:21.633
  • バックフォーカス:17.5000

タムロンのフルサイズミラーレス用レンズは数あれど、大口径単焦点レンズは未着手の分野ですね。既に純正レンズのラインアップが揃っている他、シグマやサムヤンなどレンズメーカーが勢揃いしている競争の激しいカテゴリでもあります。タムロンがここに満を持して新製品の投入を計画しているのでしょうか?特許出願にはいくつもの準広角・標準のF1.4大口径レンズを想定したような光学系の実施例が含まれています。

仮に新製品がこれらの中から登場するとしたら、タムロンらしく間隙を突くような「30mm F1.4 Di III」や「40mm F1.4 Di III」あたりが登場するかもしれませんね。個人的に30mmや40mmの大口径レンズは使ってみたいですねえ。

タムロンDi IIIシリーズ一眼

フルサイズ

APS-C

マイクロフォーサーズ

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