セールカメラのキタムラ 夏のカメラ祭 -8/24
クーポンDXOソフト 新規アカウントで20%OFF クーポンコード【asobinet】

OLYMPUSレンズ カメラ レンズ 機材レビュー 管理人レビュー

M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO レビューVol.5 周辺減光・逆光編

このページではOM SYSTEM「M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO」の周辺減光や逆光耐性ついてレビューを掲載しています。

M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PROのレビュー一覧

周辺減光

周辺減光とは?

周辺減光とは読んで字のごとく。フレーム周辺部で発生する不自然な光量落ちを指す。中央領域と比べて光量が少なく、フレーム四隅で露出不足となる傾向。主に大口径レンズや広角レンズで強めの減光が発生する。

ソフトウェアで簡単に補正できる現象だが、露出不足を後処理の補正(増感)でカバーするため、ノイズ発生の原因となる点には注意が必要。特に夜景で高感度を使う場合はノイズが強く現れる可能性あり。

実写で確認(最短撮影距離:無限遠)

最短撮影距離、無限遠どちらでも絞り開放で目に付く光量落ちが発生する。フラットな露出結果を得たい場合にはF2.8~F4まで絞るか、ソフトウェアによる修正が必要となる。極端な光量落ちでは無いので、撮影後の増感でも目立つノイズ増は発生しにくいと思われる。

逆光耐性・光条

中央

完璧とは言えないが、複雑な光学設計のM.ZUIKO PROシリーズとしては良好な逆光耐性に見える。ゴーストに対処する必要があるものの、フレアによるコントラストの低下は目立たない。

フレア・ゴーストの影響はほとんどない。PROレンズの中では良好な逆光耐性だ。絞っても結果は悪くない。

光条

F5.6付近からシャープな光条が発生し始める。回折とのバランスを取るのであればF8付近が最適解だが、F11~F16で最もシャープな光条となる。M.ZUIKOレンズとしては良好な光条だ。

まとめ

周辺減光は絞り開放でいくらか目立つものの、絞りを絞った風景撮影では目立たず、絞り開放の接写では光量落ちが良いアクセントになる。特に問題視するような光量落ちは発生していない。

逆光耐性は”PROレンズとしては”なかなか良好で、フレーム外・フレーム周辺部から入る強い光でゴーストが発生しにくいのは評価すべきポイント。特に複雑な光学設計が多いPROレンズにおいて、この逆光耐性は役に立つと思う。

もちろん完璧からは程遠く、特に強い光源をフレーム中央付近に配置するとゴーストが発生しやすい。PROレンズでよく見るマゼンダ系の不自然なゴーストは避けたいところ。

同じ方向でもフレームをずらすことでフレアやゴーストを大幅に低減することが出来る。

購入早見表

M.ZUIKO DIGITAL ED 20mm F1.4 PRO
OM SYSTEM ストア
楽天市場 Amazon キタムラ Yahoo

作例

オリジナルデータはFlickrにて掲載

関連レンズ

関連記事

-OLYMPUSレンズ, カメラ, レンズ, 機材レビュー, 管理人レビュー
-,