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M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 交換レンズレビュー 遠景解像編

オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」のレビュー第二弾を公開。今回は恒例の撮影地点でテストした遠景解像性能をチェックしています。

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 レビュー一覧

遠景解像力

テスト環境

今回は古いレンズをサクッとレビューするためにチェック内容を簡潔にしている。

  • 撮影日:2022-4-13
  • カメラ:LUMIX G9 PRO
  • 三脚:Leofoto LS-365C
  • 雲台:Leofoto G4
  • 露出:絞り優先AE ISO 200
  • 撮影モード:ハイレゾ(8000万画素)
  • RAW:Adobe Lightroom Classic CC
    ・シャープネスオフ
    ・色収差補正オフ
    ・レンズ補正 オフにできない

9mm

中央

絞り開放からシャープな結果を得られ、絞っても大きく改善しない。8000万画素ハイレゾRAWでこれだけの結果が得られれば御の字だ。

周辺

周辺部も絞り開放から非常に良好で、絞ると僅かに向上するが顕著な改善は見られない。

四隅

絞り開放は中央や周辺部と比べるとソフトで、絞ると目に見えて改善する。解像性能は向上するが、それでも中央や周辺部と同等のコントラストは期待できない。

11mm

中央

9mmと同じく絞り開放から非常に良好だ。絞ってもこれと言った改善は見られない。

周辺

中央と同じく非常に良好で、絞っても顕著な改善は見られない。

四隅

9mmと同じく絞り開放がソフトで、絞ると改善するが中央や周辺部ほどではない。

14mm

中央

広角側と同じく絞り開放からほとんどピークの性能だ。

周辺

広角側と比べると絞り開放のコントラストが少し低下する。絞りによる改善は間違いなくあるので、ベストを尽くす場合はF5.6~F8まで絞ると良いだろう。

四隅

広角側と比べるとまずまず良好だが、やはり開放は少し甘い。F8まで絞るとコントラストを含めて大きく改善する。

18mm

中央

他の焦点距離と同じく絞り開放からピークの性能だ。

周辺

中央と比べると少しソフトで、絞ると少し向上するが大きな改善は見られない。

四隅

絞り開放は少しソフトで低コントラスト。絞っても顕著な改善は見られないが、解像性能は向上しているように見える。

まとめ

フレーム隅に向かって性能は低下するし、「M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO」などと比べて見劣りする部分があるのは確かだ。しかし、小型軽量で手ごろな価格設定から想像していた解像性能よりもずっと良好な結果となった。ズーム全域で絞り開放から良好な中央解像を得ることができ、周辺部や隅も1~2段絞ると許容範囲内の画質が得られる可能性が高い。

少なくともOM-1やLUMIX G9の8000万画素ハイレゾに十分耐えうる画質である。最高の単焦点レンズと比べると少し線が太く感じるかもしれないが、2000万画素の通常撮影よりも高解像な結果を得ることができ、フレームの大部分で恩恵を受けることができる。過去の値付け(6万円前後)であれば価格なりと評価したかもしれないが、3万円前後の広角ズームと考えるとコストパフォーマンスはとても良好だ。

妥協点があるとすれば広角端9mmや望遠端18mmにおける隅の画質だ。ここは絞っても大きく改善しないうえ、コントラストが少し低い。とは言え、厄介な非点収差やコマ収差は見られず、実写で問題と感じることは無い。

お金に余裕があるのなら、個人的には「LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm F2.8-4.0 ASPH.」が最もおススメできる広角ズームレンズだと考えているが、もしも手ごろな価格で広角ズームを使ってみたいと思うなら、このレンズも魅力的な選択肢の一つになると思う。

購入早見表

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
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