このページで七工匠「7Artisans 50mm F1.05」に関する情報を収集しています。
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- 2020-10-30:七工匠「7Artisans 50mm F1.05」が正式発表されたので専用の情報収集ページを作成しました。既にB&Hでは販売が開始されています。RF・Z・E・Lマウント対応、それぞれ486ドルとリーズナブル。国内での取り扱いに関する情報は今のところありません。
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海外の評価
Sony Alpha Blog
Sony Alpha Blog:7 Artisans 50mm F1.05
- レンズの紹介:
・重量:606g
・価格:486ドル
・絞り:F1.05-F16
・全長:86.2mm
・直径:60.5mm
・フィルター:58mm
・絞り羽根:13枚
・最短撮影距離:57cm
・金属製レンズキャップ
・フルマニュアルレンズ
・クリックレスの絞りリング
・レンズフードなし
・革製ケース - ビルドクオリティ:
・総金属製の優れたビルドクオリティだ。
・レンズの表示はプリントではなく刻印である。
・レンズには素敵革製ポーチが付属している。 - 携帯性:
・記載なし。・ - 操作性:
・絞りリングとフォーカスリングはどちらも滑らかに回転する。
・クリックレスの絞りリングは動画撮影に最適だ。 オートフォーカス:- マニュアルフォーカス:
・フォーカスブリージングが目立つ。 - 手ぶれ補正:
- 解像性能:
・α7R IVでテストした。
・中央は絞り開放で平凡だ。F4でのみ優れた結果となる。
・四隅はとても悪く、F4に絞って平凡に達する。
・F1.05?F1.4の性能は平凡だ。7Artisans 35mm F0.95のほうが優れている。
・ポートレートでの実写でF1.05はとてもソフトだ。ピークに近づけるためにはF2付近まで絞る必要がある。
・コントラストは良好だ。
・肌の描写はとても良好である。 - 像面湾曲:
・記載なし。 - ボケ・色:
・絞り開放の玉ボケはとても良好だ。絞っても円形を維持しているが、F2.8以降で縁取りに色づきがある。
・後ボケはとても良好だ。柔らかく心地よい描写である。
・発色はとても良好だ。自然でバランスが取れている。
・コントラストは良好である。 - 色収差:
・絞り開放で目に付く。
・倍率色収差はとても強い。 - 球面収差:
・記載なし。 - 歪曲収差:
・とても小さい樽型だ。 - 周辺減光:
・周辺減光がF1.05で目に付くが強すぎず、F2で解消する。 - コマ収差:
・記載なし。 - 逆光耐性:
・平凡以下だ。F1.05でゴーストが目立ち、F16で強いフレアが発生する。
・F16まで絞っても光条は発生しない。 - 中一光学との比較:
・7Artisansは少し軽量で安価だ。
・絞り羽根は7Artisansのほうが多い。
・最短撮影距離は7Artisansのほうが少し長い。
・ビルドクオリティは似ている。どちらも良好だ。
・絞りリングは7Artisansのほうが滑らかに回転する。
・中一光学は7Artisansよりも少しシャープだ。
・どちらも同程度の歪曲だ。
・7Artisansは中一光学よりも周辺減光が少なく、逆光耐性は良好だ。
・玉ボケは7ArtisansがF2まで絞っても円形を維持している。
・中一光学はヴィンテージ調の色だが、7Artisansはより自然だ。
・後ボケはどちらも滑らかな描写である。 - 作例集
総評
7Artisans 50mm F1.05はとても素敵でドリーミーな雰囲気のポートレートレンズだ。強みは後ボケと玉ボケ、とても優れた自然な色、優れたコントラストだ。シャープネスは6100万画素では平凡とまりだが、2400万画素のカメラであれば何の問題も無い。
レンズはとても良好な作りで、エルゴノミクスはマニュアルフォーカスに適したものだ。中一光学と比較してコンパクトで軽量なレンズに仕上がっている。中一光学のほうがF4よりも明るい場合にシャープだが、発色はビンテージ調でコントラストはあまり良くない。7Artisansはあまりシャープでは無いが、ボケやコントラスト・色が優れている。
リーズナブルな価格でF1.0の世界を味わえる素晴らしいレンズだ。
長所:とても滑らかな後ボケ・とても良好な色・絞っても優れた玉ボケ・F2.8で良好な中央解像・F1.05としてはリーズナブル・開放から良好なコントラスト・穏やかな周辺減光・低歪曲・動画で優れた描写・優れたビルドクオリティ・滑らかなフォーカスリングと絞りリング・コンパクト
平凡:絞り開放のシャープネス・色収差・重量
短所:最短撮影距離・逆光耐性・ブリージングが目立つ・四隅が甘すぎる・絞っても光条ができない・レンズフードなし
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