このページでは一眼カメラ用交換レンズ「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」の情報を収集しています。
更新履歴
- 2019-02-13:PhotographyBlogがレビューを掲載しています。
- 2019-01-07:DPReviewがサンプルギャラリーを公開しました。
- 2018-12-08:ePHOTOzineがレビューを掲載しています。
- 2018-10-24:KASYAPAが作例を掲載しました。
- 2018-09-24:作例リンクを3点追加しました。
- 2018-09-16:Flickr Groupに専用ページが作成されています。ユーザー投稿はまだっぽいですね。
- 2018-09-11:optyczne.pl(Lenstip)が作例を掲載しています。そのうちレビューが公開されそうですね。
- 2018-08-23:正式発表されました。
- 2018-08-23:以前に開発発表されていた本レンズが本日予約開始すると噂が出回り始めたのでページを作成しました。購入早見表をひとまず作成。
レンズデータ
レビュー・作例・参考サイト
購入早見表
AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR | |||
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バヨネットフード HB-84 | |||
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レンズセミソフトケース CL-M5 | |||
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レンズデータ
レンズ仕様
型式 | ニコンFマウントCPU内蔵Eタイプ、AF-Sレンズ |
---|---|
焦点距離 | 500mm |
最大口径比 | 1:5.6 |
レンズ構成 | 11群19枚(EDレンズ3枚、PF(位相フレネル)レンズ1枚、ナノクリスタルコートあり、最前面のレンズ面にフッ素コートあり) |
画角 | 5°(FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 3°10′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) |
ピント合わせ | IF(ニコン内焦)方式、超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能 |
手ブレ補正 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:4.0段※CIPA規格準拠 VRモード:NORMAL, SPORT 三脚使用時ブレ補正:有り |
撮影距離目盛 | ∞?3.0m |
最短撮影距離 | 3.0m |
最大撮影倍率 | 0.18倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | f/5.6 |
最小絞り | f/32 |
測光方式 | 開放測光 |
フォーカス制限切り換えスイッチ | FULL(∞?3.0m)と∞?8.0mの2段切り換え |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 95mm(P=1.0mm) |
寸法 | 106mm(最大径)×237mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約1460g |
付属品 | ? 95mmスプリング式レンズキャップLC-95 ? レンズ裏ぶたLF-4 ? バヨネットフードHB-84 ? レンズセミソフトケースCL-M5 |
MTFチャート
レンズ構成図
関連レンズ
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- AF-S NIKKOR 800mm f/5.6E FL ED VR
- 500mm F4 DG OS HSM|Sports
- APO 200-500mm F2.8/400-1000mm F5.6 EX DG
- APO 300-800mm F5.6 EX DG HSM
海外の評価
ePHOTOzine
- フード・キャップ無しで1460g、フード付きで1550gと軽量コンパクトで感心した。Nikon D810との組み合わせはとても良好だ。手持ち撮影で何時間も使用することが出来る。
- オートフォーカスは高速かつ静かで正確だ。ただし、低照度でライブビューを利用するとAFが迷うことがある。
- フォーカスリミッターは「FULL」「8m?∞」だ。
- レビュー期間中にリングタイプのフレアは発生しなかったが逆光時にコントラストが低下する傾向がある。
- シャープネスは隅から隅まで一貫してとても均質だ。中央と四隅は共にF5.6からF16までとても良好で、F16以降はソフトとなってゆく。F22とF32はシャープでは無いが、被写界深度優先なら使うことが出来る。
- 色収差は中央も端もとても良好に補正されている。
- 歪曲は0.40%の糸巻き型だ。望遠レンズとしては優れた結果だ。
- ボケは美しく滑らかだが、後ボケは騒がしい。
- 周辺減光は絞り開放で-0.7EVと問題無い。
- 手振れ補正は公称値どおり4段だ。
- とても優れたレンズだが非常に高価だ。安いわけでは無いが、他社のレンズを考慮すると妥当だろう。
軽量・コンパクト・ハイクオリティとしっかりまとまったレンズだ。おそらく500mmレンズの中では最も扱いやすい一本のはずだ。強くおススメできる超望遠レンズだ。
長所:高いシャープネス・低歪曲・低色収差・程よい周辺減光・小型軽量・効果的な手振れ補正・メモリリコール機能・防塵防滴
短所:高価・フレアは発生するが対応可能・低照度でAFが迷う
Lenstip
- 2.5cmほどマウント面から奥に入り込んだ後玉は固定されており動かない。周辺はマットな黒色の塗装が施されレンズ内部は完全に密閉されているように見える。
- 三脚座は三脚環ごと取り外すことは出来ないが、プレートを付けねから切り離すことが可能だ。プレート・環はどちらも金属製だ。
- 33mm幅のフォーカスリングは滑らかに動作し、適度な抵抗量だ。ピント全域を移動させるための回転角は約200°である。オートフォーカスレンズとしてはとても良好な数値だ。
- レンズ鏡筒周囲に配置されたボタンにはAF-Lやメモリーリコール、AF-onなどを設定可能だ。
- 手振れ補正は公称値を上回る4.3EVとなった。これは優れたパフォーマンスであり賞賛に値する。
- 解像度:
・中央:43lpmmと完璧に近く賞賛すべきパフォーマンスだ。
・隅:シンプルに”最上級”と評価できるものだ。
・どちらも絞り開放付近が最良の結果となる。本当に良好な光学性能である証と言えるだろう。 - 軸上色収差の痕跡は全くない。
- 倍率色収差は0.03%?0.04%と非常に低く抑えられている。実写ではまず気づかないだろう。拍手喝采!
- 球面収差に関して何の問題も無い。
- 歪曲はDXセンサーで0.19%の糸巻き型、FXセンサーで0.39%となる。どちらも低く抑えられ実写では目立たない。
- 絞り値に関係なくコマ収差は素晴らしい補正だ。
- 非点収差は5.9%となり、とても低い・低いの境界線上だ。
- ボケは完璧だが口径食の影響を僅かに受ける。
- 周辺減光はDXで-0.45EV、FXでは-0.69EVとなる。
- フレアやゴーストは深刻な問題とはならず、かなり限定的だ。全体的なコントラスト損失は大きくPFレンズの深刻な欠点だ。光源が遠く離れていてもコントラスト低下が発生する。Capture NX-Dの「PF フレアコントロール」を適用するとやっかいな問題ではなくなる。
- オートフォーカスはSWM駆動だが動作音は少し騒々しく驚いた。そしてピント距離銭機を0.8-0.9秒で移動する速度は見事な結果とは言えない。幸いにもフォーカスリミッターを使うことで0.3?0.4秒に短縮できる。D3xよりもD500との組み合わせのほうがAFの動作に迷いが無かった。
- 3mの接写性能は特に見事なパフォーマンスでは無いが、小鳥をフレーム一杯に埋めることができる程度の撮影倍率を持っている。3mで十分と言えるがマクロ的な写真を撮れない。
長所:優れた中央画質・とても良好なDXフレームの画質・良好なフレーム隅の画質・無視できる軸上色収差・僅かな倍率色収差・僅かな球面収差・実質ゼロ歪曲・完璧なコマ収差補正・良好な非点収差補正・僅かな周辺減光・静かで正確なAF・とても効果的な手振れ補正
短所:逆光でコントラスト低下が著しい
このレンズをテスト後に返却しなければならないのは残念だ。私はアマチュアとして野鳥撮影が大好きであり、このような小型軽量で便利なレンズが好みである。
逆光耐性は我々が見つけた唯一の欠点だが、フードを装着し、フレーミングに気を付ければうまくいくはずだ。数多くの重要な長所とただ1つの欠点を持つこのレンズは「エディターズチョイス」賞に相応しいものである。
PhotographyBlog
- 1460gの本レンズは現行の500mm単焦点AFレンズとしては最軽量となる。少し明るい「AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR」と比べて半分以下の重量と素晴らしい成果だ。また位相フレネル素子と従来の屈折レンズを用いた優れた色収差補正を実現している。
- 驚くほどコンパクトで「AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR」より150mm短い上に、同社の70-200mm F2.8と比べてそれほど長くない。D850との組み合わせで上手くバランスが取れている。
- フォーカスリミッターは8m?∞、FULLの2種類を選択できる。
- 4つ配置されたボタンにはメモリーリコールの他、フォーカス開始やAF停止機能を割り当てることが可能だ。
- 27mm幅のフォーカスリングは135度の回転角で滑らかに動作する。
- オートフォーカスは程よく高速で静かな動作だ。
- 色収差はとても良好に補正されている。
- 絞り開放で四隅にかなりの量の減光が発生する。これを解消するためにはF11まで絞る必要があるだろう。
- ボケの評価には個人差があると思うが、我々の見解としては素晴らしい描写だ。
- D850のような要求レベルの高い4500万画素センサーを用いてもフレーム中央はとてもシャープだ。F11-F16でも良好な結果だが、少し絞るだけでも改善する。フレーム端はF8で最もシャープな結果となる。
F4よりも遥かに手頃な価格で軽量、コンパクトで高画質だ。シャープネスは絞り開放から優れており、F16まで一貫している。周辺減光は顕著だが、色収差や歪曲収差は最小限に抑えられている。本当に500mm F4が必要な人以外にとって魅力的な選択肢だ。
IMAGING RESOURCE
- 焦点距離と絞り値を考慮するとこのレンズはとてもコンパクトで軽量だ。Nikon Z 7、D500、D800Eo組み合わせてバランスは取れている。70-200mm f/2.8のようだ。
- レンズフードを装着すると数インチ長くなるが、それでも非常にコンパクトな500mmだ。
- 500mm F4Eと比べて1段暗く、光学性能の面で少し利点を無くすが、F4Eの半分よりも軽量だ。これは明らかな違いである。手持ちでの長時間撮影が遥かに簡単なものとなり、さらに価格も比べてとても安い。
- 500mm F4Eと比べて安価だが、プロフェッショナルなビルドクオリティを持ち、防塵防滴、マグネシウム合金鏡筒である。
- 回折素子を利用しているため逆光におけるフレアには注意が必要だ。イメージにリング状のフレアが発生することがある。
- とてもシャープなレンズでトリミング耐性に優れている。F5.6から見事なパフォーマンスで感心した。
- 周辺減光は最小限だ。
- ボケ質はかなり良い。
- 手振れ補正は良く効き、低照度でもオートフォーカスはうまく動作する。
- オートフォーカスはZ 7・D500・D800Eそれぞれ高速で正確にロックする。
- 手振れ補正をオンにした状態で1/25秒の手持ち撮影が可能だ。このレンズでここまでシャッタースピードを遅くしたいと思う状況は少ないかもしれないが、それでも手振れ補正はとても良好だ。
Like:軽量・絞り開放から見事なシャープネス・高速AF・良好な手振れ補正
Dislike:回折素子によるフレア・最短撮影距離
F4Eよりもかなり小型で軽量、そして約7,000ドルも節約できる。シャープで高速、軽量なこのレンズは野生動物やスポーツフォトグラファーに最適な選択肢だ。
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