このページでは一眼カメラ用交換レンズ「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」の情報を収集しています。
更新履歴
- 2017.11.13:D850を手に入れて、ジワリジワリとこのレンズが気になり始めたので再リサーチ。後ボケが大きく滲むためF1.4と言う口径以上にボケが大きく感じられますね。う?ん、悩ましいレンズだ。
- 2015.12.29:ページを公開
データベース
レンズの特徴
中央解像力 | 開放 甘い ピーク 非常に良好 ピーク F4-F8 |
周辺解像力 | 開放 甘い ピーク 良好 ピーク F5.6-F11 四隅はF8? |
軸上色収差 | やや目立つ F5.6で解消 |
倍率色収差 | 良好 |
球面収差 | 問題無し | コマ収差 | 軽微 比較的良好 |
非点収差 | 中程度 | 歪曲 | 樽型 小 |
周辺減光 | 比較的良好 F2.8でほぼ解消 |
逆光耐性 | 強くはない |
AF | 並 | MF回転角 | 130° |
最短撮影距離 最大撮影倍率 |
0.58m 0.12倍 |
手ぶれ補正 | ー |
フィルター | 72mm | 重量 | 385g |
ボケ傾向 | 前ボケ…やや硬調、後ボケ…非常に滑らかで滲むボケ 玉ボケ…とても滑らかだが色づきと口径食あり |
||
備考 | ナノクリスタルコート・プラスチック素材多め 近接と無限遠で解像力の傾向に差がある |
レビュー・作例・参考サイト
管理人レビュー
- AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gの描写性能をチェックする【機材レビュー】
- AF-S NIKKOR 58mm F1.4Gの無限遠解像力をチェックする【機材レビュー】
- AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G レンズ外観・実写レビュー
レビュー
購入早見表
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G | |||
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ソフトケース CL-1015 | |||
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レンズキャップ72mm LC-72(スプリング式) | |||
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バヨネットフード HB-68 | |||
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フィルター購入早見表
プロテクト | C-PL | ND | ソフト |
X-CAP |
レンズデータ
レンズ仕様
型式 | ニコンFマウントCPU内蔵Gタイプ、AF-Sレンズ |
---|---|
焦点距離 | 58mm |
最大口径比 | 1:1.4 |
レンズ構成 | 6群9枚(非球面レンズ2枚、ナノクリスタルコートあり) |
画角 | 40°50′(35mm判一眼レフカメラ、FXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) 27°20′(DXフォーマットのデジタル一眼レフカメラ) |
撮影距離情報 | カメラへの撮影距離情報を出力可能 |
ピント合わせ | 超音波モーターによるオートフォーカス、マニュアルフォーカス可能 |
撮影距離目盛 | ∞?0.58m |
最短撮影距離 | 0.58m |
最大撮影倍率 | 0.12倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
絞り方式 | 自動絞り |
最大絞り | f/1.4 |
最小絞り | f/16 |
測光方式 | 開放測光 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 72mm(P=0.75mm) |
マウントアダプターFT1適否 | AF駆動可 |
寸法 | 約85mm(最大径)×70mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約385g |
MTFチャート
レンズ構成図
紹介
ニコンが2013年より運用を開始した収差計測装置『OPTIA』の運用を開始した。これはボケや質感・奥行き感と言った従来の測定方法では計測しきれなかった『レンズの味』を定量的に測定出来るようにしたもの。過去の銘玉をこの装置で測定を行う事で、「どういった要素が銘玉になるのか」を導き出す手間を大幅に短縮出来るそうな。自社・他社問わず、銘玉と呼ばれるレンズは既に計測しているらしい。
光学設計者のさじ加減が重要だった今までの設計に対して、メーカーが基本理念に基づいたレンズを安定して設計出来る点はかなり頼もしい。ニコンでは、3次元の被写体を2次元の写真で高い奥行き感や質感を再現する事を『3次元ハイファイ(高再現性』と銘打って展開している。
このレンズは解像力チャートでは見えてこない『レンズの味』を『3次元ハイファイ』として確立し、銘玉たるべき銘玉としてリリースされた第一号のレンズとなる。
その焦点距離は58mmという往年の銘玉、『ノクトニッコール58mmF1.2』を踏襲したものだ。サジタルコマフレアの発生を極限まで抑えこむ事で「点光源を点として写す」という基本理念を受け継いだレンズ。さらに『3次元ハイファイ』の設計思想を組み込み、解像力チャートでは見えてこない銘玉らしい収差の残し方をする独特なレンズに仕上がっている。
特に海外の解像チャートのサイトとは相性の悪いレンズなので、あまりチャート・スコアは気にせずに作例を確認してグッと来るものがあれば検討。フレアを抑えたコントラストの高いシャープな像が好みであればやはり検討出来る。ふわっとした表現の中にもシャープさは残る傾向があるので、その点は要チェック。
競合レンズ
Fマウント対応の大口径標準単焦点は非常に多い。当ウェブサイトで紹介しているレンズだけでも10以上。
- AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
- AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G
- Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D
- Ai AF Nikkor 50mm f/1.4D
- Ai Nikkor 50mm f/1.2S
- 50mm F1.4 DG HSM
- 50mm F1.4 EX DG HSM
- SP 45mm F/1.8 Di VC USD (Model F013)
- Milvus 1.4/50
- Otus 1.4/55
- Planar T* 1.4/50
- VoightLander ULTRON 40mm F2 SLII N Aspherical
- Voigtlander ULTRON 40mm F2 Aspherical SL II S
サイト案内情報
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