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2020年に値上がり確定のオリンパスPROレンズを値上がり前の今買うならどれだ?

【ニュース】EOS R5正式発表

オリンパスが2020年2月にマイクロフォーサーズ用交換レンズ「PRO」シリーズを値上げすると予告。値上げ幅は全体的に約10%と大きく、PROレンズ購入を検討していた人とって頭の痛い話ですねえ。

今回は9本中7本のPROレンズを使って来た身として、「今買うべきPROレンズ」を考えていきましょう。

どれほど値上がるのか?

製品名 旧価格(希望小売価格) 新価格(希望小売価格)
M.ZUIKO DIGITAL
ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
135,000円
(税込み148,500円)
147,500円
(税込み162,250円)
M.ZUIKO DIGITAL
ED 17mm F1.2 PRO
165,000円
(税込み181,500円)
180,000円
(税込み198,000円)
M.ZUIKO DIGITAL
ED 25mm F1.2 PRO
165,000円
(税込み181,500円)
180,000円
(税込み198,000円)
M.ZUIKO DIGITAL
ED 45mm F1.2 PRO
165,000円
(税込み181,500円)
180,000円
(税込み198,000円)
M.ZUIKO DIGITAL
ED 300mm F4.0 IS PRO
370,000円
(税込み407,000円)
420,000円
(税込み462,000円)
M.ZUIKO DIGITAL
ED 7-14mm F2.8 PRO
170,000円
(税込み187,000円)
185,000円
(税込み203,500円)
M.ZUIKO DIGITAL
ED 12-40mm F2.8 PRO
107,000円
(税込み117,700円)
118,750円
(税込み130,625円)
M.ZUIKO DIGITAL
ED 12-100mm F4.0 IS PRO
175,000円
(税込み192,500円)
195,000円
(税込み214,500円)
M.ZUIKO DIGITAL
ED 40-150mm F2.8 PRO
185,000円
(税込み203,500円)
205,000円
(税込み225,500円)
M.ZUIKO DIGITAL
ED 40-150mm F2.8 PRO
テレコンバーターキット
208,000円
(税込み228,800円)
228,750円
(税込み251,625円

実質的に高価なレンズほど値上がりしており、特に「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」は5万円の値上げとなるのでかなり痛い。キャッシュバックキャンペーンで2万円相当の還元がある今現在と比べると、実質的に7万円の差となります。300mm F4を検討しているのであれば2月までにとっとと買ってしまうのが良いように見えます。

どのPROレンズがおススメか?

正直に言うと「買いたいけど、てをこまねいていたレンズ」に手を出すのがベスト。買いたいPROレンズが複数ある場合、どのレンズを優先すべきか参考になれば幸いです。

優先順位を付けるとしたら

詳細は後述するとして、個人的に優先順序を付けるとしたら以下の通り。

  1. M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
    (最も高価なPROレンズで値上がりの影響が大きい)
  2. M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
    (つぶしが利くポテンシャルの高い高倍率ズーム)
  3. M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
    (ハイパフォーマンスな大口径望遠ズーム)
  4. M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
    (7~9mmで貴重な明るい広角ズーム)
  5. M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
    (F1.2 PROの中では汎用性が高い画角)
  6. M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
    (F1.2 PROの中ではボケが柔らかくポートレート向け)
  7. M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
    (希少な防塵防滴のF1.8魚眼レンズ)
  8. M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO
    (高い光学性能だが、安価なレンズとの差が分かりづらい)
  9. M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
    (PROレンズで最も安いので値上がりの影響が小さい)

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

ポイント

  • 防塵防滴仕様の貴重な魚眼レンズ
  • F1.8
  • 良好な光学性能
  • 高い接写性能
  • L-Fn・マニュアルフォーカスクラッチ機構なし

世にも奇妙な明るく寄れる魚眼レンズ。他のマウントを見渡しても防塵防滴の魚眼レンズは数少なく、特にミラーレス用レンズとしては貴重な存在。

機能性のみならず、光学性能は非常に高い。絞り開放から良好な解像性能を発揮するうえ、軸上色収差やコマ収差がほぼ皆無でF1.8の特性を活かしやすいのが強み。

防塵防滴仕様ながらフッ素コーティングを採用していない点には注意。保護フィルターにも対応していません。「水滴が付着してもブロアでさっと一吹き」と言った対処をし辛く、ふき取り用のクロスを持参したいところ。また、他のPROレンズにあるL-Fnボタンやマニュアルフォーカスクラッチを備えていないのもマイナス。

そして「魚眼レンズに10万円出せるか?」というのが最大の悩み。一部ボディで歪曲収差を補正できるものの、基本的には汎用性が悪い魚眼レンズ。コストパフォーマンスの良し悪しは人に寄って大きく異なるはず。

とは言え、個性的な長所を持っているので欲しければ迷う必要が無いレンズ。キャッシュバックキャンペーンの還元率もまずまず良好。

M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO

ポイント

  • マイクロフォーサーズ唯一のF2.8広角ズーム(特に7-9mm)
  • 全体的に高い解像性能(7mm F2.8の四隅のみ甘い)
  • 像面湾曲(7mm F2.8の四隅)
  • 円形フィルター装着不可

購入したことが無いPROレンズ。そのためコメントし辛いですが、海外の評価を見る限りでは解像性能がとても良好レンズとなっている模様。ただし広角端の絞り開放で像面湾曲の影響を指摘するレビューを散見するので注意が必要。

パナソニックが弩級大口径ズーム「LEICA DG Vario-Summilux 10-25mm F1.7 ASPH」を投入しています。「広角10mmまで」と、レンズサイズ・価格を許容できるのであればコチラも要検討。円形フィルターに対応しているうえ、1.5段も明るい開放F値は強い。

しかし、7~9mmをカバーする明るいレンズは貴重な存在。それに10-25mm F1.7と比べると携帯性はずっと良好。

M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

ポイント

  • 望遠側で高い撮影倍率
  • PROレンズで最も安い
  • 光学手ぶれ補正なし

PROレンズで最も安いレンズ。このため、今回の値上げで影響が最も小さいレンズとなっています。特に急いで買う必要は無いでしょう。

絞り開放から安定したパフォーマンスを発揮するので無難と言えば無難な選択肢と言えるでしょう。

パナソニック「LUMIX G X VARIO 12-35mm F2.8 II ASPH. POWER O.I.S.」が似たような価格帯で大口径ズームを投入しており、光学手ぶれ補正も搭載しています。LUMIXで使うならばコチラが無難。

その一方、オリンパスは特に望遠側で高い接写性能を備えており、40mmでフルサイズ換算0.6倍の撮影倍率となるのは要チェック。

F2.8の明るさと携帯性が必要なければ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」がおススメ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ポイント

  • 競合皆無のF4高倍率ズーム
  • ズームレンジ全域で高い解像性能
  • 特に広角側で高い接写性能
  • 補正効果の高い光学手ぶれ補正
  • レンズサイズが大きい

PROレンズの中でも特に人気の高い1本。

開放F値が「F4」固定でポテンシャルが非常に高い高倍率ズームレンズ。マイクロフォーサーズの長所を具現化する一本と言っても過言では無いはず。他のPROズームと比べると優先度高めで入手したいレンズ。

開放F値が「F4」とマイクロフォーサーズ用レンズとしては決して明るくないレンズですが、絞る必要を感じさせない高い光学性能。恐ろしいことに望遠側へズームしてもパフォーマンスをほぼ維持しています。

さらに光学手ぶれ補正の効果も非常に良好であり、ボディ内手ぶれ補正を搭載しないLUMIX機との相性も良いです。

「F4」の開放F値とレンズサイズに問題がなければ非常におススメできる一本。スペックを考慮するとレンズサイズは妥協すべきポイントですが、小型ボディとの組み合わせは間違いなくアンバランスとなるので注意が必要。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO

ポイント

  • 柔らかい後ボケ
  • 非常に良好な光学性能
  • 比較的高価な単焦点レンズ

高い光学性能と柔らかな後ボケを両立した超大口径レンズ。

キレ味は25mm F1.2より高く、コマ収差の補正も良い。ポートレートから風景、夜景、天体まで卒なくこなす凄いヤツ。画角は程よく広く、F1.2 PROシリーズの中では汎用性が最も高い

25mmや45mmと比べて小ボケ領域が広く、他の17mmと比べてボケ描写に差が付きやすい。もしF1.2 PROシリーズでどれを購入しようか迷っているならばコレがおススメ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

ポイント

  • 非常に柔らかいボケ
  • 安定した光学性能
  • 比較的高価な単焦点レンズ

最初に登場したF1.2 PROレンズ。

競合する25mm大口径レンズと比べて絞り開放から安定した周辺解像と軸上色収差補正がポイント。もちろん後ボケはとても綺麗。

その一方、17mm F1.2 PROや45mm F1.2 PROほど、フレーム周辺部のキレ味がありません。非点収差やコマ収差が影響しているように見えます。

ただ、個人的にボケ描写は17mmや45mmより好み。開放のコントラストが若干弱く、ボケが気持ち柔らかい印象。もし、F1.2 PROシリーズで光学性能よりボケと使い勝手を重視するのであれば25mmがおススメ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

ポイント

  • 比較的焦点距離が広いF2.8ズームレンズ
  • 望遠側を重視したパフォーマンス
  • 超高速AF
  • ×1.4・×2.0テレコン対応
  • 三脚座
  • 壊れやすいスライド式フード

F2.8望遠ズームとしては光学倍率が高く、80-300mm相当の画角をカバーした使いやすいレンズ。

オートフォーカスは非常に高速でスポーツや野生動物向け。インナーズームの堅牢な金属鏡筒と防塵防滴で悪天候に強いレンズとなっています。これぞまさに「PRO」。

×1.4・×2.0テレコンバージョンレンズと組み合わせることで超望遠ズームとして使えるのみならず、等倍マクロに近い撮影倍率が非常に便利。

悩みの種は壊れやすいスライド式レンズフードくらい。力の掛かりやすい方向が壊れやすくなっているため、カメラバッグなどから無理に引っ張り出すのはご法度。

汎用性が高い「12-100mm F4 IS PRO」の登場で使用頻度が低くなってしまったものの、スポーツや動物撮影ではまだまだ現役。さらに×2.0テレコンと組み合わせた超望遠マクロが非常に楽しいので個人的におススメのレンズ。

「12-100mm F4 IS PRO」と「40-150mm F2.8 PRO+MC20」で12~300mmの焦点距離を「F4~F5.6」でカバーできてしまうのは魅力的。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 1.4x テレコンバーターキット
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M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO

ポイント

  • 柔らかい後ボケ
  • 非常に良好な光学性能
  • 比較的高価な単焦点レンズ

17mm F1.2 PROと同じく絞り開放からキレッキレ。それでいて後ボケは非常に柔らかい。鋭さと柔らかさを併せ持つ面白い描写。

とは言ったものの、この焦点距離の競合レンズは割と好ましい描写が多いので悩ましいところ(それに安いレンズが多い)。ボケ量はF1.7やF1.8でもそれなりに大きくなるため、F1.2のさらに大きなボケ量に魅力を感じにくいと言った悩みもある。

もし17mmや25mmと迷っているのであれば、後回しで良いかなと。

M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO
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M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

ポイント

  • マイクロフォーサーズで最も焦点距離が長い単焦点AFレンズ
  • ×1.4・×2.0テレコン対応
  • 高い光学性能
  • 高価

7-14mm F2.8 PROと同じく、まだ手に入れていないレンズ。海外での評価は非常に高い、ただし高価。今のところPROレンズで最も高価で、今回の値上がりで最も影響を受けるレンズ。購入を考えていたのであれば、今が安く買えるラストチャンスかもしれない。

かく言う私も悩んでいる一人ですが、「40-150mm F2.8+MC-20」でカバーできる焦点距離と言うこともあり購入に至っていない。さらにオリンパスのレンズロードマップを見る限り、間違いなく超望遠レンズの選択肢は増えるはず。

換算600mmの焦点距離を多用し、必要としているのであれば買い。もう少し汎用性のある超望遠レンズが欲しいのであれば、2020年の新レンズに期待。

M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
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