このページでは登場が期待されている富士フイルムのミラーレスカメラ「X-T200」に関する最新情報・噂情報を収集しています。
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最新情報
- 2020-01-23:富士フイルムが「X-T200」を正式発表しました。
発売予定日:2020年2月27日(木)
予約販売開始:2020年1月28日(火) 10時 - 2020-01-22:「1月23日にXC35mmF2と共に発表される」と噂が出回り始めたので専用ページを作成しました。
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- Dustin Abbott
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海外の評価
ePHOTOzine
ePHOTOzine:Fujifilm X-T200 Review
- X-T100をアップグレードしたミラーレスカメラだ。一眼レフスタイルでEVFを内蔵し、2400万画素APS-Cセンサーと3.5型バリアングルモニタを搭載している。静止画・動画どちらでも優れたカメラとなるように設計されている。
- カメラ上部には複数のダイヤルを搭載している。右側2つのコマンドダイヤルはモードに合わせて使用することができる。左側のダイヤルは操作し辛いが、目的に応じて機能のカスタマイズが可能だ。
- 背面にはラベルのないカスタマイズボタンが並んでいる。初期設定では表示切替とAFLだ。
- AFジョイスティックは非常に小さく、配置されている場所を含めて少々使い辛く感じる。
- カメラの重量はバッテリーとメモリーカードを含めて370gだ、15-45mmキットレンズと組み合わせてもカメラは軽量である。
- 三脚ネジ穴はバッテリー・メモリーカードコンパートメントのすぐ隣だ。三脚に装着した状態ではメモリーカードやバッテリーを取り出すことは出来ない。
- -2.0EVまでの低照度AFに対応している。顔・瞳検出は人物を撮影する際に便利だが、ときどきピントが合っていないカットがあり、我々が期待していたほどの精度では無かった。
- 左側面にマイクソケットがある。付属のUSB-Cアダプター経由でヘッドホンも利用可能だ。
- 3.5型バリアングルモニタのアスペクト比は16:9のため動画撮影に最適だ。高解像で見栄えの良いモニターだが、アスペクト比によって使用できる領域が狭くなってしまう。
- モニターには様々なタッチ機能に対応している。露出やボケ、フィルムシュミレーション、アスペクトなどを簡単に変更可能だ。初心者向けのインターフェースだが、これらを使わなくても操作可能だ。
- マイクソケット使用中でもバリアングルモニタを展開することができる。
- 電子ビューファインダーは高解像で色再現性に優れている。
- メニューシステムは色分けされたセクションで探している機能を簡単に見つけることが出来る。マイメニューにお気に入りの機能を登録することも可能だ。
- 8コマ秒の連写に対応しているが、連写枚数は16枚だ。
- 実写での色再現性は非常に心地よい。シャドウが暗すぎる場合があるので、好みによってDR機能を使うと良いだろう。
- 15-45mmキットレンズはきちんとした光学性能だ。広角端で良好なシャープネスを得ることが出来る。四隅のパフォーマンスは低下するが、望遠側では改善する。歪曲収差は最小限で、ボディ側で適切の補正される。ボケは問題無いが、強みとは言えない。
- ISO感度は200から12800まで利用可能だ。拡張感度でISO100・25600・51200を利用可能だがJPEGのみ対応している。ISO6400以上でディテールが大きく低下するが、これより低感度ではノイズが適切にコントロールされている。
- 動画では電子ジンバル機能を使うことが出来るものの、Full HD限定だ。
- 4Kは23.98,24,25,30pを利用可能だ。1クリップの連続撮影時間は15分である。
- 4K画質は良好だ。Full HDは予想していたよりもソフトである。
X-T200は、X-T100をいくつかの点でアップデートしている。4K動画撮影が大幅に改善され、30,25,24fpsの動画撮影が可能になり、側面にマイクソケットが追加された。より大きく改良されたグリップが追加され、新しく大きくなった高解像度3.5型バリアングルモニタを搭載している。顔・目検出機能も実装しており、ほとんどの状況で良好なフォーカス性能を発揮する。コストパフォーマンスは良好だが、競合他社と比べて手頃な価格帯のレンズが少ない点には注意が必要だ。
野生動物やスポーツなど高速連写が必要な場合は他のカメラが必要となるが、それ以外の一般的な撮影には適しているオールラウンドカメラだ。見栄えの良い4K動画を撮影することができ、間違いなく背面モニターは見事である。
長所:小型軽量・3.5型の大きなバリアングルモニタ・素晴らしい色再現・優れたノイズ耐性・良好な4K動画・高解像EVF・改善されたグリップ
短所:小さなジョイスティック・初期設定だとバッテリーライフが短い・キットレンズの広角端四隅がソフト・Full HDの画質がソフト・三脚ネジ穴の位置
Dustin Abbott
Dustin Abbott:Fujfilm X-T200 Camera Review
- カラーリングによっては富士フイルムらしいデザインとなる。個人的にはシルバーカラーの富士フイルムが好みだ。
- 一見するとハイエンドモデルのように複数の物理コントロールを備えているように見える。しかし、ドライブモードのような同軸ダイヤルは存在しない。
- 内蔵フラッシュを搭載しており、左肩のダイヤル同軸レバーで操作可能だ。
- カメラ左肩にはフィルムシュミレーションを変更できるダイヤルを搭載している。JPEG出力がメインならば便利かもしれないが、RAW現像がメインの私にとって価値はない。
- フロントダイヤルは初期設定でAv操作となっているが、メニューから変更する方法が分からない。
- リアダイヤルでシャッタースピードを変更する。抵抗量は少し強めだ。
- X-T200にはQメニュー専用ボタンはしないので、Fnボタンに割り当てる必要がある。
- D-Padなどを省略したおかげで3.5型 276万ドットの巨大なタッチパネルモニタを搭載している。残されたスペースは僅かだが、見事なサムレストや小さなAFジョイスティックなど、効果的に利用している。
- 電源ボタンや録画ボタンは小さすぎて、大きな手では扱い辛い。
- ボディサイズはX-T30との差が小さい一方、X-T4系のカメラと比べると本当に小さい。重量は370gであり、私がレビューしてきた大部分のレンズよりも軽量だ。
- グリップは小さいが悪くない。とは言え、プログレードのズームレンズを装着したいとは思わない。
- タッチパネルの性能はキヤノンとソニーの中間だ。これまでに見てきた富士フイルム機の中では最も良好である。キヤノンは全てのメニュー操作をタッチで操作できる最高のインターフェースであり、ソニーはメニューシステムでタッチ操作に対応していない。ゼロである。富士フイルムはQメニューとメインメニューのどちらでもタッチ操作に対応している。応答性が僅かに遅れるものの、かなりうまく機能する。
- ファインダーは0.39型236万ドットでX-T30の仕様を継承している。ハイエンドモデルほどではないが、それでも優れたファインダーだ。ハイエンドモデルのファインダーを見慣れていないと違いに気が付かないかもしれない。
- バッテリーライフは270枚とやや悪いものの、USB-Cポート経由で簡単に充電できる。
- ローエンドカメラの欠点の一つはメディアスロットがSD UHS-Iのシングルスロットで、バッテリーコンパートメントの隣にあることだ。カメラにクイックリリースプレートを装着するとメモリーカードを取り出すことが出来なくなる。
- オートフォーカスは425点の像面位相差AFに対応している。ただし、測距輝度範囲は-2EVまでなので、低照度でのAFは期待できない。
- タッチパッドAFのレスポンスはやや遅めで不便だ。
- フラッシュ同調速度は1/180秒まで、最速シャッタースピードは1/4000秒だ。ローエンドカメラとしては一般的なスペックだが、電子シャッターで1/32000秒を利用できるのは面白い。これは大口径レンズ使用時にとても便利な機能である。
- フル解像で最大8コマ秒の連写に対応している。これはとても良好だが、バッファがあっという間に詰まってしまうのが残念だ。JPEGを使用しても撮影枚数は大きく伸びない。
- X-T200は上位機種のようにF-logや4K 60pなどは実装していない。しかし、見栄えの良い4K動画を撮影可能でFull HDでは60pまで対応している。オーディオレベルの手動制御が可能で、マイク入力も可能だ。USBアダプター経由でヘッドホンまで利用できるローエンドモデルは珍しい。
- ボディ内手ぶれ補正は搭載していないものの、電子ジンバル機能で歩行中の動画撮影を滑らかにすることができる。この機能はFull HDでのみ利用可能で大きなクロップが必要となる。
- 動画で本当に批判すべき点があるとすればオートフォーカスの追従性だ。キヤノンやソニーほど滑らかでは無く、段階的な動作が目に付く。
- イメージセンサーはX-Trans CMOSでは無く、べイヤーフィルターの2400万画素 APS-Cセンサーを使用している。センサー性能は優れており、見栄えの良いイメージを出力可能だ。
- 画質に不満はないが、測光に一貫性が無く不安定だ。
- 常用ISO感度は200?12800と狭い。狭いがISO感度全域で実用的な画質を維持している。ISO12800でさえ、とても実用的なディテール・コントラスト・色を維持している。批判するとしたら、全体的にコントラストが僅かに物足りず、シャドウが少し浮いてしまっていることだ。
- ダイナミックレンジは良好だ。4段ほど露出不足の写真を綺麗に復元することが出来る。ただし、4段露出オーバーしてしまうとハイライトが復元できない。3段オーバーでも難しい。
- 通常、ハイライト側の露出オーバーには弱いが、DR200を使うことでハイライトの復元が可能となる。広いダイナミックレンジが必要な場合は積極的に使うをおススメする。
APS-Cミラーレスとしては低価格で機能が豊富で競争力のあるモデルだ。そして富士フイルムは豊富なAPS-C用レンズラインアップを備えている。比較してキヤノンやソニーはこの価格帯のモデルが少なく、レンズラインアップも少ない。
特定の分野で秀でた存在ではないが、大部分のユーザーが満足できるくらいに十分に機能する。機能面でアップグレードが必要であればX-T30も控えている。
長所:デザイン・高解像の大型液晶モニタ・カスタマイズ可能な優れたJPEG・4K 30p対応・柔軟性の高いDRモード・優れた動画・APS-Cレンズが豊富
短所:バッファが浅い・大きな手にはグリップが小さすぎる・専用Qボタンがない・一貫性の無い測光
Mobile01
Fujifilm X-T200 輕巧聰明 人人可上手的入門之選
- 手に取ると非常に軽いと感じるカメラボディだ。実際にボディは370gであり、ソニー1型コンパクトカメラ「RX100 VII」の395gよりも軽い。パワーズームレンズ「」を装着しても 総重量は505gだ。
- 2400万画素のAPS-C CMOSセンサーを使用しているが、上位機種で使われているX-Trans CMOSでは無い。
- フラットなデザインのX-T100と異なり、X-T200はカメラグリップが備わっている。X-T100は同梱アクセサリーでグリップを追加できるが十分なグリップサイズでは無かった。
- カメラを握った感触はグリップの有無にかかわらずX-T100よりも良好だ。
- エントリーモデルではあるが、フォーカスポイントはX-T3やX-Pro3と同じ425点である。密度が高いので小さなフォーカスポイントで微調整が可能だ。X-T100と比べて像面位相差AFの対応エリアも広がっている。
- 垂直リアダイヤルが無くなったり、電源レバーが電源ボタンに変化している。
- USB充電に対応しているため、外部充電器は同梱していない。
- Fnボタンは2カ所のみだが、実際には5カ所をカスタマイズ可能だ。
- 大胆にも方向ボタンは省略されている。その代わりにX-Pro2から導入が始まっている小さなジョイスティックを備えている。
- モニターは従来通り104万ドットだがアスペクト比が16:9となっている。さらにX-T100の3Wayチルトモニタからバリアングルモニタへと構造が変化した。
- ファインダーは0.39型 0.62倍 236万ドットだ。解像度は良好である。
- 「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」と組み合わせたところ、オートフォーカスは焦点距離に関係なくピント前後をハンチングする傾向がある。また、合焦時に多少のラグが発生している(X-T100と比べると短いが)。
- 「XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS」と組み合わせたところ、暗い被写体にピントを合わせる時に2?3回ピントを前後させる傾向がある。合焦速度は遅く無いと思うが、認識能力の改善は必要だ。良好なオートフォーカスを期待するのであれば、明るい被写体を選ぶ必要がある。
- 顔・瞳検出の速度は我々の経験から見るとかなり滑らかに見える。ただし、瞳検出が必要な場合、両目が見えている必要がある。
- 常用ISO感度は200?12800だ。拡張感度を使用する場合はシャッター方式を「メカシャッター」にする必要がある。(訳注:電子シャッターは拡張ISO感度で使用不可)
- ノイズ耐性は非常に良好だ。ISO1600でもディテールは損なっていない。
- 何故かISO100のシャープネスがISO200よりも明らかに良好だ。ISO 100で何か意図的な処理が施されているように見える。
- X-T200はデジタルジンバル機能を実装しているがいくつか注意点がある。
・FHD 30p
・クロップされる(元の画角が22.5mmだとしたら40?50mmほどとなる)
・利用可能なレンズが限定されている
・広角端固定
・ズーム不可
小型軽量ながら画質とボケ量のバランスが良いAPS-Cセンサーを使用しているミラーレスだ。バリアングルモニタや外付けマイクを利用可能となっているので、低予算でクリエイティブな動画撮影が可能となっている。
全体的に見てカメラのパフォーマンスは価格を正当化できるものだ。スマートフォンからカメラに乗り換えて写真活動に取り組んでみたい人にとって適しているだろう。
長所:バリアングルモニタ・改良されたグリップ・425点AFポイント・HDR動画・ダイヤル操作でのフィルムシュミレーション操作・デジタルジンバルの補正効果
短所:フォーカス速度が少し遅い・デジタルジンバルのクロップが強すぎる・バッテリーライフがやや短い・4K動画の連続撮影時間
DPReview Hands on
Hands-on with new Fujifilm X-T200
- 富士フイルムX-T200は「電子ファインダーを搭載したX-A7」と言われている。おそらく最も魅力的なエントリーレベルのミラーレスカメラだ。
- 前モデルと外観は似ているが、実際には80gほど軽量化されている。
また、シャッター同軸ダイヤルが追加され、深いグリップが備わっている。 - 左肩には従来通り、少し厄介な「Fnダイヤル」を継承している。フィルムシュミレーションやシャッタースピードなどの機能を切り替えて利用可能だ。
- 背面の垂直ダイヤルは無くなっているが、より一般的なダイヤル配置へと変化している。
- X-T100と同じ2400万画素だが、銅配線仕様で高速データ転送が可能となっている。このため、ローリングシャッターが大幅に低減しているそうだ。
- X-T2と異なり、センサーのカラーフィルターはべイヤー配列だ。富士フイルム独自の「X-Trans」は使われていない。
このためJPEGのディテールが少し低下するものの、RAWファイルはソフトウェアで扱いやすくなっている。 - 連写速度は8コマ秒と高速化した。同クラスでは競争力のあるパフォーマンスだ。
- 背面から十字ボタンが無くなってしまった。しかし、ジョイスティックが追加され、カスタマイズ可能なボタンを二つ配置している。
- X-T100と比べてオートフォーカスは大幅に向上している。X-T100のパフォーマンスにはあまり感心しなかったが、X-T200の425点 像面位相差AFと更新した顔・瞳検出は遥かに有望に見える。
- 背面モニターはとても大きく、3.5型 16:9 276万ドットのバリアングル式タッチパネルだ。このクラスでは見事な解像度のモニターである。
- モニターを非常に明るく設定することが出来るので、明るい環境かでもモニターを視認しやすい。
- X-T100の欠点は4K動画が15fpsまでしかなかったことだ。X-T200の4K動画はクロップ無しの4K 30pを撮影でき、FHD 120pも利用可能だ。
- 電子手ぶれ補正は僅かにクロップが発生するものの、4K動画でも利用可能だ。
さらにFHDでは強力な電子ジンバルモードを使うことが出来る。ただし、この際は非常に大きなクロップが発生する。 - SDカードはUHS-I対応のシングルスロット。
- バッテリーは通常撮影で定格270コマだが、低消費電力モードでは450コマまで増加する。
- USB C端子を備えており、ボディ内充電とデータ転送に対応している。
- 3.5mmマイク端子に加え、アダプター経由でヘッドホンも利用可能だ。
DPReview
Fujifilm X-T200 review in progress
新機能
- X-T100のイメージセンサーとは異なり、アルミニウムではなく銅線を使用している。これはほぼ間違いなくX-A7と同じセンサーである。X-T100と比べて3.5倍の速度で読み取り可能となっている。動画や電子シャッター時に歪みが少ないセンサーだ。
- オートフォーカスシステムはX-A7と似ている。91点から425点まで測距点が増加した。
- X-A7と似ているもう一つのポイントは3.5型バリアングルモニタだ。X-A7とX-T200以外でこのようなモニターを搭載しているカメラは存在しない。高解像な上に明るい屋外でも視認性が高い、明るいモニターだ。
モニターのアスペクト比は16:9なので、3:2で撮影する場合は両側が黒く塗りつぶされる。 - 大型モニター搭載のため、物理ボタンが多数無くなってしまった。このため、モニター上にタッチボタンを配置している。洗練されたインターフェースだ。
- カメラにQボタンが無いものの、タッチパネルからアクセス可能だ。
- X-T200は連写速度が向上したものの、バッファは依然として非常に小さい。16枚も撮影すると連写速度は低下する。バッファクリア中はメニューや再生モードを利用することが出来ない。
- 4K 30pに対応したが、連続撮影時間は発熱を避けるために15分までと制限された。
- 動画撮影時の電子手ぶれ補正は良好に動作する。ただし互換性のあるレンズは限られている。(XC15-45mm・XC16-50mm・XF18mm F2)
- HDR動画は最新カメラに搭載しているHLG動画とは異なる。
- X-T200にはX-Pro3と同様に明瞭度の調整が可能だ。
操作性
- X-T100と比べて頑丈なグリップが一体化している。
- シャーシの大部分は金属製なのでビルドクオリティは良好だ。
- 十字ボタンが無くなった代わりにジョイスティックを搭載している。ただし、ジョイスティックのサイズや配置は好みが分れるかもしれない。
- カメラ左肩のダイヤルは初期設定でフィルムシュミレーション切替に利用する。このダイヤルはモードダイヤルのようにノッチがある操作感だ。動画撮影には適していない。
- 右肩にある2つのダイヤルで絞り・シャッタースピード・露出補正を操作する。ただし、カスタマイズは出来ない。
- ファインダーはX-T100と同等だ。
- フラッシュを搭載しているがバウンスには対応していない。
- エントリーレベルのカメラだが、カメラ背面右上にはカスタマイズ可能なボタンが2カ所ある。
- 静止画・動画は別々にISOオートモードを備えている。静止画時には限界シャッター速度を設定可能だ。
- バッテリーライフは270コマと非常に低い。ただし、CIPA準拠の撮影枚数はフラッシュやWiFiが足かせとなっている。実写ではより多くの撮影枚数を撮ることができるはずだ。
ファーストインプレッション
- X-T100はAFが貧弱で、4Kは15pとイケてないカメラだった。X-T200は完璧では無いものの、これらを改善して大きな飛躍を遂げている。
- 3.5型のバリアングルモニタはクラス最高の仕様であり、シンプルなメニューは慣れる必要が無い。
- グリップのおかげで持ちやすくなっているが、ダイヤル操作には適していないデザインだ。さらにジョイスティックの位置が悪く、操作には手間がかかる。
また、バッテリーライフが良く無い。 - オートフォーカスは大幅に改善し、レスポンスは向上、目や顔検出は良好に動作する。ただし、検出した顔の切替は難しい。ボタンやダイヤル操作には対応しておらず、タッチ操作で選ぶ必要がある。
- 顔検出時に他のフォーカスエリアを選択できないのはストレスが溜まる。これをファームウェアアップデートで対応してくれることを願っている。対照的にソニーα6100はとても使いやすい。
- 4K動画の実写はまだだが、仕様はとても有望だ。オーバーサンプリングの4K動画はクロップ無しでローリングシャッターの影響は小さく見える。この価格帯のカメラとしては驚きのヘッドホン(訳注:USB経由)・マイク端子を備えている。
仮設:噂情報
メモ
- 未発表カメラのコードネーム:FF190003
- X-A7と同じイメージセンサー・プロセッサー
- バリアングルモニタ
- 1月23日発表予定
同日「XC35mmF2」発表予定
富士フイルム X-T200はX-A7と同じバリアングルモニタ搭載モデルとなる?【噂】
Fujirumorsが富士フイルムのXシリーズミラーレス「X-T100」後継モデルについて噂情報を発信しています。
富士フイルムがファインダー付き「X-A7」となるのは驚くべきことでは無い。
X-A7のプロセッサーとイメージセンサーになると思っておいて欲しい。驚くべきはX-A7で初導入したバリアングルモニタをX-T200にも導入することだ。
個人的にはX-T100のモニターが好みだったのだが、どうやら少数派らしい。Fujirumors:Fujifilm X-T200 Coming with X-A7 alike Vari-Angle LCD Screen
とのこと。
X-A7の大型モニターを搭載したX-T200がどのような姿のカメラとなるのか…、パフォーマンスはX-A7と同等になりそうですね。X-T100と比べて動作レスポンスの改善に期待。
ファインダー搭載のAPS-C エントリーモデルは「EOS Kiss M」や「Nikon Z 50」など、比較的高価ながら人気が高い競合他社が存在します。このあたりと比べて競争力のあるカメラとなるかどうか気になるところ。
個人的にはそろそろXCシリーズの手頃な単焦点レンズを投入して欲しいですねえ。XC15-45mmはプラスチッキーながら好感のもてる描写性能(主に広角側)だったので、似たようなコンセプトのレンズがあると良いなと思うのです。
富士フイルム「X-T200」はX-A7のファインダー搭載モデルとして2月4日に登場する?【噂】
Fujirumorsが富士フイルムのXシリーズミラーレス「X-T100」後継モデルについて噂情報を発信しています。
コードネーム「FF190003」のカメラを明らかにする時が来た。
このカメラは「FUJIFILM X-T200」である。
- FF190004:X-T3後継モデル
- FF190005:X100V
- FF190003:X-T200
以前に発信した通り、富士フイルムは2月4日に正式発表を計画している。
(訳注:FCC認証の「FF190003」データ公開日が1月24日から2月4日まで延期している)
とのこと。
X-T100が登場したのは2018年5月下旬です。既に1.5年以上が経過しており、エントリーモデルの更新サイクルとしては適切なスパンと言えるかもしれませんね。
「ファインダーを搭載したX-A7」と噂されているため、大型バリアングルモニタを搭載したファインダー搭載機となるのでしょうか。X-A7に関してAFの評価が芳しく無いので改善していると良いですねえ…。
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