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キヤノン EOS Rの開発で最大の課題はマウントサイズだった?

HARDWEAR ZONEがキヤノンのフルサイズミラーレス「EOS R」についてインタビュー記事を発信しています。

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最大の課題はマウントの将来性

  • 何故ボディ内手振れ補正が搭載されていないのか?
    ・サイズ等、カメラのバランスを考慮すると現時点でEOS Rに搭載することは出来なかった。ボディ内手振れ補正を実装していない点について賛否両論あることは認識している。
    ・現在はレンズ側の光学手振れ補正を利用してるが、将来的にボディ内手振れ補正を実装する方法についても検討している。
  • なぜ4K動画が1.7倍クロップなのか?
    ・CMOSセンサーとプロセッサの都合上、制限があり1.7倍クロップとなった。
    ・フル画角の4K動画を追い求める可能性もあったが、不安定さがあり、熱の問題に直面する可能性もある。我々はリスクを回避し最良のバランスから1.7倍クロップの4K動画に決めた。
  • 背面ホイールやAFレバーを省略しM-Fnバーを実装した理由
    ・EOS 5Dと6Dの中間となる価格設定であり、我々の考えるEOS Rのユーザー層からすると適切なバランスと考えている。
    ・ユーザー層に合わせたカメラ機能を提供している。プログレードのカメラをリリースする暁には、それに適した機能を付ける。
  • EOS Rの開発期間
    ・ミラーレスに関する議論は長い間続けてきた。(電子ビューファインダーやデュアルピクセルCMOSなど)EOS Rの開発期間について言及するのは難しい。
  • EOS R開発にあたって最大の課題
    ・最適な光学性能を発揮できるマウントサイズだ。
    ・カメラのサイズ・バックフォーカス・マウント口径の正しい着地(最高の光学製ぬとカメラ性能を実現するため)をするために議論を重ねてきた。
    ・FDからEF移行時に将来性を検討したように、RFマウントが将来の新技術に合うマウントサイズか、その技術に適応できるか、処理できるか、など。

とのこと。

ボディ内手振れ補正や4Kクロップに関する内容は他メディアのインタビュー通りとなっています。

AFレバー省略のくだりはキヤノンらしいと感じる部分ですね。キヤノンが導き出した解によると、6D以上5D未満のポジションとなるカメラのようです。今後登場するかもしれないEOS R上位モデルにはマルチコントローラーや背面ホイールが実装されるのでしょうか?

新しいレンズマウントは最大の課題だったようです。ソニーEよりも大きい口径にニコンZよりも長いフランジバックがどのような影響を及ぼすのか、10年、20年後には判明しているかもしれませんね。

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