EFレンズが凄いスピードで販売終了となっていると写真家の田中希美男氏がTwitter上で発信。EFマウントの単焦点レンズのラインアップが1か月で21本から9本まで減少しているとのこと。
キヤノン一眼レフカメラ用の交換レンズが、「急加速」で減少していますね。たった一ヶ月の間に、EFマウント・単焦点レンズのラインナップだけを比べてみると、21本からイッキに9本になっている。左が1月8日(赤丸は在庫僅少)、右が2月10日です。
EOS一眼レフ愛用者のぼくとしては悲しい・・・・。 pic.twitter.com/kdgwar3HmL— 田中希美男 (@thisistanaka) February 11, 2022
とのこと。
以前からいくつものレンズが「在庫僅少」となっていましたが、ここに来てラインアップから外された模様。キヤノン公式ウェブサイトを確認してみると、確かにラインアップがかなり減っていますね。既にキヤノンはミラーレスへ軸足を移すとインタビューで言及しており、EFレンズが減少するのは当然の流れと言えます。
定番の単焦点レンズのみ残して、後は全てディスコンとなっています。ラインアップに残っている9本の中には「EF50mm F1.4 USM」や「EF85mm F1.8 USM」など、非常に設計の古いレンズが生き残っているのは面白いですね。まだまだ需要があるのでしょうか?
また、ラインナップから外れたレンズでも、市場にはまだ流通在庫があります。しかし、そのうち適正価格の新品は入手が難しくなると思われます。購入を検討している人は早めに動いたほうが良いかも。
ちなみにEF-S単焦点は「EF-S 24mm F2.8 STM」のみ、EFマクロ・TS-Eレンズは別枠で生き残っています。特にTS-Eレンズはミラーレス用の後継モデルが存在しないので、まだまだ生産を続けるかもしれませんね。ソニーEマウントなど、純正レンズが存在しないミラーレスユーザーの需要もあるはず。
参考:現行のEF単焦点レンズ
- EF24mm F1.4L II USM
- EF35mm F1.4L II USM
- EF50mm F1.2L USM
- EF50mm F1.4 USM
- EF50mm F1.8 STM
- EF85mm F1.4L IS USM
- EF85mm F1.8 USM
- EF400mm F2.8L IS III USM
- EF600mm F4L IS III USM
- MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト
- EF100mm F2.8L マクロ IS USM
- TS-E17mm F4L
- TS-E24mm F3.5L II
- TS-E50mm F2.8L Macro
- TS-E90mm F2.8L Macro
- TS-E135mm F4L Macro
- EF-S24mm F2.8 STM
- EF-M22mmF2STM
- EF-M32mm F1.4 STM
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