スポンサーリンク
2019年10月24日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-184733(P2019-184733A)
- 【公開日】2019年10月24日
- 【発明の名称】ズームレンズ及びそれを有する撮像装置
- 【出願日】2018年4月5日
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【課題】 全系が小型で、広画角で広角端から望遠端に至る全ズーム範囲にわたり良好なる光学性能を有するズームレンズを得ること。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 10.30-23.30 10.30-23.30 10.30-23.30 F値 4.12 4.12 4.12 半画角 64.54-42.88 64.54-42.88 64.54-42.88 像高 21.64 21.64 21.64 全長 156.50-144.37 138.50-132.41 149.00-137.50 BF 12.00 20.19-41.15 12.00 実施例4 実施例5 実施例6 焦点距離 10.30-23.30 10.30-23.30 12.36-23.30 F値 4.12 4.12 4.12 半画角 64.54-42.88 64.54-42.88 60.26-42.88 像高 21.64 21.64 21.64 全長 150.46-142.30 137.00-134.45 138.50-130.79 BF 12.00 20.76-42.46 22.49-37.65
一眼レフ用の広角ズームレンズ「EF11-24mm F4L USM」と似たような焦点距離、明るさのレンズですが、比較して小型軽量なミラーレス用広角ズームとなりそうですね。実施例6のみソニー「FE 12-24mm F4 G」のような焦点距離となっています。
ぱっと見は四捨五入で「10-24mm F4」に見えますが、「11-24mm F4」としてリリースするのかもしれません。もし10mmで登場したら、MFレンズ「Laowa 10-18mm F4.5-5.6 FE ZOOM」に続いて2本目となる10mmカバーのズームレンズとなりますね。
まだこの特許出願だけで製品化されると断定は出来ませんが、その可能性は十分あるように感じます。(特にミラーレス化で小型化しやすい領域なので)
実際のところ、可変NDフィルターを利用できるEF-Rマウントアダプター経由で「EF11-24mm F4L USM」を使ったほうが便利な気もしますが、ミラーレス専用設計の10mmがどのような写りになるか非常に気になるところ。
スポンサーリンク
サイト案内情報
特許関連記事
- キヤノン「400mm F4」「500mm F5.6」「800mm F6.3」光学系の特許出願
- キヤノン「24-130mm F4 IS」「24-80mm F2.8 IS」のような光学系の特許出願
- キヤノン ティルト効果をタッチ操作で簡単に調整する仕組みの特許出願
- 富士フイルム レンズ固定式GFX用と思われる「35mm F3.5」「40mm F3.5」「50mm F3.5」光学系の特許出願
- RF70-150mm F2 L のような特許内の光学系は実際に登場する可能性がある?
- キヤノン 50-250mm F4.5-5.6 を想定したようなAPS-C向け光学系の特許出願
- キヤノン 70-150mm F1.8 フルサイズミラーレス向け光学系の特許出願
- ニコン 35 / 50 / 85 mmのF1.4 / F1.8 光学系の特許出願
- キヤノン「400mm F4 TC DO」「600mm F4 TC DO」を想定したような光学系の特許出願
- キヤノン RF28-70mm F2.8 IS STM 用と思われる光学系の特許出願
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。