2019年8月29日付けで富士フイルムの気になる特許出願が公開されています。
- 【公開番号】特開2019-144550(P2019-144550A)
- 【公開日】令和1年8月29日(2019.8.29)
- 【発明の名称】ファインダー光学系及び撮像装置
- 【出願日】平成31年2月19日(2019.2.19)
- 【出願人】
【識別番号】306037311
【氏名又は名称】富士フイルム株式会社- 【課題】広視野角化、良好な諸収差の補正、及び小型化が可能であり、電子ビューファインダー等に好適なファインダー光学系、並びに、このファインダー光学系を備えた撮像装置を提供する。
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電子ビューファインダーの表示パネルとファインダー光学系の自由度は極めて低く、倍率向上や広視野角化はファインダーユニットの小型化・諸収差の補正とトレードオフの関係となっているようです。この特許出願は「光学系に複数の回折素子を使うことで小型化かつ収差を良好に補正したファインダー」を実現する技術のようです。
この特許出願の技術を使ったファインダーが必ず商品化されるとは限りませんが、是非とも導入して欲しい技術ですねえ。従来のファインダーとどこまで差が出るのか気になるところ。
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