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2020年6月4日付けでコニカミノルタの気になる特許出願が公開。APS-Cミラーレス用「19-270mm F3.5-6.8」と思われる実施例が含まれていますね。ソニーやニコンの既存レンズには無いデザインに見えますが…
- 【公開番号】特開2020-85925(P2020-85925A)
- 【公開日】2020年6月4日
- 【発明の名称】ズームレンズ,撮像光学装置及びデジタル機器
- 【出願日】2018年11月15日
- 【出願人】
【識別番号】000001270
【氏名又は名称】コニカミノルタ株式会社- 【課題】広角端で70°を超える画角を有しながらも小型で十分な変倍比を持ち、かつ、ズーム全域で収差の発生を抑えていながら、動画撮影にも好適な軽量のフォーカス群を有するズームレンズ,それを備えた撮像光学装置及びデジタル機器を提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 19.055-269.110 19.057-269.059 19.054-269.023 F値 3.587-6.834 3.587-6.834 3.587-6.834 半画角 36.694-3.020 36.692-3.021 36.696-3.021 像高 14.200 14.200 14.200 全長 146.503-242.251 146.527-242.251 146.528-242.246 BF 26.754-89.586 31.827-87.153 33.369-86.928
実施例を見る限りでは19-270mmをカバーしているAPS-Cミラーレス用高倍率ズームレンズですね。コントラストAFや動画撮影を想定した設計となっている模様。
この特許出願がどのような意味を持っているのか気になるところ。
コニカミノルタは以前にニコンと連名の「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」用と思われる特許出願が公開されています。今回はコニカミノルタ単独での出願となっているので、どのマウントを想定したレンズなのか不明。ニコンAPS-C Z用の高倍率ズームなのかとも考えましたが、ニコンが公開しているレンズロードマップでは「18-140mm」となっていますね。
ソニーもAマウント時代のレンズにミノルタ共同開発のレンズがいくつかあったはず。Eマウント用高倍率ズームはタムロン製と言われている「E 18-200mm F3.5-6.3 OSS LE」だけなので、それ以上の高倍率ズームが登場すると面白そうですねえ。
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