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M.ZUIKO 12-45mm F4 PROは小型ながら本当に見事な解像性能

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Lenstipがオリンパス製交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」のレビューを公開しています。RAWの歪曲は目立つようですが、絞り開放から隅まで非常に良好な解像性能を備えている模様。

  • 小型軽量なレンズだ。比較的暗いレンズである「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」や「LUMIX G VARIO 12-60mm / F3.5-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」より少し重い程度だ。
  • レンズはベトナム製である。
  • 後玉は直径23mmでレンズマウント付近に固定されている。このため、レンズ内部は密閉された状態だ。内部はマットな塗装で全て黒塗りされている。
  • レンズマウント付近の鏡筒は金属製だ。この部分にレンズ名やパラメータが示されている。
  • 25mm幅のズームリングは滑らかに動作する。12mm・14mm・18mm・25mm・35mm・45mmの焦点距離表示がある。
  • 18mm幅のフォーカスリングは滑らかに動作するフォーカスバイワイヤ式だ。回転速度に応じてピント移動距離が異なり、ゆっくり回転させるとストロークは270度ほどとなる。接写性能が高いのでストロークの長さは強みとなるだろう。
  • 他のPROレンズと異なり、このレンズはフォーカスクラッチ構造を備えていない。
  • 45mmまでズームするとプラスチック製内筒が21mmほど伸びる。
  • 解像度
    ・E-M5 Mark IIIのRAWファイルに基づいて測定している。
    ・良像の基準値は48-50lpmmだ。
    ・最高の単焦点レンズで85lpmm以上となることがある。
    ・M.ZUIKO 45mm F1.2 PROで96lpmm、17mm F1.2 PROで98.6lpmmに達している。
    ・マイクロフォーサーズで開放F値がF4-5.6のレンズは設計が難しいと思う。回折の影響がすぐに始まるので、絞り開放でのパフォーマンスが重要となる。
    ・そんな中でこのレンズは上手く設計されているようだ。
    ・絞り開放からズームレンジ全域で80~90lpmmの優れた中央画質を発揮している。本当に見事な性能だ!
    ・隅の画質は中央ほど奇跡的では無いが、60~70lpmmと非常に良好な結果である。とても満足のいく画質だ。
    ・正直に言うとF4のレンズでこのようなハイパフォーマンスは期待していなかった。いい意味でとても驚かされている。
  • 軸上色収差は望遠端で少し発生する。甚大な影響では無いが、確かに目立つ。広角側では問題無いようだ。
  • 倍率色収差は絞り値に関係なく0.04~0.06%を維持している。間違いなく肯定的な結果であり、高く評価できる。
  • 球面収差の補正に大きな問題は見られない。
  • 歪曲収差はRAWの12mmで非常に大きく、-6.87%に達する。さらに陣笠状に歪んでいるので部分的に-7.22%となる。14mmでも依然として-4.94%の大きな収差が残存しており、18mmで-2.13%の樽型だ。25mmで歪曲収差がほぼ無くなるが、35mmで+1.41%、45mmで+1.75%の糸巻き型となる。
    歪曲収差の光学的な補正は完全に諦めており、ソフトウェア補正に依存している。
  • コマ収差は僅かでケチのつけようが無い。
  • 非点収差の平均値は3.5%と低い数値だが、望遠側で増加傾向となる。
  • ボケは酷くは無いが、見栄えが良いわけでもない。非球面レンズにより玉ボケの滑らかさは見られない。
  • 周辺減光はRAWの12mm F4え-1.76EVと目立つ。F5.6まで絞ると-1.48EVまで低下するが、それ以降は絞ってもあまり改善しない。25mm F4で-0.47EV、45mm F4で-0.67EVとなる。
  • 9群構成のレンズは18のガラス面を持つことを意味する。ズームレンズとしてはそれほど多く無いが、小型レンズのため不要な光やフレアを避けるのが難しかったのだろう。
    結果として逆光耐性では問題が多く、様々な状況でフレアが発生する。酷い性能では無いが、賞賛できるものでは無い。
  • オートフォーカスはノイズレスで非常に高速だ。ピント全域を0.3~0.4秒で移動する。ハーフマクロを備えたレンズとしては特に優れた結果と言えるだろう。精度は良好で低照度でもパフォーマンスの低下が見られない。とても肯定的に評価できる。

長所:頑丈な防塵防滴鏡筒・優れた中央画質・絞り開放から隅まで良好な画質・中程度の軸上色収差・倍率色収差が少ない・きちんとしたコマ収差補正・非点収差が僅か・静かで高速かつ正確なAF

短所:RAWで巨大な歪曲・RAWで目立つ周辺減光・逆光耐性はより良好だとよかった

3つの短所があるものの、まだまだ高く評価できるレンズだ。絞り開放の優れたシャープネスは感動ものだ。オリンパスの光学設計者はよくやっている。2つの欠点はソフトウェア補正で大きな問題とはならないが、逆光耐性には改善の余地があると思う。

とても優れたレンズだが、初値はやや高めだ。カメラとのセット販売でもう少し値下がりする可能性はある。

Lenstip:Olympus M.Zuiko Digital ED 12-45 mm f/4.0 PRO

とのこと。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」と同じくF4ズームながら非常に優れた解像性能を発揮するレンズのようですね。やはり歪曲収差などはソフトウェア補正前提となっているので、格納されているプロファイルを適用できない現像ソフトでは注意が必要です。

逆光耐性は12-100mm F4 PROより良好と感じましたが、Lenstipとしてはまだまだ改善の余地が残されている模様。確かに手持ちの12-45mmでもパーフェクトとは感じませんでした。
オートフォーカスは12-100mm F4 PROより高速と感じ、ズームレンジ全域で換算0.5倍の撮影倍率も便利。さらに防塵防滴・小型軽量と言った特徴を組み合わせると汎用性の高い標準ズームレンズと言えるでしょう。
F4標準ズームとしてはやや高価ですが、買い方次第で5万円ちょっとで手に入るはず。12-100mm F4 IS PROとの棲み分けが難しいと感じますが、サイズや価格を重視するのであれば、良い選択肢だと思います。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROの最新情報を集めるページはコチラ

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