2020年7月2日付けでニコンの気になる特許出願が公開されています。レンズ構成がソックリと言えませんが、「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」を想定した特許だったのかもしれませんね。
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- 【公開番号】特開2020-101838(P2020-101838A)
- 【発明の名称】変倍光学系および光学機器
- 【出願日】2020年3月30日
- 【分割の表示】特願2018-543963(P2018-543963)の分割
【原出願日】2017年10月5日- 【出願人】
【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン- 【課題】より広い画角を有した変倍光学系(ズームレンズ)を提供する。
実施例1 実施例2 実施例5 焦点距離 51.50-242.50 51.50-242.51 51.50-242.48 F値 4349-6.35 4.49-6.35 4.49-6.35 半画角 32.0-6.8 32.0-6.8 32.2-6.8 像高 14.75 14.75 14.75 全長 137.496-176.460 135.610-176.402 139.517-175.122 BF 19.642-69.906 19.521-68.637 12.228-12.232
APS-Cをカバーする像高の50-250mm F4-6.3と言ったところでしょうか。実施例にはバックフォーカスが大きく変動するタイプとほぼ固定されているタイプの2種類があるようです。どちらにしてもバックフォーカスが短く、ミラーレス用望遠ズームレンズを想定している模様。
ミラーレス用の50-250mmと言えば、Zマウント「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」が2019年11月に登場したばかりですね。このレンズを想定した特許か?と言うとレンズ構成が異なっているので100%特許取りと言う訳では無さそう。VRユニットやフォーカスレンズの配置が同じであれば、この特許を元にしているのかもしれません。原出願は2017年、Zシステムが発表される1年前であり、当時からZマウントにDXシステムを導入しようと検討していたことが分かります。
ニコンNIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR交換レンズデータベース
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