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シグマ APS-C用「20mm F1.4」「23mm F1.4」光学系の特許出願

2024年3月15日付けでシグマの気になる特許出願が公開。「23mm F1.4 DC DN」用と思われますが、中には「20mm F1.4」を想定したような実施例も含まれています。

概要

  • 【公開番号】P2024035865
  • 【公開日】2024-03-15
  • 【発明の名称】大口径比光学系
  • 【出願日】2022-09-05
  • 【出願人】
    【識別番号】000131326
    【氏名又は名称】株式会社シグマ
  • 【課題】フォーカスレンズ重量を削減しつつ、インナーフォーカス方式を採用する大口径比光学系を実現する。
  • 【背景技術】
    【0002】
    近年、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置の普及に伴い、撮像素子の画素数の増加が急速に進んでおり、より高画質の結像光学系が求められている。
  • 【0003】
    また、高速かつ正確なフォーカス駆動が求められている。フォーカスレンズ群の重量が大きくなると、フォーカス駆動の速度が低下したり、フォーカス駆動時の騒音が大きくなったりして好ましくない。またレンズを移動させるためのアクチュエータが大型化してしまい、鏡筒が大型化してしまうという問題がある。
  • 【0007】
    本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、フォーカスレンズ重量を削減しつつ、インナーフォーカス方式を採用する大口径比光学系を提供することを目的とする。

実施例1

  • 焦点距離:22.31
  • F値:1.46
  • 画角:67.85
  • 像高:14.20
  • 全長:94.32
  • バックフォーカス:18.7827

実施例3

  • 焦点距離:20.37
  • F値:1.43
  • 半画角:72.96
  • 像高:14.20
  • 全長:94.32
  • バックフォーカス:19.3592

パラメータやレンズ構成を見る限りではAPS-Cミラーレス用の交換レンズ「23mm F1.4 DC DN」に関連した光学系の特許のようですね。大口径レンズでフォーカスレンズの小型軽量化を実現する、シグマではよく見るコンセプトの特許となっています。フォーカスレンズとして動かすのは後群の1枚のみとなっているので、リードスクリュータイプのステッピングモーターでも動かしやすそう。

実施例の中には「23mm F1.4」以外に「20mm F1.4」を想定したような光学系も含まれています。「23mm F1.4 DC DN」が商品化されているので、20mm F1.4 DC DNが登場する可能性は限りなくゼロに近いと思われます。とは言え、個人的に換算30mmの画角は気になるレンズ。また、23mmの単焦点レンズは中国レンズメーカーの参入が多く、競争は激化しています。(参考までに下部で23mmAFレンズリストを掲載)

レッドオーシャンの23mmを避けた「20mm F1.4」はあっても良いのかなと。まあ、前述したように可能性は限りなくゼロに近いと思いますが…。

参考:23mm APS-C AFレンズ

シグマ 23mm F1.4 DC DN | Contemporary 最新情報まとめ

レンズの仕様

レンズの仕様
発売日 2023年4月21日 希望小売価格 71,500円
マウント X / E / L 最短撮影距離 0.25m
フォーマット APS-C 最大撮影倍率 1:7.3
焦点距離 23mm フィルター径 52mm
レンズ構成 10群13枚 手ぶれ補正 -
開放絞り F1.4 テレコン -
最小絞り F16 コーティング SMC
絞り羽根 9枚
サイズ・重量など
サイズ φ65.8×76.9mm 防塵防滴 簡易
重量 340g AF STM
その他 -
付属品
レンズフード

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