2020年11月5日付けでタムロンの気になる特許出願が公開されています。「85mm F2.8 Di III」「125mm F1.8 Di III」「125mm F2.8 Di III」となりそうな、比較的シンプルなレンズ構成の望遠レンズに関する実施例を含んでいます。
85mm F2.8 Di III 登場なるか?
- 【公開番号】特開2020-181000(P2020-181000A)
- 【公開日】2020年11月5日
- 【発明の名称】撮影レンズ及び撮影装置
- 【出願日】2019年4月23日
- 【出願人】
【識別番号】000133227
【氏名又は名称】株式会社タムロン- 【課題】小型で光学性能の優れた撮影レンズ及び撮影装置を提供する。
実施例1 実施例2 実施例3 焦点距離 82.451 124.905 125.920 F値 2.884 2.884 1.854 半画角 14.655 9.765 9.646 像高 21.633 21633 21633 全長 76.000 116.301 144.837 BF 実施例4 実施例5 焦点距離 128.082 143.416 F値 3.605 2.884 半画角 9.474 8.481 像高 21.633 21.633 全長 108.872 136.846 BF
登場が最も期待できそうなのは「85mm F2.8」でしょうか?すでに単焦点F2.8 Di IIIシリーズで3本のレンズがリリースされており、面白いニューフェイスとなりそうです。「1:2」の撮影倍率は備えていないように見えますが、そもそも現行3本のレンズデザインはあれで完結していると、以前にどこかのインタビューで見た覚えがあります。(どこだったかなぁ…)
比較して、インナーフォーカスを採用した高速フォーカスのレンズに見えます。
気になるのは125mmの単焦点レンズ。ミラーレス用の望遠単焦点としては比較的シンプルなレンズ構成を採用しており、タムロンDi IIIシリーズらしい手ごろな価格設定とライトウェイトが期待できそう。アクチュエーター次第で高速AFの予感。サイズ重視のF3.5となるか、いっそF1.8を採用するのか…。
参考:タムロンDi IIIシリーズ一覧
- 17-28mm F/2.8 Di III RXD
- 28-75mm F/2.8 Di III RXD
- 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD
- 70-180mm F/2.8 Di III VXD
- 70-300mm F4.5-6.3 Di III RXD
- 20mm F/2.8 Di III OSD M1:2
- 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2
- 35mm F/2.8 Di III OSD M1:2
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