WFT-R10キヤノンが7月9日に大規模な発表を控えており、既に色々な新製品の噂情報が出回っていますね。そこで今回は発表に先立ち、これまでの情報をおさらいしてみたいと思います。
【更新】EOS Presentationが始まりました。内容はこちらのページでまとめています。
新時代、はじまる
Canon EOS Presentation
【更新】EOS Presentationが始まりました。内容はこちらのページでまとめています。
新時代、はじまる
- 公式ウェブサイト
- Canon EOS Presentation
・2020年7月9日 21:00 スタート
2018年に新時代が始まらなかったEOS R・RPユーザー必見のイベントのようです。発売日EOS R購入組の自分としてはなんとも複雑な気持ちとなるキャッチコピーですが、新時代には期待しています。
午後9時スタートと言うことで当日の予約販売開始は無さそうですね。翌日(金曜日)10時頃から受注開始となるのか、それともソニーや富士フイルムのように1週間ほど間を開けるのか気になるところ。噂ではR5の生産数が少なく、納期に時間がかかる可能性ありと言われていましたが…
価格情報
税込み量販店価格(最安値は10%安くなる可能性あり)
- EOS R5 ボディ:506,000円
- EOS R6 ボディ:335,500円
- EOS R6 レンズキット:379,500円
- RF85mm F2 Macro IS STM:82,500円
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM:368,500円
- RF600mm F11 IS STM:96,800円
- RF800mm F11 IS STM:124,300円
EOS R5
赤色は確定・太字が可能性の高い情報
- モデルネーム:EOS R5
- コードネーム:DS126838
・5GHz WiFi
・Bluetooth 5.0- 4500万画素 フルサイズCMOSセンサー
- DIGIC X
- ボディ内手ぶれ補正
・ボディ内5段補正
・レンズ協調補正で7?8段- 顔ライティング補正
(オートライティングオプティマイザ機能)- 被写体認識AF
・猫・犬・鳥(全身・顔・瞳)- メカシャッター12fps連写
- 電子シャッター20fps連写
- フォトグラファー向けの驚くべき新機能
- OLED 576万ドット 0.76倍 ビューファインダー
- 3.15型 210万ドット 液晶モニタ
- 5GHz WiFi
- デュアルスロット(CFexpress+SD UHS-II)
- 138×97.5×88mm
- 738g(バッテリー・SDカード含)
- 4000ドル未満となる
- クラウドプラットフォーム対応
- 7月下旬・3899ドル・4199ポンド
- Adobe Premiere Pro EOS R5対応済み
動画仕様(注意書きが無い限り公式情報)
- 最大29.97fpsの8K RAW内部記録
- 最大29.97fpsで4:2:2 10bit Canon Log H.265/ HDR PQ (H.265) 8K内部記録
- 最大119.88fpsで4:2:2 10-bit Canon Log (H.265)/HDR PQ (H.265) 4K内部記録
- 4K 59.94fpsまでの外部記録
- 8K・4K動画はフル画角(8K RAW/DCI 4K時)
- 全ての8K・4K動画でデュアルピクセルCMOS AFを利用可能
- 内部記録における全ての8K・4KでCanon Log利用可能
「5」を継承するキヤノン製カメラとしてかなり力の入ったミラーレスに仕上がっているようです。イメージセンサー・プロセッサー・ボディデザイン全てがEOS Rから一新され、より本格的な操作性・パフォーマンスを期待できそう。
気になるのが価格設定ですが、噂では4000ドル未満になると言われています。EOS 5D Mark IVの初値が40万円を超えていたので同じ水準となる可能性は大いにあり。
EOS R5 | |||
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EOS R6
赤色は確定・太字が可能性の高い情報
- DS126832の可能性
-WiFi
-Bluetooth 4.2
-LP-E6NH(7.2V,2130mAh)
-USB-C端子- 2000万画素 フルサイズCMOSセンサー
- DIGIC X
- ボディ内手ぶれ補正
- 頭部検出AF
- 動物検出AF
- 12コマ秒連写 メカシャッター
- 20コマ秒連写 電子シャッター
- 動画
・オーバーサンプリング5K
・4K 60p
・FHD 120p
・Canon-log
・ゼブラ・10bit動画
・RAW動画機能なし- デュアルSD UHS-IIカードスロット
- EOS R5と同じ500万ドットEVF
- 2.95型 162万ドット 液晶モニタ
- EOS R5ほどではないビルドクオリティ
- デュアルピクセルCMOS AF II
- 2.4GHz WiFi
- Bluetooth 4.2
- LP-E6NHバッテリー
- 138×97.5×88.4mm
- 680g(バッテリー・SDカード含)
- 8月下旬・2499ドル・2499ポンド
今回のダークホース。
EOS R5と違い開発発表されていませんが、噂通り2000万画素センサーを搭載した低画素スポーツ向けカメラとなるようです。カメラデザインはEOS R5とよく似ていますが、モードダイヤルやカードスロットなど、一部ハード面に違いがある模様。
噂通りのスペックと価格で登場するならば、α7 IIIやZ 6の強敵となりそうですね。
EOS R6・ボディー | |||
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EOS R6・RF24-105 IS STM レンズキット | |||
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カメラアクセサリ
LP-E6NH
詳細不明
EOS R5・R6に対応・従来のバッテリーと互換性があると噂されています。容量が「2130mAh」に増加していると言われているのでバッテリー性能の向上が期待できそうですね。
(参考:LP-6N 7.2V 1865mAh)
BG-R10
詳細不明
EOS R5専用、もしくはR6と共用か?
WFT-R10から通信接続機能を省いたモデルのように見えます。
WFT-R10
詳細不明
EOS R5専用のワイヤレストランスミッターだと思われますが、従来品と異なりバッテリーグリップとしても機能しそうですね。
交換レンズ
RF 70-200mm f / 4L IS USM
詳細不明
噂されていますが、製品画像・スペックのリークはありません。まだ発表されない、もしくは開発発表のみとなる可能性あり。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
- 14群20枚
- 最短撮影距離:0.9m(広角端)
- 最大撮影倍率:0.33倍(望遠端)
- 手ぶれ補正:5.0段分
- フィルター径:77mm
- サイズ:φ93.8mmx207.6mm
- 重量:1370g
- 9月下旬・2699ドル・2899ポンド
「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」のコンセプトをミラーレスRFシステムで実現すると、望遠端が500mmまで伸び、2/3段暗くなる模様。400mmの時点で開放F値が「F5.6」であれば500mm F7.1をおまけとして使える印象でしょうか?非常に高価なレンズなので光学性能に期待大。
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM 交換レンズデータベース
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM (現在は簡易検索) |
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RF 50mm f / 1.8 IS STM
詳細不明
噂されていますが、製品画像・スペックのリークはありません。まだ発表されない、もしくは開発発表のみとなる可能性あり。
RF85mm F2 Macro IS STM
- 11群12枚
- 最短撮影距離:0.35m
- 最大撮影倍率:0.5倍
- 手ぶれ補正:5.0段分
- フィルター径:67mm
- サイズ:78×90.5mm
- 重量:500g
- 649ポンド
- 10月下旬・599ドル・649ポンド
「RF35mm F1.8 Macro IS STM」と同じくハーフマクロの接写性能を備えたミドルクラスの単焦点レンズとなる模様。RFレンズの中ではサイズも価格も手ごろで人気のレンズとなりそう。35mmと同じくレンズ繰り出し式フォーカスかどうかは不明。最短撮影距離が非常に短いのでフォーカスリミッターを備えているのが印象的ですね。
RF85mm F2 Macro IS STM交換レンズデータベース
RF85mm F2 Macro IS STM (現在は簡易検索) |
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RF600mm F11 IS STM
- 7群10枚
- 最短撮影距離:4.5m
- 最大撮影倍率:0.14倍
- 手ぶれ補正:5.0段分
- フィルター径:82mm
- サイズ:93×199.5mm(沈胴時)269.5mm(撮影時)
- 重量:930g
- 699ポンド
- 7月30日発売予定
- 7月下旬・699ドル・749ポンド
RFマウントの可能性を示す新しいコンセプトの超望遠レンズ。なんと沈胴機構を採用してレンズを根元から延ばす方式の奇抜なデザイン。
600mmの長焦点ながら、沈胴機構を備えているので縮長が非常に短い。さらに開放F値「F11」と非常に小さな口径を採用することで小型軽量を実現していると思われます。果たしてこのレンズに絞りがあるのか?
価格設定はRF85mm F2と同水準。これを安いと言えば良いのか、高いと言えば良いのかよく分かりませんが、少なくとも「EF600mm F4L IS III USM」とは雲泥の差。画質とAF性能次第でニッチだけど需要の高いレンズとなりそう。
RF600mm F11 IS STM (現在は簡易検索) |
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RF800mm F11 IS STM
- 8群11枚
- 最短撮影距離:6.0m
- 最大撮影倍率:0.14倍
- 手ぶれ補正:4.0段分
- フィルター径:95mm
- サイズ:101.6×281.8mm(沈胴時)351.8mm(撮影時)
- 重量:1260g
- 929ポンド
- 7月30日発売予定
- 7月下旬・899ドル・979ポンド
600mm F11と同じコンセプトの800mmモデル。サイズがやや大きく、価格は少し高い。やはり画質とAF性能次第で化ける可能性あり。
晴天での使用が前提となりますが、少なくとも価格を考慮するとマイクロフォーサーズやAPS-Cの需要を食ってしまいそうなレンズ。
RF800mm F11 IS STM (現在は簡易検索) |
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RF 1.4x
- レンズ構成:4群7枚
- サイズ:φ71.2x20.3 mm(マウント基準)/40.6mm(全長)
- 重量:225g
- 対応レンズ
・RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
・RF600mm F11 IS STM
・RF800mm F11 IS STM
RF望遠レンズに対応する×1.4テレコンバージョンレンズ。噂されていた「全てのRFレンズに対応」する形状ではありませんが、今回リリースされる望遠レンズ4本には対応している模様。600mmや800mmに装着してAFが動作するのかは不明。
RF 1.4x (現在は簡易検索) |
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RF 2x
- レンズ構成:5群9枚
- サイズ:φ71.2x39.3 mm(マウント基準)/60.6mm(全長)
- 重量:340g
- 対応レンズ
・RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
・RF600mm F11 IS STM
・RF800mm F11 IS STM
×1.4と同じ。800mm F11に装着すると「1600mm F22」の暗黒単焦点レンズへ変化。これが実用に耐えうるのか不明ですが、一度使ってみたい組み合わせ。
RF 2x (現在は簡易検索) |
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