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キヤノン「RF85mm F2 Macro IS STM」交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「RF85mm F2 Macro IS STM」に関する情報を収集しています。

データベース

最新情報

  • 2020-07-09:量販店価格は82,500円(税込)、10月下旬発売予定とのこと。
  • 2020-07-09:649ポンドになると噂されています。
  • 2020-07-06:「RF85mm F2 Macro IS STM」が近日中に正式発表される雰囲気となってきた専用の情報収集ページを作成しました。ひとまず現在の噂情報を掲載。

管理人のレビュー

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

関連記事

海外の評価

Dustin Abbott

Dustin Abbott:Canon RF 85mm F2 IS STM Review

  • レンズの紹介
    ・EOS R5とR6の登場以来、キヤノンは勢いに乗っている。これらは本当に革新的で、RFレンズの可能性を解き放つことが出来るカメラのように感じる。
    ・過去のRFレンズはボディよりも高価なモデルが多かったが、昨年に手ごろな価格の「RF85mm F2 IS STM」と「RF50mm F1.8 STM」が登場した。
    ・一般的に85mm単焦点レンズと言えば撮影倍率が不足していることが多い。しかし、このレンズは1:2のハーフマクロに対応している。
    ・さらに静止画/動画で効果的な光学手ぶれ補正まで搭載した599ドルとリーズナブルな価格設定である。
  • ビルドクオリティ
    ・残念ながらレンズフードは含まれていない。50ドルの追加費用で購入する必要がある。
    ・防塵防滴には非対応だ。同じ価格帯のサムヤン「AF85mm F1.4 RF」でさえ防塵防滴仕様である。レンズフードやポーチも付いてくる。
    ・ビルドクオリティは良好だ。外装はしっかりとしており、傷や打撃に強い。マットな塗装で指紋などへの耐性もあり、外装の見た目を維持しやすい。
    ・フィルター径は67mmだ。
    ・9枚羽根の絞りは絞っても綺麗な円形を維持している。このレンズの強みと言えるだろう。
  • 携帯性
    ・見た目よりも重く、EF85mm F1.8 USMより75g重い。しかしハーフマクロと手ぶれ補正搭載を考慮すると重すぎるということは無い。
    ・RF85mm F1.2Lの重量と比べて約半分だ。サムヤンよりも84g軽い。
    ・サイズは78×90.5mmと適切だ。
  • 操作性
    ・側面には3つのスイッチがある。AFリミッター・AF/MF・ISオンオフだ。
    ・コントロールリングには絞りや露出補正を割り当てることが可能だ。
    ・コントロールリングはローレット加工が施され、フォーカスリングとは一線を画す触感が得られる。
  • オートフォーカス
    ・同価格帯のサムヤン「AF85mm F1.4 RF」はインナーフォーカスで遥かに優れたAFだ。
    ・ステッピングモーター駆動は高速で滑らかな動作のレンズもあれば、遅くて粗い動作のレンズもある。残念ながらこのレンズは後者だ。
    ・インナーフォーカスではなく、接写時には内筒が3cmほど伸びる。
    ・内筒は傷つきやすいように見えるため、電源オフ時は自動的に格納されるように設定しておくと良いだろう。
    ・ステッピングモーターはレンズを高速移動することが出来ず、動作音もかなろ大きい。
    ・騒がしい背景があると、手前にピントを合わせづらい。
    ・フォーカスリミッターを活用することも出来るが、それだけでは不十分な場合もある。
    ・RF50mm F1.8 STMも接写時に内筒が伸びる。しかし、より高速で静かに動作している。
    ・動画ではフォーカス速度が調整され、ノイズは悪くないが速度は非常に遅くなる。
    ・AF精度は瞳AFは良好だが、AFにイライラするシーンが多かった。
  • マニュアルフォーカス
    ・フルマニュアルで接写まで操作する場合はリングを大きく回転する必要がある。
    ・移動速度が非常に遅いので、回転方向が正しいのか迷うときがあった。
  • 手ぶれ補正
    ・手ぶれ補正は「ハイブリッドIS」であり、接写時にも効果的だ。
    ・ピント距離が短い場合は公称値ほどの効果は得られない。
    ・遠い距離の被写体では0.4秒のシャッタースピードで安定した結果を得られる。
  • 解像性能
    ・最短撮影距離でも解像性能は非常に良好だ。
    ・フレーム全体で優れたシャープネスとコントラストを実現している。
    ・画質は一貫しており、四隅は中央と比べてほとんど見劣りしていない。
    ・サムヤンのF2と比較すると、僅かにサムヤンが優れている。優れたポートレートレンズを探しているのであればサムヤンのほうがおススメだ。オートフォーカスにイライラすることもない。
    ・F2.8まで絞るとサムヤンとの差は小さくなる。
  • 像面湾曲
    ・接写でも像面湾曲は見られない。
  • ボケ
    ・明るい玉ボケでも描写は綺麗で柔らかい。
    ・騒がしそうなシーンでも良好な描写である。
  • 色収差
    ・軸上色収差は適切に補正されている。前後の色付きは最小限だ。
    ・マクロ撮影では軸上色収差が目立つ可能性があるのでこれは良い傾向である。
  • 球面収差
    ・記載なし。
  • 歪曲収差
    ・僅かな糸巻き型の歪曲が見られる。
  • 周辺減光
    ・適度に重い光量落ちが見られる。
    ・光量落ちの影響はリニアで、手動補正で綺麗に修正できる。
  • コマ収差
    ・記載なし。
  • 逆光耐性
    ・逆光耐性はまずまずだ。光源がフレームの隅にあると、コントラストとゴーストが悪化する。
    ・絞るとゴーストは目立つが、素敵な光条が発生する。
  • 作例集

総評

スペックシート上ではワクワクするレンズだったが、残念ながら実際は少しがっかりした。画質には多くの優れたポイントがあり、細部のディテールや素晴らしいボケは評価できる。

しかし、オートフォーカスには不満が残ることが多く、各社が素晴らしいAFレンズを投入する中でこのようなレンズが登場したのは残念である。光学性能が素晴らしいだけにがっかりだ。

最終評価をどのようなものにしようか悩んでいる。愛すべき光学性能に加え、手ごろな価格でハーフマクロは魅力的だ。しかし、結果を得るにはイライラするプロセスが必要で、これを克服できるか見極める必要がある。最終的にはあなた自身で確認してみて欲しい。

長所:小型・珍しいハーフマクロ・接写性能・効果的な手ぶれ補正・均質で優れたシャープネス・素敵なボケ・良好な収差補正・逆光耐性

短所:ノイジーで遅いAF・レンズフード別売り・防塵防滴非対応・周辺減光が重い

Admiring Light

Admiring Light:Review: Canon RF 85mm f/2 Macro IS STM

  • レンズの紹介
    ・EOS R用のポートレートレンズと言えば85mm F12.Lの非常に高価なレンズか、アダプター経由でEFレンズを使うしか選択肢が無かった。
    ・このレンズは599ドルでハーフマクロを利用できる優れた画質と高い汎用性を備えた全く別のレンズである。
  • ビルドクオリティ
    ・コンシューマーグレードらしいビルドクオリティだ。
    ・外装はポリカーボネート製で、マウントは金属製である。
    ・外装はLレンズとよく似ているが、部分的に大きな違いがある。プラスチック外装はLレンズよりも少し薄いように見え、防塵防滴仕様ではない。
    ・フォーカシングで前玉が伸びる設計だ。伸びる前玉は回転することが無いので偏光フィルターの使用で問題は無い。
    ・レンズフードは別売りだ。これはキヤノンに対する大きな不満の一つである。別売りの価格設定も馬鹿げている。
  • 携帯性
    ・適度なサイズで、EF85mm F1.8よりも直径が僅かに大きく、少し全長が長い。
    ・ハーフマクロに対応しているため、レンズが多少大きくなるのだろう。
    ・アダプター経由でEF85mm F1.8を使うよりも僅かに小さくなる。
    ・軽量なのでEOS R6との組み合わせでとてもバランスが良い。
  • 操作性
    ・左側面には3つのスイッチを搭載している。
    ・フォーカスリミッターはAFに問題ないことが多く、通常はFULLに設定している。
    ・フォーカスリングは滑らかに回転するが、抵抗は無い。
    ・ピント移動はリングの回転速度に応じて変化するが、カメラ側でリニアな動作に変更も可能だ。
    ・レンズ先端にはコントロールリングを搭載している。
  • オートフォーカス
    ・ギアタイプのステッピングモーター駆動を採用している。
    ・USM駆動と比べると少し遅くて、ノイズも多いが、レンズをコンパクトに保つのに役立つ。
    ・クローズアップから遠景へピントを切り替える際の動作は遅く、ノイズが発生する。
    ・マクロ以外でのフォーカシングはとても高速だ。
    ・動画撮影時はフォーカスが遅くなり、とても静かで滑らかに動作する。
    ・接近時は上手くいかないこともあるが、1m以上離れた被写体ではサーボAFでも簡単にピントを合わせることが出来る。
  • マニュアルフォーカス
    ・記載なし。
  • 手ぶれ補正
    ・EOS RPと組み合わせても1/5秒かで一貫してシャープな結果を得ることが出来た。これは公称値であり5段分に近い性能だ。
    ・EOS R6と組み合わせると、0.5秒前後で一貫したシャープな結果を得ることができる。そして1秒以上でもたまにシャープな結果を得ることが出来た。
    ・公称値である8段分には及ばないが、それでも全体的に優れた結果だ。
  • 解像性能
    ・とてもシャープなレンズだ。
    ・F2からフレームの90%でとてもシャープな描写となり、フレーム端が少しソフトとなる。
    ・F2.8からF4まで絞ると、四隅までシャープとなり、非常に優れたフレーム全体のシャープネスを得ることが出来る。
    ・近距離でも非常に優れたシャープネスを維持している。最短撮影距離でもほぼ同じ結果を得られる。
  • 像面湾曲
    ・記載なし。
  • ボケ・色・コントラスト
    ・ポートレートの場合、ボケはとても良好で全体的に滑らかだ。ただし、コントラストが少し高くなることがある。
    ・玉ボケは四隅に向かって楕円形となり、中央と比べるとサイズが小さくなる。騒がしい背景の場合はこれによりボケに緊張感が加わることがある。
    ・玉ボケの内側は滑らかで縁取りは目立たない。85mm F1.2Lほどクリーミーでは無いが、それでもボケ描写には満足している。
    ・色はニュートラルで彩度は優れている。
    ・コントラストはF2から優れており、パンチのある画質だ。
  • 色収差
    ・古い85mm F1.8は軸上色収差が弱点だったが、このレンズは優れた補正状態である。
    ・倍率色収差はごくわずかで、基本的に皆無だ。
  • 球面収差
    ・記載なし。
  • 歪曲収差
    ・無補正の場合は中程度の糸巻き型だ。
    ・歪曲収差の補正後でも良好なシャープネスである。
  • 周辺減光
    ・F2でかなり強い減光があるが、絞ると改善する。
    ・F4までに大きく改善するが、減光は残っている。
  • コマ収差
    ・記載なし。
  • 逆光耐性
    ・ぼちぼちの性能だ。
    ・フレア耐性は良好でコントラストの低下は最小限だ。
    ・明るい光源がフレーム内にあると、ゴーストが発生する。サイズは小さいが数が多いので気を付けたい。
  • 作例集

総評

RF 85mm F2は魅力的なレンズである。非常に良好な画質、光学手ぶれ補正、1:2の倍率までフォーカスする優れた汎用性を備えている。この汎用性とF2の明るさを兼ね備え、同じレンズでクローズアップからポートレート・風景すべてを撮影する能力を持つ。これは本当に私を引き付けるものだ。

中程度の距離で十分なフォーカス速度だが、クローズアップやクローズアップから遠景へフォーカスする際は少し遅くなることがある。逆光耐性や歪曲・周辺減光にも注意が必要だ。

599ドルの手ごろな価格でこの水準の光学性能と汎用性を実現しており、とても人気のあるレンズになると思う。グッジョブだキヤノン。

長所:良好なビルドクオリティ・遠距離で適度な速さのAF・優れた手ぶれ補正・フレーム全体の優れたシャープネス・良好なボケ・優れた色収差補正・優れた色とコントラスト

短所:AFが遅くてノイジー・逆光耐性・F2の周辺減光・糸巻き型歪曲・レンズフードが別売り

DXOMARK

DXOMARK:Canon RF 85mm F2 Macro IS STM Lens review

総合 解像 歪曲 減光 透過 色収差
RF85mm F2 R 39 26 0.3 -1.4 2.2 2
FE85mm F1.4 7R4 49 47 0.1 -1.8 1.6 3
SP85mm F1.8 D850 48 44 0.1 -1.6 2.1 6
AF-S85mm F1.4 D850 46 35 0.2 -1.8 1.6 7
FE85mm F1.8 7R4 46 55 0.3 -2.0 2.0 5
AF-S85mmF1.8 D850 45 29 0.1 -1.7 2.0 4
EF85mmF1.8 5D4 31 21 0.4 -1.5 2.1 3
備考:テスト機の解像性能が異なり、総合スコアに大きく影響している点に注意
  • レンズの紹介
    ・2020年に発表された新しいポートレートレンズだ。
    ・一般的に85mmは最短撮影距離が0.85m、倍率が0.13倍となることが多い。しかしこのレンズは0.35mまで寄ることができ、0.5倍のハーフマクロを実現している。
    ・さらに5段分の光学手ぶれ補正を搭載している。R5やR6と組み合わせることで最大8段分の補正効果と言われている。
  • 全体的な評価
    ・EOS Rでテストしたところ、RF50mm F1.2LやRF28-70mm F2Lを上回る高い光学性能を実現している。
    ・特に全ての絞り値で高いシャープネスとなっているのが印象的だ。
    ・26Mpixの解像性能はEOS Rのセンサーで頭打ちとなっており、EOS R5のような高画素機で増加する。
    ・全体的に倍率色収差が低く、歪曲は極僅かだ。周辺減光は比較的少ない。
    ・価格を考慮すると非常に優れた性能だ。
  • 競合他社との比較
    α7R IVやD850はEOS Rと比べて高解像のため、R5でテストすることでスコアが伸びる可能性がある。
    ・古いEF85mm F1.8 USMを明らかに上回っており、特にシャープネスと倍率色収差、周辺減光が改善している。透過も良好だ。
  • 詳細な比較
    ・ソニー製レンズは解像度が似ているα7Rでテストした。
    ・FE85mm F1.8とSP85mm F1.8と比較する。
    ・RF85mm F2はフレーム全域で非常に高いシャープネスを実現している。特に絞り開放での性能が顕著だ。
    ・絞り開放の周辺部はFE85mm F1.8よりも良好である。
    ・F2.8-4まで絞ると、解像性能が少し良好なα7RやD800Eに装着したFE85mm F1.8やSP85mm F1.8が少し上回る。これは驚くべきことではない。
    ・キヤノンやソニーの非点収差は良好に補正されている。しかし、タムロンは特に良好だ。
    ・センサー解像性能の差を考慮すると、RF85mm F2がよりシャープなレンズである可能性が高いと思われる。
    ・倍率色収差の補正はF1.8レンズよりも絞り開放で少し良好だ。絞るとソニーは悪化するが、キヤノンは維持し続けている。
    ・キヤノンは0.3%の糸巻き型、ソニーは0.3%の樽型だ。どちらも問題無い収差量である。最も優れているのはタムロンだ。
    ・全てのレンズをF2で揃えても、キヤノンの周辺減光は他2本と比べて有利である。タムロンは非常に近いが、ソニーの減光は重めである。絞るとキヤノンはF4で解消するが、ソニーは絞っても解消することが無い。
    ・キヤノンはT2.2と優れた透過率だ。タムロンやソニーよりも明らかに透過率が高い。それでも開放F1.8のレンズの明るさには及ばない。

総評

新しいEOS Rシステム用に超大口径でやや難解な「RF 85mm F1.2L」が登場した後、より手頃な価格でコンパクトなCanon RF 85mm F2 Macro IS STMは、コストと重量が参入の障壁となっていた初期のLシリーズの嫌悪感を和らげてくれるだろう。

高い評価を得ている「EF 85mm F1.8」のRFマウント版として、この新しいレンズには手ぶれ補正や近接性能などの興味深い利点がある。古いEFレンズの真の代替品としては非常に高い光学性能だ。

確かに開放F値が少し暗く、内筒は伸びるし、駆動方式はステッピングモーターだ。一部の潜在的な購買層は購入を躊躇う可能性がある。しかし、このレンズが高価なLシリーズモデルに代わる魅力的なレンズであることは否定できない。

Digital Camera World

Digital Camera World:Canon RF 85mm f/2 Macro IS STM review

  • レンズの紹介
    ・急速に成熟するRFレンズラインアップに追加された歓迎すべき一本だ。手ごろな価格で小型ながら高性能なポートレートレンズである。
    ・「RF85mm F1.2L USM」は遥かに大きく、高価なレンズだ。
    ・「RF35mm F1.8 Macro IS STM」のようなハーフマクロ性能を備えた手ごろな価格のレンズである。
  • ビルドクオリティ
    ・防塵防滴仕様ではないが、美しいデザインのレンズだ。
  • 携帯性
    ・サイズはわずか78×91mmだ。フィルターサイズは67mmで、重量はわずか500gのコンパクトなレンズである。
    ・F1.2と比べて、EOS Rと組み合わせた時のバランスは良好だ。
  • 操作性
    ・3系統のフォーカスリミッターを搭載している。
    ・AF/MFスイッチを搭載している。
    ・手ぶれ補正のスイッチを搭載している。
    ・カスタマイズ可能なコントロールリングを搭載している。クリックレスのため動画撮影に最適だ。
  • オートフォーカス
    ・ステッピングモーター駆動のフォーカスは静かで邪魔にならない。
    ・通常の撮影に加え、マクロフォーカス時もしっかりとした性能だ。
    ・マクロ領域でも高速フォーカスを実現している。
  • マニュアルフォーカス
    ・記載なし
  • 手ぶれ補正
    ・5段分の光学手ぶれ補正を搭載している。
    ・R5やR6のボディ内手ぶれ補正と連携することで驚異的な8段分の補正効果が得られる。
    ・ポートレートのみならず、手持ちマクロ撮影でも効果的だ。
    ・一眼レフとの差は顕著である。
    ・特にマクロ撮影時にゲームチェンジャーとなる補正効果だ。マクロ撮影のために三脚を持ち歩く必要がなくなる。
  • 解像性能
    ・パフォーマンスはほぼ全ての点で古い「EF85mm F1.8 USM」を吹き飛ばし、部分的に「RF85mm F1.2L USM」をも上回っている。
    ・F2の絞り開放でも、F4~F5.6でもカミソリのように非常にシャープな描写だ。
    ・中央とその周辺は非常にシャープだ。
    ・四隅の絞り開放は中央と比べると落ち込みがあるのは残念だが、ソフトな描写では無い。
    ・四隅はF5.6まで絞るとフレーム全体的で一貫性のあるシャープネスを実現できる。
    ・中央シャープネスはF1.2Lに匹敵し、四隅はさらに優れている。
  • 像面湾曲
    ・記載なし
  • ボケ
    ・F1.2Lほどのボケではないが、F2の絞り開放はバターのように滑らかな前ボケと美しい後ボケの描写である。
    ・「EF85mm F1.8 USM」と比べると少し騒がしいが、気が付かない程小さな差である。
  • 色収差
    ・実写で無視できる程度の収差量である。絞り値に関係なく、目立った色づきは発生しない。
  • 球面収差
    ・記載なし
  • 歪曲収差
    ・わずかな糸巻き型だが、気が散るほどではない。レンズ補正を適用すると、収差が解消する。
  • 周辺減光
    ・記載なし
  • コマ収差
    ・記載なし
  • 逆光耐性
    ・記載なし
  • 作例集:
    ・なし

総評

買うだけの価値があり、RF35mm F1.8と同じく、全てのEOS Rユーザー必携のレンズだ。

この価格帯のレンズで予想される欠点がいくつかある。防塵防滴非対応、レンズフード別売り、ハーフマクロなどだ。本当に悩ましいのは開放F値がF1.8ではなく、F2であることくらいだろう。

携帯性の良好で、RF85mm F1.2L USM」よりも良好な四隅のシャープネスを備え、5段分の手ぶれ補正はポートレートやマクロ撮影で役に立つだろう。滑らかで静かなSTM駆動のフォーカシングとクリックレスのコントロールリングによって動画撮影にも適している。

素晴らしいRFレンズだ。このレンズの購入を躊躇する理由は何もない。

長所:低価格・高画質・見事な手ぶれ補正

短所:F1.8ではない・防塵防滴非対応・等倍マクロではない

Xitek

Xitek:便携近摄新利器 佳能RF85mm F2 MACRO IS STM试用

  • EOS R5やR6と共に発表された新製品の一つだ。今のところRFレンズの単焦点は7つあり、そのうち3本が85mmである。他2本のRF85mm F1.2Lと比べて暗いが、遥かに手頃な価格設定の小型軽量レンズである。
  • 実際に手に取ってみると、確かに小さなレンズであることが分かる。全長はわずか90.5mmm、重量もわずか500gである。EOS Rボディとの相性は抜群だ。
  • レンズフードは同梱していないため、別途購入しなければならないのは残念だ。
  • 鏡筒はプラスチック製で心地よい質感だ。鏡筒にはコントロールリングとフォーカスリングを搭載。側面にはAF/MFスイッチとAFリミッター、そしてISスイッチを搭載している。
  • フィルター径は67mmだ。全体的にコンパクトでフロントヘビーとは感じない。
  • レンズ構成はUDレンズを含む11群12枚だ。MTF曲線を確認すると、中央は比較的良好だが、中央から端に向かって明らかに低下する。フレーム端のシャープネスは平凡だ。もちろん、85mmで重要なのは中央である。
  • 実写での解像テスト結果はMTF曲線と一致している。絞り開放では中央のシャープネスが許容できる一方、フレーム端は不十分だ。1段絞るとフレーム端のシャープネスが改善し始める。F4まで絞れば中央と端の両方が改善、F5.6-F11で比較的安定したパフォーマンスを得ることが可能だ。シャープネスはF16で低下し始め、F29では全体的にソフトな描写となる。
  • 逆光時のフレアは目立つ。ただし、F11まで絞るとフレアは解消する。
  • 色収差は絞り開放で目に付くものの、大きな問題とはならない。F2.8まで絞ると大きく減少し、F4で解消する。UDレンズを1枚しか使っていないが、効果は良好と言えるだろう。
  • 歪曲収差は補正を切ると僅かな糸巻き型となる。
  • 周辺減光は絞り開放で目立つ。1段絞ると弱まり始め、F5.6で解消する。
  • 内蔵手ぶれ補正とR6を組み合わせると、最大で8段分の補正効果が得られるという。実際にテストしてみると、1/2秒での撮影が可能となった。
  • F2を使うとボケは大きくなるが、小ボケ領域が少し騒がしくなる。
  • ハーフマクロ機能を備えており、花などの撮影に適している。深い被写界深度を得ために小絞りを使う際はF16あたりまでを目安にすると良いだろう。さらにR6のバリアングルモニタや手ぶれ補正機能も役に立つ。

手ごろな価格のRF中望遠レンズだ。画質は良好で、特に中央シャープネスは十分と言えるだろう。さらにマクロ機能も備えているので、ポートレート以外にもクローズアップ撮影に適している。F1.2Lと比べると描写や光学性能に差はあるものの、手ごろな価格と携帯性は考慮すると、検討する価値のある一本だ。

PhotographyBlog

PhotographyBlog:Canon RF 85mm F2 Macro IS STM Review

  • 全長9cm、重量500gと非常にコンパクトなポートレートレンズだ。RF85mm F1.2L USMの半分以下の重量で、2/3の全長である。
  • EOS R5との組み合わせでバランス良好だ。
  • ビルドクオリティはとても良い。大部分がプラスチック製だが、しっかりとした触感である。
  • 残念ながらRF35mm F1.8 IS STMのような防塵防滴仕様ではない。
  • 5段分と言われる光学手ぶれ補正を搭載しているうえ、ボディ側の手ぶれ補正と組合せるところで最大8段分の補正効果を得ることが出来る。意図的なパン動作を検出し、自動的にパンISモードに切り替えられる。
  • 3つの設定が可能なフォーカスリミッターを搭載しており、フォーカス速度の高速化が可能だ。
  • EOS R5との組み合わせでオートフォーカスは0.15秒で被写体をロックする。常に正確なフォーカスが期待でき、良い光環境でも悪い光環境でもほとんどハンチングを経験しなかった。
  • 高速で滑らかに動くステッピングモーター駆動のAFは動画撮影にも最適だ。静止画撮影時には駆動音が聞こえるものの、動画撮影時のフォーカスではほぼ無音となる。
  • コントロールリングを搭載しているので絞り値や露出補正の設定変更が可能だ。
  • 残念ながらレンズフードは付属していない。
  • 色収差はほぼ完全に補正されている。
  • 周辺減光は絞り開放で目に付く。これは後処理する必要があるだろう。
  • 糸巻き型歪曲は目立たない。
  • 9枚絞りのボケはとても心地よい描写だ。
  • シャープネスは中央と端どちらもF2優れた性能だ。F2.8からF16で際立ったものとなる。F22は回折の影響で低下し、F29は避けたほうが良いだろう。

比較的手ごろな価格のレンズであり、EOS Rシステムを始めるのに最適だ。ポートレートやハーフマクロなど幅広い用途に対応している。F1.2Lの価格設定とレンズサイズを考慮すると、万人向けのレンズと言えるだろう。画質は長所が多く、短所はほとんどない。絞り開放からフレーム全域がシャープで、F2.8からF16で際立ったものとなる。素敵なボケを得ることができ、色収差はとても良好に抑えられている。ビルドクオリティとても良好だが、耐候性があると良かった。STM駆動のオートフォーカスは高速で信頼性が高い。

599.99ドルの非常にコストパフォーマンスが良い。汎用性が高く、手ごろで明るいポートレートレンズだ。RF35mm F1.8と組み合わせると優れたコンビになると思う。

Mobile01

Mobile01:Canon RF 85mm f/2 Macro IS STM 評測報告|「人像 / 微距」一顆搞定!

  • 既に「RF85mm F1.2L USM」「RF85mm F1.2L USM DS」2本のポートレートレンズが存在する。今回登場したこのF2レンズはポートレートとマクロで共用できる新しいタイプの85mmだ。
  • 非Lシリーズの安価なレンズだが、レンズのクオリティとデザインは損なわれていない。外装の質感はRF85mm F1.2Lとほぼ同じだ。
  • サイズは78.0×90.5mm、重量は500gだ。F1.2Lと比べて60%軽量で長時間の撮影で有利となる。
  • 残念ながらレンズフードは付属していない。
  • 11群12枚のレンズ構成中にUDレンズは1枚のみ使用されている。豊富な特殊レンズや特殊コーティングは使われていない。
  • 35cmの最短撮影距離を実現しており、0.5倍のクローズアップ撮影が可能だ。
  • コントロールリングを備えているので、絞り値や露出補正などの操作が可能である。
  • 9枚の絞り羽根はF2からF29まで利用可能だ。
  • ストロークの長いマクロ機能に対応するため、AFリミッターを搭載している。「0.35-0.5m」「0.5-∞」「FULL」の3種類を利用できる。「0.5-∞」に設定するとAF速度が大幅に改善する。
  • フォーカシングにより内筒が伸びる。
  • Lレンズと最大の違いは防塵防滴仕様だ。このレンズには防塵防滴仕様が施されていないため、過酷な環境での撮影には注意が必要だ。
  • 製造国はマレーシアだ。
  • EOS R6と組み合わせて5段分の手ぶれ補正効果をテストしてみると、成功率は約40%だ。手ぶれ補正をオフにすると成功率はゼロとなる。
  • F1.2LはF2よりも中央部の解像度が少し優れているが、F16まで絞ると逆転する。フレーム端の画質が互角だ。
  • UDレンズは1枚しか使用していないが、実写では特に色収差の問題は発生していない。倍率色収差はF5.6まで絞ると完全に抑えられている。
  • F2の絞り開放で若干のゴーストが見られた。絞るとフレアの影響が見られる。
  • 光条はF8以降で徐々に発生する。
  • 口径食の影響が少しあり、絞り開放では玉ボケが四隅で変形しているのが分かる。

小型軽量でカメラ装着時にバランスが良いレンズだ。外装の質感は損なわれておらず、手ぶれ補正の効果は良好だ。ボディ内手ぶれ補正がないEOS RやEOS RPでは特に重宝すると思う。ポートレート・マクロに適したレンズだが、逆光耐性には注意が必要である。

DPReview ハンズオン

DPReview:Hands-on with Canon's new RF 85mm F2 Macro IS STM

  • プロ向け「RF85mm F1.2L USM」のコンパクトな代用品だ。高価なレンズほど明るいレンズでは無いが、光学手ぶれ補正と便利な接写性能を備えている。言うまでもなく持ち運びはずっと簡単だ。
  • 重量は500gとフェザー級からは程遠いものの、RF85mm F1.2Lと比べて半分だ。EOS R6と組み合わせても重く感じない。
  • フィルターはリーズナブルな67mmを使用する。
  • 綺麗でマットブラックなデザインだ。フォーカスリングとカスタマイズ可能なコントロールリングを搭載している。二つは手触りで判断できるようにテクスチャが異なっている。
  • 外装はポリカーボネイトパーツを多く使用しているが、全体的にビルドクオリティはとても良好だ。
  • キヤノンはこのレンズについて耐候性があるとは述べていない。
  • レンズはマレーシア製である。
  • RF85mm F1.2Lほどでは無いが、高度で複雑な光学設計だ。1枚のUDレンズを含む11群12枚構成である。
  • 絞り羽根は9枚円形絞りだ。
  • 「MACRO」を冠しているように、このレンズは0.5倍の最大撮影倍率を備えている。テクニカルに見ると真のマクロレンズでは無いが、他社でも等倍未満のレンズで「マクロ」を冠することはある。
  • この種でレンズで0.35mの最短撮影距離はとても印象的な仕様だ。この際、オートフォーカスの可動範囲を制限することも出来る。
  • オートフォーカスは「RF35mm F1.8 Macro IS STM」のようにステッピングモーターを使用している。ナノUSM駆動ほど高速ではない可能性が高く、静かかどうかは分からない。
  • 光学手ぶれ補正は定格5段分の補正効果だ。EOS R5やR6と組み合わせることで最大8段分の補正効果を期待できるそうだ。これは接写撮影でとても有益な性能と言えるだろう。
  • プリプロダクションモデルで手ぶれ補正を試すことは出来ないが、機会があれば使ってみたいものだ。
  • 2020年10月に599.99ドルで発売予定である。

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