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シグマ35mm F1.2 DG DNはF1.2の明るさと高解像の両立を成し遂げたレンズ【海外の評価】

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Lesnumeriquesがシグマのフルサイズミラーレス用交換レンズ「35mm F1.2 DG DN | Art」のレビューを掲載しています。

  • 「35mm F1.2」の仕様上、このレンズはとても大きく重い。
  • サイズは「14-24mm F2.8 DG HSM」とほぼ同じだが、重量はさらに重い。α7 IIIのようなカメラと組み合わせるとアンバランスだ。
  • 大きなレンズだが、扱いやすいレンズでもある。フォーカスリングは適度な抵抗量で正確な操作が可能だ。さらに1/3段で動作する絞りリングも備えている。これはデクリック機構を備えているので滑らかな操作も可能だ。
  • F1.2~F1.4では口径食が目立つものの、さらに絞ると次第に緩和する。
  • 未補正の歪曲収差は目立ち、デジタル補正を前提としていることが分かる。
  • 周辺減光も歪曲と同じくかなり目立つ。ただし、デジタル補正で解消可能だ。
  • 大きなレンズにも関わらず、オートフォーカスは高速かつ静かな動作だ。駆動音はノイズレスだが、フォーカスレンズが動く時の音はハッキリと聞こえる。
  • 大口径レンズにも関わらず、0.30mの撮影距離で0.2倍の撮影倍率を誇る。
  • 4200万画素のα7R IIと組み合わせると、F2.8からとても良好な均質性を発揮する。
  • α7R IVと組み合わせても絞り開放からとても良好な解像性能を発揮する。そしてF2.8まで絞れば優れた解像性能だ。

長所:防塵防滴・デクリック機構・良好な操作性・F1.2・接写性能・円形絞り・ボケ・色収差が無い・高解像・良好な均質性

短所:重い・大きい・手ぶれ補正無し・周辺減光と歪曲収差はデジタル補正

シグマは並外れたF1.2と非常に高い光学性能を両立する偉業を成し遂げた。目立つ歪曲収差や周辺減光はデジタル補正で完璧に修正可能なので心配ない。本当に注意すべき点があるとすればレンズのサイズと重量だ。

Lesnumeriques:Sigma 35mm f/1,2 DG DN Art?: un objectif aussi encombrant qu'excellent

とのこと。

比較的辛口なレビューサイトですが、5点満点と非常に高い評価のようです。「40mm F1.4 DG HSM」ほどフレーム全域で均質性の高い解像性能では無いようですが、6100万画素のα7R IVでもF1.2の絞り開放から実用的な解像性能を発揮する模様。歪曲収差や周辺減光をデジタル補正に任せるのはミラーレス用レンズらしい設計ですね。

既にFlickr Groupページに数多くのユーザー作品が投稿されているので参考になると思います。軸上色収差は皆無とまではいきませんが、まずまず良好に補正されている印象。

F1.2レンズながら、価格はシグマの最新F1.4 Artシリーズと大差なく、非常にリーズナブルな価格設定のように見えます。問題はやはりレンズのサイズと重量にありそうですね。

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