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VILTROX「AF 24mm F1.8 STM」優れたコストパフォーマンスの広角レンズ

RadojuvaがVILTROX「AF 24mm F1.8 STM」のレビューを公開。複雑な歪曲収差やF1.8の周辺減光、四隅の甘さを指摘しつつ、この価格帯では唯一無二の明るい広角レンズと評価しています。

Radojuva:Обзор Viltrox AF 24mm 1:1.8 STM ASHP ED IF FE DF RBW под байонет Sony E-mount

レンズの紹介:

  • 2020年12月26日に正式発表された。同時に35mm F1.8と50mm F1.8を発表している。
  • 今のところソニーEマウントの明るい24mmレンズは他に3本のみだ。
    FE 24mm F1.4 GM
    24mm F1.4 DG HSM
    Batis 2/25
    これらと比べて遥かに低価格だ。そしてその他の24mmレンズは口径が小さくなる。

ビルドクオリティ:

  • レンズ本体の他に保証書・説明慮・ケース・乾燥剤・フードが付属する。
  • レンズマウントは金属製だ。防塵防滴と言われているが、耐候性を持たせるゴム製シールはない。
  • 前玉には特殊な撥水コーティングが施されていると記載されている。
  • フォーカスリングはゴム製ではなく、金属製だ。手に馴染む感触がある。
  • プラスチック製レンズフードが付属する。
  • マウント部にはレンズのファームウェアを更新するためのUSB-Cポートがある、
  • 9枚の絞り羽根は動作時に音がする。
  • 絞り羽根はF1.8でも少し閉じた状態だ。これは絞り開放でより良好な光学性能を実現するためだと思われる。個人的な推測だが、絞りが完全に開いた状態ならF1.4となるのではないか。

携帯性:

  • 重量は約350gだ。
  • フィルター径はわずか55mmである。
  • 小型軽量のため、NEX・αシリーズと組み合わせてバランスが良い。

操作性:

  • 絞りリングにはF1.8からF16までの絞り値が表示され、1/3段ごとに動作する。
  • 絞りは電子制御のため、電源オフ時に操作することは出来ない。
  • 絞りリングは戻り止めがなく、無段階で滑らかに回転する。

オートフォーカス:

  • ステッピングモーター駆動でAFが動作する。
  • フォーカス速度は平凡だが高速に近い。非常に快適である。α7R IIとの組み合わせで特に問題は見られない。
  • 厳しい条件ではソニー純正レンズと比べて見劣りする可能性がある。
  • AF駆動音は静かだが、内蔵マイクを使用した動画撮影では駆動音を拾う。
  • 最短撮影距離は0.30mだ。フォーカスブリージングはほとんど目立たない。

マニュアルフォーカス:

  • フォーカスリングで約270度回転すると最短撮影距離から無限遠まで移動する。
  • 遅延は見られない。
  • レンズにAF/MFスイッチは無い。切替はカメラ側で実施する必要がある。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • F1.8から中央は良好なシャープネスだ。
  • F2.8~F4で中央は優れた結果を得ることが出来る。
  • 隅で大きく性能が低下する。F5.6まで絞ると良好な水準となる。
  • ピント距離による変動が少ない。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 非球面レンズにより玉ボケへの影響が見られる。

色収差:

  • 倍率色収差・軸上色収差どちらも少ない
  • コントラストがある領域は目立つ色づきが発生するが絞ることで解消する。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 複雑に歪んでいる。
  • 隅は糸巻き型だが、中央は樽型だ。

周辺減光:

  • F1.8で強い周辺減光が発生。
  • F5.6まで絞るとほぼ解消する。
  • 最短撮影距離で影響が小さくなる。
  • 無限遠では影響が最も強くなる。

コマ収差:

  • F5.6まで絞るとコマ収差が大きく減少する。

逆光耐性:

  • 光条はしっかりとしている。
  • 逆光でも良好だが、最も厳しい環境ではフレアが発生する。

総評

優れたコストパフォーマンスを発揮するレンズだ。今のところ同価格帯で競合するレンズは存在しない。

  • 長所
    ・低価格
    ・良好な作り
    ・保護コーティング
    ・絞りリング
    ・ステッピングモーター駆動のAF
    ・インナーフォーカス
    ・ファームウェアアップデート対応
    ・最新の光学設計
    ・絞り開放から良好な中央シャープネス
  • 短所
    ・フードの逆さ付けが難しい
    ・マウント部のシーリングなし
    ・フォーカスモードスイッチなし
    ・Fnボタンなし
    ・複雑な歪曲
    ・F1.8で強い周辺減光
    ・F1.8で隅が甘い

とのこと。
高価なレンズと比べると欠点が多いものの、フルサイズ用の24mm F1.8としては非常に安価なAFレンズですね。欠点のいくつかは絞ることで解消する模様。個人的にボケが気になるところですが、Radojuvaでは描写についてこれと言った評価は見当たりません。作例もボケが少なめで、他のレビューサイトも参考にしたいところ。

既に国内でも流通が始まっており、AmazonやPERGEARにて4万円台の購入可能。24mm F1.8としては非常に安く、面白い選択肢と言えそうです。ただし、同価格帯にはタムロンやサムヤンなど、24mm F2.8レンズが複数存在する点は要検討。光学性能・耐候性・接写性能の点でタムロンのコストパフォーマンスは無視できません。(AFは遅いですが…)

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