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VILTROX「AF 24mm F1.8 STM」いくつか欠点もあるが手ごろな価格の明るい広角レンズ

Sony Alpha BlogがVILTROX「AF 24mm F1.8 STM」のレビューを公開。6100万画素機でもF5.6まで絞れば良好な結果を期待でき、後ボケも滑らかで心地よいと評価。ただし、色収差や逆光耐性に問題ありと指摘しています。

Sony Alpha Blog:Viltrox 24mm F1.8

レンズの紹介:

  • 主な仕様
    ・重量:340g
    ・価格:440ドル
    ・絞り:F1.8-16
    ・全長:85mm
    ・フィルター:55mm
    ・絞り:9枚
    ・最短撮影距離:30cm
    ・レンズフード付属
    ・レンズポーチ付属
  • このレンズはVILTROX F1.8 AFシリーズの一つだ。他に35mm F1.8・50mm F1.8・85mm F1.8が存在する。

ビルドクオリティ:

  • ビルドクオリティは良好だ。
  • 防塵防滴には非対応だがレンズの価格設定は考慮すべきである。
  • プラスチック製レンズフードは問題なくレンズに装着できる。
  • ファームウェアアップデート用のUSB-Cポートを備えている。

携帯性:

  • コンパクトで軽く、24mm F1.4 GMより小さく軽量だ。

操作性:

  • フォーカスリングは滑らかに回転する。
  • 絞りリンクはクリックレスで滑らかに回転する。動画に適しているが、もう少しグリップが優れていると尚良かった。
  • 絞りリングはAポジションでカメラ側の操作が可能である。

オートフォーカス:

  • とても高速で、静止画・動画どちらでも静かに動作する。ただし完全に無音ではない。
  • 精度は大部分の場合で良好だが、瞳AF使用時に10%はピントがずれていた。VILTROXは定期的にファームウェアアップデートを公開しており、将来的に精度が向上すると思われる。
  • フォーカスブリージングは目立たない。

マニュアルフォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • α7R IVでテストした。
  • 中央はF1.8からとても良好だ。F2.8からF5.6で優れた結果を得られる。
  • 四隅はF1.8で平凡だが、F4~F5.6で非常に良好となる。
  • 1.5m未満の近距離ではパフォーマンスが少し低下する。
  • 6100万画素センサーでは限界が見えるものの、2400万画素なら完璧、4200万画素でも非常に良好だ。近距離ポートレートよりも風景やストリートスナップでより良好な結果を期待できる。
  • 400ドルの大口径AFレンズとしてはきちんとした性能だ。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • 玉ボケは丸みを帯びているが、拡大すると強い玉ねぎボケの兆候が見られる。
  • 後ボケはとても柔らかく良好な描写だ。
  • 発色はとても良好で、85mm F1.8 STMのように暖色系となる。

色収差:

  • かなり強い収差が残っている。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 中程度の糸巻き型だ。

周辺減光:

  • F1.8でとても強く、絞ると徐々に改善し、F8で解消する。
  • VILTROXがLightroom用プロファイルを公開しているが、光量落ちを過剰補正している。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 耐性は平凡で、逆光時はフレアが簡単に発生する。
  • F16まで絞ると素敵な光条が発生する。

GM・DG HSMとの比較

  • VILTROXは最も安価で軽量、そしてコンパクトだ。
  • VILTROXはGMやDG HSMと比べるとシャープネスが低い。
  • ボケはソニーが全体的に最高だが、VILTROXは後ボケと発色の点でとても良好で。
  • VILTROXは最短撮影距離が最も長く、ボケ量が限られている。

作例集

総評

AF 24mm F1.8 STMはF2.8やF3.5と言った他の選択肢よりも滑らかな後ボケを得ることが出来る素敵なレンズだ。色と後ボケはとても心地よく、F5.6まで絞れば6100万画素でもとても良好なシャープネスを得ることが出来る。主な欠点は逆光耐性・色収差・周辺減光だ。

価格設定を考慮すると「FE 24mm F1.4 GM」と同等のパフォーマンスは期待できないが、2400万画素ではとても良好な結果である。

  • 長所
    ・F5,6で風景撮影時にとても良好~優れた結果
    ・2400万画素で全体的にとても良好なシャープネス
    ・とても良好な色
    ・とても柔らかい後ボケ
    ・丸みのある玉ボケ
    ・とても良好なコントラスト
    ・ポートレートでとても良好な描写
    ・全体的に優れたAF
    ・小型軽量
    ・価格
    ・クリックレスの絞りリング
    ・低歪曲
    ・最小限のフォーカスブリージング
    ・レンズプロファイル
    ・良好なビルドクオリティ
  • 平凡
    ・防塵防滴非対応
    ・たまに玉ねぎボケが目に付く
    ・1.5m未満でのシャープネス
    ・6100万画素だとF1.8が少しソフト
  • 短所
    ・最短撮影距離が長い
    ・強い光量落ち
    ・強い色収差
    ・逆光耐性
    ・四隅のシャープネスをにするにはF5.6まで絞る必要あり

とのこと。
国内でもAmazonなどで流通が始まっており、4万円台で購入できる手ごろな価格のフルサイズ対応の明るい24mmですね。この価格設定でF1.8とAF対応を実現しているレンズは他にありません。

絞り開放からシャープとはいかないものの、絞り開放では滑らかな後ボケを得ることができ、絞れば全体的にシャープな結果を期待できるようです。色収差や逆光耐性の低さは気を付ける必要がある模様。欠点はありますが、4万円台で購入できる24mm F1.8と考えると多少の妥協は必要かもしれません。

Sony Alpha Blogは実写作例をFlickrで公開しているので参考にしてみるといいでしょう。ポートレートの撮影距離はレビュー通り、周辺部がかなり甘くなっています。この結果を見る限りでは、純正「FE 28mm F2」や「24mm F/2.8 Di III OSD M1:2」を検討するのも一つの手。

VILTROX「AF 24mm F1.8」交換レンズデータベース

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