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サムヤンAF45mm F1.8 FEは小型軽量ながら優れた解像性能とボケ描写【海外の評価】

Sony Alpha Blogがサムヤンのミラーレス用交換レンズ「AF45mm F1.8 FE」のレビューを掲載しています。

  • F1.8と明るいレンズながら驚くほど小型軽量だ。
  • パンケーキタイプのサムヤンレンズ(AF24mm F2.8・AF35mm F2.8)よりも少し大きいが、F1.8と遥かに優れた口径である。
  • ビルドクオリティは非常に良好で、24mmや35mmと比べて良くできている。AF85mm F1.4に近い。まともな価格設定とサイズのハイクオリティレンズで、Eマウントの主役なりつつある。
  • AF性能
    ・ワイドフォーカスエリアやフレキシブルスポットSで高速かつ信頼性がある。
    ・瞳AFは完璧では無く、30%のケースでフレキシブルスポットを使う必要があった。
    ・瞳AFの問題は精度では無く、検出するかしないかの話だ。
    ・今までもファームウェアアップデートでレンズのAFを改善してきたので、このレンズでも将来的に改善すると期待している。
  • シグマ40mm F1.4 Artとの比較
    ・全長 56mm:157mm
    ・重量 162g:1350g
    ・どちらも9枚絞り羽根
    ・399ユーロ:1150ユーロ
    ・光学性能とAF性能を考慮するとどっちもどっちだ
  • シャープネス:α7R III
    中央:F1.8で非常に良好、F2.8-F8まで優れている。F11で非常に良好、F16で回折の影響を受ける。
    四隅:F1.8で良好、F2.8で非常に良好、F4-F8まで優れている。F11で良好、F16で回折の影響を受ける。
    ・少し像面湾曲の影響があるものの、それはF1.8で近接した場合のみだ。
    ・小型軽量なフルサイズレンズであること、そして中央から四隅までの性能を考慮すると優れたパフォーマンスのレンズである。
  • 周辺減光はF1.8で目立つものの、F2.8で解消する。
  • 歪曲収差は僅かな樽型だが直線的な被写体では目に付く。
  • 色収差は小さく抑えられているが、いくつかのシチュエーションでは目に付く。
  • 逆光耐性は良好だが優れたパフォーマンスとは言えない。太陽をフレーミングするといくらかフレアが発生する。
  • ボケは非常に良好だ。とても柔らかい玉ボケだが、周辺部では口径食の影響を受ける。F2.8まで絞った際に等倍で確認すると玉ねぎボケの兆候が見られる。しかし、全体的な見た目はまだ心地よい。
  • 後ボケは非常に素晴らしく柔らかい描写だ。
  • 発色は非常に良好で自然である。
  • 動画でも描写は非常に良好だが、絞りリングが無く、AFもソニー製レンズほど良好ではない。

AF45mm F1.8 FEはソニーα7システムのための優れたレンズだ。小型軽量ながらパフォーマンスを最大限発揮するように設計されている。全てが完璧と言う訳では無いが、主要なポイントは全てとても良好だ。優れたシャープネスと非常に良好な発色、美しいボケに効果的なAFを備えている。そしてミラーレスに最適なサイズ感に加えて安価である。

シグマ40mm F1.4 DG HSM Artは比較して少し良好なポイントが多いものの、3倍高価で8倍重いレンズである。また、45mmは「35mmと50mmの間」を補完するには良い焦点距離だ。

レビュー用に貸与されたレンズは返却しなければならなかったので、私は自分用に1本購入することを決めた。

Sony Alpha Blog:Samyang 45mm F1.8 AF

とのこと。

私も国内発売日にゲットしましたが、かなりおススメできるレンズだと感じました。(手持ちのレンズは初期不良で一度入院しましたが、戻ってきた個体は完璧)

全体的にそつが無く、オートフォーカスは軽快、そして何より小型軽量な標準単焦点レンズとして使いやすかったり。瞳AFの検出頻度は確かに少し悪いかなと感じることがあるものの、正面から顔を捉える限りでは特に問題を感じません。(横顔だと厳しい場合がある)

価格は4万円台とFE50mm F1.8より高価ではありますが、個人的にはあと1万円を積んでコチラをゲットするのがおススメ。

AF45mm F1.8 FEのレビュー・作例を集めているページはコチラ

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