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サムヤンAF85mm F1.4 FE 交換レンズデータベース

このページでは一眼カメラ用交換レンズ「AF85mm F1.4 FE」の情報を収集しています。

更新履歴

  • 2019-07-06:Lenstipがレビューを掲載しています。
  • 2019-07-02:PhotographyBlogがサンプルイメージを公開しました。
  • 2019-05-30:購入早見表を追加しました。国内では77,000円程度となっている模様。
  • 2019-05-28:Sony Alpha Blogがレビューを掲載しています。
  • 2019-04-07:Dustin Abbottがサンプルギャラリーを掲載しています。
  • 2019-03-19:サムヤンが正式発表しています。PhotographyBlogがハンズオン写真を公開していますね。
  • 2019-03-13:間もなく本レンズが発表されると噂が出回っているので早速ページを作成しました。光学設計が「AF85mm F1.4 EF」と異なっているのか気になるところですね。公式発表から国内での取り扱い開始までは少しインターバルが開くかもしれません。

レンズデータ

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

Model name AF 85mm F1.4 FE
Aperture range F1.4 ~ F16
Lens optical construction 11 Elements in 8 Groups
Special lens HR 4, ED 1
Coating UMC
Minium focusing distance 0.90m (2.95ft)
Magnification Ratio x 0.11
Diaphragm Blades 9
Filter size 77.0mm
Maximum Diameter 88.0mm
Mount Sony FE
Angle of view Full Frame 28.9˚
ASP-C 19.1˚
Length 99.5mm
Weight 568g
Weather Sealing o
AF/MF mode switch X
AF Motor DLSM

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

参考動画

海外の評価

PhotographyBlog

開放は少し甘いがコスパ良好

  • 568g、9.99cmのレンズサイズは85mm F1.4と考えるとかなり大きなレンズだ。レンズサイズはサムヤンAF50mm F1.4 FEとほぼ同じである。
  • 金属製の鏡筒とレンズマウントでビルドクオリティは優れている。
  • 防塵防滴仕様である。
  • レンズ外装のサイズを考えると、非常に幅広いフォーカスリングを備えている。
  • オートフォーカスはとても高速でα7 IIIとの組み合わせでは被写体まで0.25秒で合焦する。ほぼ正確なAF精度でピントが迷うことは多く無い。さらに静かな動作である。
  • 色収差はあまり問題とならない。
  • 周辺減光はF1.4時にかなり目立つが、F5.6まで絞ると解消する。
  • ボケの評価は個人差があるものの、我々の見解としては素敵な描写だ。
  • シャープネス:
    ・中央:F1.4はやや残念な結果で、F1.8まで絞ると許容範囲となる。F2でとても良好となり、F16で回折の影響を受ける。
    ・四隅:中央ほどシャープでは無く、F2.8-F11で最良の結果となる。

AF85mm F1.4 FEはとても明るく、許容できる画質のクラシカルなポートレートレンズだ。そしてFE85mm F1.4 GMよりも安く、似たような価格のFE85mm F1.8よりも明るい。とても良好なシグマ85mm F1.4 DG HSM Artは巨大で重いレンズだ。

このレンズは競合他社と比べると競争力のある価格設定に加えて、ソニーのライバルレンズと比べて大きく下回る性能では無い。

Lenstip

安価だが抜群の光学性能

  • 85mm F1.4としては最も軽量でコンパクトなレンズだ。
  • 最短撮影距離は同クラスで最も長い。
  • 韓国製である。
  • レンズマウント・鏡筒は共に金属製だ。
  • 後玉は固定され、内部に小ゴミが混入する隙間は見当たらない。
  • 31mm幅のフォーカスリングは回転速度によって移動量が異なる。素早く回転するとピント距離全域を移動するのに130°、ゆっくり回転すると170°が必要だ。どちらでも正確なフォーカシングが可能である。
  • シャープネス
    ・α7R IIのRAWファイルに基づいてチェックしている。
    ・良像の基準値は39-41lpmmだ。
    ・最良の単焦点で70lpmmを超える可能性がある。今のところFiRiN 20mm F2の72.6lpmmとアポランター65mm F2の78.5lpmmがレコードホルダーだ。
    ・中央領域は誉め言葉しか思い浮かばない。既に絞り開放から非常に良好な解像性能を発揮し、絞ると76.5lpmmに達するずば抜けたパフォーマンスを発揮する。これより良いとなるとアポランター65mmくらいしか思いつかない。
    ・我々が高く評価したFE85mm F1.4 GM以上だ。そしてGMはサムヤンの3倍ほど高価である。
    ・APS-CフレームでもF1.4から完全に実用的な画質である。何の心配もない。
    ・フルサイズ四隅の絞り開放は良像とは言えないが、F2まで絞ると良像に達し、さらに絞ると良好な画質となりF5.6でピークに達する。
  • 軸上色収差は絞り開放で僅かに色ズレが見られる。ただし、F2-F2.8まで絞ると急速に解消するので大きな問題とは言えない。
  • 倍率色収差は問題とならず、0.03%~0.05%を推移する。どちらも低い数値なので心配することは無い。この結果はGMと非常によく似ている。
  • 球面収差の影響は大きく、絞ることでピントが無限遠側へ移動するフォーカスシフトが見られる。さらに前後のボケ質には大きな差がある。
  • フルサイズ85mmで歪曲収差が問題となることは滅多にない。このレンズも良好に補正され、APS-Cでは+0.06%でほぼゼロだ。フルサイズでも+0.20%なのでゼロに近い数値である。実写で目に付くことは無いだろう。
  • コマ収差はAPS-C領域で皆無、フルサイズ四隅で僅かに発生する程度だ。GMより遥かに良好な補正である。
  • 非点収差は2.9%と非常に低い数値だ。面白いことにこの項目でもGMより優れている。
  • 玉ボケは絞ると縁取りがあるものの、それでも目立つことは無い。我々の見解としては完全に許容範囲内だ。ただし、口径食の影響は大きく、F2まで絞っても強い影響を受ける。
  • 周辺減光はフルサイズの絞り開放で-3.00EVと非常に強い。F2で-1.34EV、F2.8まで絞ると-0.57EVまで低下する。このカテゴリはGMと比べて見劣りするものの、F2まで絞ると同程度になる(GMは絞ってもあまり改善しないため)。
  • 逆光耐性はこのレンズの弱点だ。同クラスのレンズと比べてフレアが発生しやすい。
  • α7R IIとの組み合わせで文字通りノイズフリー、そして非常に高速だ。ピント距離全域を0.5~0.6秒で移動する。記録的なスピードでは無いが、実写では十分以上に高速と言えるだろう。低照度ではたまにピントが迷う。スタジオにおけるオートフォー買うsの精度にまったく問題は無かったが、屋外の実写では少し悪化する。フォーカスシフトは被写体が近い場合にのみ影響が強くなる。

長所:センセーショナルな中央画質・良好なAPS-C領域の画質・穏やかな軸上色収差・無視できる倍率色収差・実質的に歪曲収差がゼロ・きちんとしたコマ収差補正・非点収差が非常に小さい・僅かなAPS-C領域の周辺減光・静かで高精度なAF・コストパフォーマンス

短所:少し球面収差の影響が見られる・逆光耐性・フルサイズ時の周辺減光

AF85mm F1.4 FEの結論について多くを書き残す必要は無いと考えている。3倍高価なSony GMと比べて多くのカテゴリでより良好なパフォーマンスを発揮しているこのレンズで多くを語る必要は本当に無い。

このような値付けで良質はレンズをリリースするサムヤンは歓迎されるべきだ。高価となってゆく純正レンズの不条理さが際立ってくる。

Dustin Abbott

ほぼ完璧なポートレートレンズ

  • サムヤンのレンズ設計は徐々に成熟しつつある。最初は手ごろな価格のマニュアルフォーカスレンズ、そして高級マニュアルフォーカスレンズ、そしてオートフォーカスや電磁絞りに対応し始めた。
  • AF50mm F1.4 FEはかなり古臭い仕様だったが、AF35mm F1.4 FEである程度改善した。しかし、AF-Cのパフォーマンスは不安定でフォーカスリングも不正確であった。その点、このAF85mm F1.4 FEはフォーカスリングの一貫性が大幅に向上している。滑らかさとトルクは以前と比べて遥かに優れている。
  • さらに防塵防滴仕様となり耐候性を獲得した。
  • ビルドクオリティはツアイスBatisシリーズを彷彿とさせるものだ。しかし、レンズ重量はGMより軽く、適度な重さを維持している。
  • 外装はアルマイト仕上げの金属鏡筒だ。指紋が付着しないわけでも無いが、それほど悪く無い。
  • 9枚羽根の絞りはF2.8まで絞ると僅かに絞りの形状が見られるが、全体的に見るとまだ円形を保っている。
  • 最大撮影倍率は85mmの中でも寄れないほうだがそれほど悪くもない。
  • オートフォーカス
    ・だいぶ改善しているが、まだ改善が必要と感じる。
    ・基本的に静かで洗練されたオートフォーカスだ。AF-Sではかなり高速だが、多くの85mmと同程度のスピードだ。
    ・AF-Cでは少しぎこちない動作となる。被写体に併せて僅かにピント面が前後する。小刻みに動くためピント面の決定が厄介となる。
    ・動画撮影ではAF35mmより遥かに良好な動作だ。
    ・タムロン28-75RXDの初期ファームと同じく近景より遠景を優先する傾向がある。
    ・瞳AFの動作は確実に向上している。F1.4を使った時でさえ成功率は素晴らしい。
    ・動物瞳AFも動作するが、人間ほどうまく動作はしない。
  • シャープネス:
    ・シャープネスとボケのバランスはとても良好だ。
    ・F1.4から中央シャープネスはとても良好、四隅も良好だ。コントラストは優れているものの抜群ではない。ポートレートレンズとしてはバランスの良い描写だ。
    ・F2まで絞ると中央が優れた性能まで向上し、四隅はコントラストが上がり周辺減光が低下する。
    ・F2.8まで絞るとフレーム全域で非常にシャープだ。
    ・F5.6で四隅のシャープネスが最適化され風景撮影で多くのディテールを得ることが出来る。
  • 実写では軸上色収差が僅かに発生するが少し絞ると完璧に解消する。そしてF2.8まで絞るとコントラストが底上げされる。また、明るいシーンの四隅では僅かに倍率色収差が見られる。
  • F1.4で中程度の周辺減光と軽度の糸巻き型歪曲が見られる。F2まで絞ると周辺減光は穏やかとなり、F2.8でさらに改善する。85mm大口径レンズとしてはかなり良好だ。
  • 逆光耐性は他のレンズと同程度だ。F11まで絞っても光条はできず、全体的にコントラストを維持している。

AF35mm F1.4 FEと同様、訴求力のあるレンズに仕上がっている。適度な重量でありながらハイクオリティな作り、完璧では無いが優れたオートフォーカス性能、ポートレートでほぼ完璧な画質、と優れたバランスだ。

オートフォーカスは改良し続けて欲しいが、今のところ瞳AFは良好に動作する。スポーツやアクションに対応できるフォーカススピードとは感じないが、一般的な撮影では十分高速で静かな動作だ。FE85mm F1.8の代わり購入候補となるF1.4レンズだ。

長所:程よい重さで美しいビルドクオリティ・耐候性・デュアルリニアモーターで多くの状況において滑らかで静かに動作する高速オートフォーカス・絞り開放から優れた中央シャープネスと良好な四隅のシャープネス・絞った時にフレーム全域でとてもシャープでハイコントラストな画質・とても僅かに抑えられた収差補正・美しいボケ描写・素晴らしい瞳AF・大きく改善したMF・コストパフォーマンス

短所:近接時のオートフォーカス・AF-Cにおける挙動・少しフレアが発生しやすい

Sony Alpha Blog

GMに近いシャープネスとボケ

  • ビルドクオリティはとても良好だ。
  • オートフォーカスは信頼できるが、稀にAF-Cでハンチングする。動作は静かでGMよりも高速だがFE85mm F1.8ほどでは無い。
  • フォーカススピードと精度は、135mm F1.8 GMに10満点を付けるとしたらこのレンズは7.5点だ。GMとシグマは8点、FE85mm F1.8とBatisが9点だ、
  • シャープネス:α7R III
    ・中央:F1.4からとても良好でF2まで絞るとさらに改善し、F4で並外れたシャープネスとなる。
    ・四隅:絞り開放から既にとても良好だ。F2.8-F11で優れた性能を発揮する。
    ・隅から隅まで一貫性のある優れた性能だ。
  • F1.4時における四隅のシャープネスはGMよりも優れている。
  • 周辺減光はF1.4で目に付くが、F1.4レンズとしては良好だ。
  • 歪曲収差はとても小さく糸巻き型だ。
  • 色収差はとても少ない。
  • 逆光耐性は問題無いが、太陽をフレームに入れるといくらかフレアが発生する。
  • ボケはとても良好だ。F1.4でとてもソフトで滲むボケ質である。F2.8まで絞ると絞り羽根の形状が見え始める。
  • 後ボケはとても綺麗で柔らかい描写だ。
  • 発色はとても良好で自然な描写である。
  • 競合85mmとボケ質の比較
    FE 85mm F1.4 GM:Eマウント85mmの中では最高だ。
    AF85mm F1.4 FE:GMに近い優れた85mmだがF2.8まで絞ると玉ボケの形状がGMに劣る。
    Batis 1.8/85:とても良好だ。
    85mm F1.4 DG HSM:とても良好な後ボケだが玉ボケの縁撮りが強い。
    FE 85mm F1.8:良好だが後ボケは比較的騒がしい。そして四隅における口径食が大きい。
  • 動画はとても良好な結果が得られるものの絞りリングが無い。

Samyang 85mm F1.4 AFは優れたポートレートレンズであり、サムヤン製としては最高のAFレンズだ。FE85mm F1.4 GMに近いシャープネスとボケ質の優れたバランスを実現している。

長所:F1.4・FE85mm F1.4 GMに近いシャープネスとボケ・低歪曲・低周辺減光・とてもしっかりとした作り・とても良好な発色・良好な価格設定・防塵防滴

短所:逆光耐性はもう少し良くあるべきだった・最短撮影距離が少し長い・玉ボケはF2.8まで絞ると角ばってくる・AFが僅かにハンチングする

値付けはFE85mm F1.8に近い。このFE85mm F1.8はもう少し良好なAFで小型軽量だ。FE85mm F1.8よりもボケ量を増やし、GMを買う余裕が無いのであればこのレンズはおススメだ。

ePHOTOzine

  • しっかりとしているが、重すぎない568gのレンズだ。我々が期待していたクオリティを満たしている。
  • レンズフードはバヨネットでしっかりと固定される。
  • 最短撮影距離は0.9mで最大撮影倍率は0.11倍とこのクラスのレンズらしいスペックである。
  • オートフォーカスは高速かつ正確だ。
  • シャープネス(α7 III使用)は絞り値全域でとても見事なパフォーマンスだ。中央と隅の解像性能はとても似ており、隅から隅まで均質である。中央はF1.4からF11までずっと優れた状態を維持し、四隅も中央と同等だ。F16では回折により僅かに低下するものの、それでもまだ非常に優れたパフォーマンスである。
  • 色収差は中央で最小、端でも非常に良好な補正状態だ。しかし、明るい空を背景とした木の枝のようなハイコントラスト領域ではいくらか色づきが見えるだろう。多くの場合は問題とならない。
  • 中望遠らしく糸巻き型歪曲だが、0.09%と非常に低い数値だ。後処理の必要性はほとんど無い。
  • ボケはシルクのように滑らかだ。
  • フレアはまったく問題とならず、厳しい状況におけるフレアも簡単に処理できる程度だ。
  • 大口径レンズらしく周辺減光はー1.95EVと目立つ。これはF2でー1.1EVまで低下し、その後は0.7EVまで低下する。

AF85mm F1.4 FEは紛れもなくエディターズチョイスに値するレンズだ。この描写を見た瞬間からレンズの虜になってしまうだろう。

長所:優れたシャープネス・中央で非常に低色収差・程よい周辺減光・最小限の歪曲収差・F1.4・正確で高速なAF・優れたビルドクオリティ・とても公正な価格設定・防塵防滴

短所:端の色収差・最短撮影距離

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