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ソニー「FE 14mm F1.8 GM」はソニーの新しい傑作レンズ

Sony Alpha Blogがソニー「FE 14mm F1.8 GM」のレビューを公開。小型軽量ながら優れた光学性能を備え、ビルドクオリティや操作性も良好と高く評価。「ソニーの新しい傑作レンズ」と言及しています。

Sony Alpha Blog:Sony 14mm F1.8 GM

レンズの紹介:

  • 重量:460g
  • 価格:1600ユーロ
  • 全長:99.8mm
  • AF/MFスイッチ搭載
  • AFLボタン搭載
  • 絞りリング搭載
  • 絞り9枚羽根
  • 防塵防滴
  • リニアレスポンスのMFリング
  • 最短撮影距離:0.25m
  • リアフィルタースロット
  • 被せ式レンズキャップ
  • XDリニアモーター

ビルドクオリティ:

  • ビルドクオリティは良好だ。
  • 出目金レンズと固定レンズフードのため、前面に円形フィルターを装着することは出来ない。しかし、マウント側にリアフィルターホルダーを搭載しているので、ゼラチンフィルターを切って差し込むことが出来る。また、フィルターメーカーが互換性のあるフィルターを提供している。
  • リアフィルターはNDフィルターに対応しているが、グラデーションNDやPLフィルターには対応していない。
  • レンズ側ではなく、カメラ側にフィルターを装着する手段もある。この場合もグラデーションNDやPLフィルターは使用できない。また、脱着時はセンサー面にゴミが付着するリスクを抱えることになる。
  • レンズ前部に装着するフィルターホルダーは最も柔軟性が高いものの、高コストでサイズも大きい。しかし、C-PLやGNDなどを装着することが出来る。
  • 12-24mm F4 Gと比べてレンズキャップの形状が改善している。はめ込むポイントが4カ所となっているので、取り付けやすい。

携帯性:

  • 驚くほど小さく軽いレンズである。
  • Vlogやジンバルで使うのには最適だ。アクティブ手ぶれ補正を利用しても十分な価格である。

操作性:

  • 記載なし。

オートフォーカス:

  • XDリニアモーターを使用している。
  • 超高速かつ正確で静かに動作し、非常に効果的だ。
  • 動画では大部分の場合にとても良好だが、いくらかフォーカスブリージングが発生する。

マニュアルフォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • 6100万画素のα7R IVでテストした。
  • 中央は絞り開放から優れた結果となり、F2以降で抜群の性能だ。
  • 四隅は絞り開放から非常に良好でF5.6まで絞るとベストの性能を発揮する。
  • F8以降でフレーム全体が優れた結果となる。ただし回折の影響も出始めている。
  • 接写でも優れた結果だ。
  • ポートレートでも肌や色合いは優れている。

像面湾曲:

  • 記載なし。

ボケ:

  • F1.8と最短撮影距離のおかげで、広角レンズとしてはきちんとしたサイズの玉ボケ・後ボケだ。
  • 後ボケは滑らかに見えるが、複雑な背景では少し騒がしい。
  • 玉ボケは円形に見えるが、等倍で確認すると玉ねぎボケの影響がわずかに見られる。
  • 発色は良好だ。
  • コントラストは良好だ。

色収差:

  • 色ずれは確認できない。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • とても小さい。

周辺減光:

  • F1.4で目立つが、F2.8まで絞ると非常に少ない。

コマ収差:

  • F1.8でコマ収差はとても小さい。天体写真に適している。

逆光耐性:

  • フレア耐性は良好だが、全体的な性能ではない。コントラストの低下は見られないが、ゴーストはいくつも発生する。
  • 絞ると優れた光条が得られる。

競合レンズ

  • 14mm F1.8のライバルはシグマだけだ。F値が大きくなると、サムヤン「AF 14mm F2.8 FE」・ソニー「FE 12-24mm F4 G」・シグマ「14mm F1.8 DG HSM」・NiSi「NiSi 15mm f/4」などを比較することが出来る。
  • ソニーは絞りリング・サイズ・重量を考慮すると最も優れたエルゴノミクスである。
  • 一眼レフ用のシグマ14mm F1.8は本当に大きくて重い。
  • NiSiは最も安いMFレンズだ。F値が大きく、出目金レンズではないので円形フィルターを装着することが出来る。
  • シャープネスは14mm F1.8 GMが最高で、次点が12-24mm F2.8 GM、次いでシグマ14mm F1.8 DG HSMが続く。ただし、ソニーとシグマの間には大きな違いがある。
  • 歪曲・色収差・逆光耐性で競合モデルと大きな違いは無い。14mm F1.8 GMは少しフレアが出やすく、サムヤンは歪曲が大きい。
  • ボケと発色はソニー14mm F1.8 GMが最高だ。
  • シグマは後ボケが少し柔らかい。
  • 14mm GM:小型軽量で優れた画質・AFで天体・風景・建築・アクションに適している
  • 12-24mm GM:優れた画質のズームレンズだが非常に高価だ。画質は14mm GMと同じくらい良い
  • 14-24mm DG DN:非常に良好で価格も安いが、GMと比べるとパンチが弱い
  • Nisi 15mm:低価格ながら優れた性能だ。ただしフルマニュアルレンズである
  • 14mm F1.8 DG HSM:F2.8で優れた画質となるが、サイズ・重量が欠点。

作例集

総評

ソニー14mm F1.8 GMは、ソニーの新しい傑作レンズだ。小型ながら抜群の結果を得ることが出来る。最近のGMレンズは全てこの水準である(35mm F1.4 GM・50mm F1.2 GM、24mm F1.4 GM...)。

絞り開放から優れたシャープネスを実現し、コーナーも非常に良好だ。色の再現性とコントラストは優れており、歪曲収差とコマ収差は最小限である。AFは速く、静かで効率的、エルゴノミクスは良好(小型軽量、絞りリング)で、価格は12-24mm F2.8 GMと比較してGMレンズとしてはリーズナブルである。
天体写真、風景、建築物など、あらゆる場面で活躍してくれる。そして動画撮影、ジンバルを使った撮影、Vlogなど、必要に応じて大きな手ぶれ補正のクロップを可能にしている。

同じスペックを持つ唯一の競合製品は、同価格のSigma 14mm F/1.8 DG HSM Artだ。しかし、サイズは50%、重さは約3倍だ。シャープネスは明らかに開放で劣り、四隅はソニーGMのレベルに達していない。もしあなたがシグマ好きなら、14-24mm F2.8 DG DN Artが同じ価格で単焦点と同じ光学性能を実現している。しかし、F1.8と重量・サイズはFE 14mm F1.8 GMに分がある。

既にFE 12-24mm F2.8 GMをお持ちの方は画質面では大きなメリットは無いと思う。しかし、重量・サイズ・価格の面ではメリットがある。
プロの風景写真家、建築家、屋内インテリア、近距離アクション、天体写真家、またはVlogのための必携レンズだ。

  • 長所
    ・絞り開放から抜群の中央解像
    ・四隅まで非常にシャープ
    ・優れたコントラストと発色
    ・小型軽量
    ・優れたエルゴノミクス
    ・絞りリング
    ・リアフィルター対応
    ・低歪曲
    ・低周辺減光
    ・ゼロ色収差
    ・天体撮影に最適
    ・優れたビルドクオリティ
    ・効果的な防塵防滴
    ・玉ボケ
  • 平凡
    ・価格
    ・広角レンズとしてはボケが大きいものの、質感はシグマ14-24mmが良好
    脱着できないレンズフード
    ・逆光耐性
    ・フォーカスブリージング
    ・玉ボケの輪線ボケ
  • 短所
    ・円形フィルター装着不可

とのこと。
小型軽量な大口径の超広角レンズですが、絞り開放から周辺部までシャープな光学性能に仕上がっている模様。競合レンズは非常に少なく、「14mm F1.8」を使いたいのであれば他社から乗り換えてでも検討する価値がありそうですね。ライバルが少ない特殊な大口径レンズですが、価格設定はF1.4 GMシリーズと同程度に抑えているのも魅力の一つ。そして非常に高価な12-24mm F2.8 GMと比べると手ごろな価格設定ですね。
14mmの超広角で円形フィルターに対応したソニー製レンズが無いのは残念ですが、それは16-35mm F4のリニューアル時に広角側の拡張を期待したいところ。(もしくは社外製レンズ)

ソニー「FE 14mm F1.8 GM」交換レンズデータベース

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