KAMLAN カメラ レンズ 海外の評価

KAMLAN FS 28mm F1.4はボケが綺麗で絞ればシャープなお手頃価格のレンズ【海外の評価】

Sony Alpha BlogがMachang Optical Co., Ltd.の交換レンズ「KAMLAN FS 28mm F1.4」のレビューを掲載しています。

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KAMLANレンズの中でベスト

  • 私がレビューする3本目のSainsonicレンズだ。LAOWAと同じように、少しずつ良くなっている。
  • フルサイズで言うところの42mmに相当する画角であり、人間の視野角に近く使いやすい焦点距離だ。そしてAPS-Cながらボケを作りやすいF1.4と大口径だ。
  • 金属鏡筒とプラスチック製レンズフードのビルドクオリティは良好だ。50mm F1.1よりも改善している。
  • フォーカスリングは滑らかに回転する。
  • 絞りリングはクリックレス仕様で動画撮影に最適だ。ただし、もっと滑らかだと良かったが、誤操作が少なくなっている。F11の絞り値表示は無い。
  • リアレンズキャップは改善されており、50mm F1.1のように脱落することは無い。
  • シャープネス:α6000
    ・中央:F1.4(good)-F2(very good)-F2.8-F8(excellent)-F16(回折)
    ・四隅:F1.4-F2.8(soft)-F4(average)-F5.6(very good)-F8-F16(excellent)
    ・良好なシャープネスだ。
    ・絞り開放の四隅は酷いが実写では問題とならないだろう。F5.6にかけて徐々に改善し、F8で優れた結果となったのは驚いた。
    ・ポートレートにも、自然風景にも適したレンズだ。
  • 周辺減光は絞り開放で目立つが、F2.8前後で解消する。
  • 歪曲は目に付くがそれほど大きくない。
  • 逆光耐性は曇天で試せなかったが良好のように見える。
  • 色収差はたまに強く発生するが、全体的には低く抑えられている。
  • ボケはとても良好だ。後ボケは滑らかで玉ボケは柔らかく形が良い。四隅の玉ボケは変形しているが、これは高価なレンズでも見られる現象だ。
  • 発色はとても良好でコントラストは強い。

KAMLAN 28mm F1.4はこれまで見てきた中で最高のKAMLANレンズだ。とても良好な結果である。

長所:とても良好なボケ・素敵な色と優れたコントラスト・ボケ量・良好なビルドクオリティとシンプルな操作性・優れた中央シャープネス・F8まで絞った時に優れた四隅・F2.8で解消する周辺減光・価格・サイズ

:色収差・歪曲

短所:マニュアルフォーカス・絞り開放の四隅がソフト

とのこと。

ソニーやマイクロフォーサーズには「30mm F1.4 DC DN」が、キヤノンMには「EF-M32mm F1.4 STM」が、フジフイルムXには「XF35mmF1.4 R」が存在するものの、そのどれよりも安い面白い選択肢となるレンズですね。

ソニーEやEOS Mはシャッタースピードの上限が1/4000秒なので大口径を日中に使おうとするとNDフィルターが必要となってきますが、1/32000秒の電子シャッターに対応しているフジXマウントカメラなら問題なく利用できそうですね。

レンズのパフォーマンスは50mm F1.1と比べると像面湾曲が小さく周辺部の画質が安定している模様。ツアイスやソニーレンズを数多くテストしてきたレビュワーに「良い発色とコントラスト」と言わしめるのだから期待できそうです。

KAMLAN FS 28mm F1.4のレビュー・作例を集めているページはコチラ(2019.3.13前後で公開予定)

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