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LAOWA 85mm f/5.6 2x Ultra Macro APO 期待通りの性能を発揮する小型軽量マクロ

Optical limitesが「LAOWA 85mm f/5.6 2x Ultra Macro APO」のレビューを公開。抜群の解像性能ではないものの、小型軽量で2倍マクロに対応しており、良好な光学性能が得られる模様。

Optical limites:Laowa 85mm f/5.6 2x Ultra Macro APO - Review / Test Report

外観・構造:

  • ビルドクオリティはこれまでのLAOWAレンズと同様、総金属製である。
  • 頑丈な筐体だが防塵防滴仕様ではない。
  • 円筒形のレンズフードが付属する。
  • 残念ながらいまだに電子接点なしのフルマニュアルレンズだ。

携帯性:

  • 全長はわずか81mm、重量はわずか291gのフルサイズ用マクロレンズだ。
  • 開放F値がF5.6であることに眉をひそめる人もいるだろうが、少なくともマクロ撮影では理にかなっている。
  • 一般的には100mm F2.8の方が良いかもしれないが、重量と全長は2倍となる。
  • インナーフォーカス構造のため、全長は一定だ。

操作性:

  • フォーカスリングは非常に滑らかである。
  • 絞りリングはクリック付きだ。

フォーカス:

  • 記載なし。

手ぶれ補正:

  • 記載なし。

解像性能:

  • F5.6の絞り開放からF11まで非常に均質的な性能だ。
  • 中央は非常に良好で、周辺部も非常に良い。
  • F16は実用的だが、F22は使わない方が良いだろう。

像面湾曲:

  • 像面湾曲の影響は小さい。

ボケ:

  • 玉ボケは理想的とは言えない。絞り開放は遠景だが、絞るとすぐに角ばり始まる。そして内側の描写はかなり騒がしい。
  • 口径食は絞り開放から快適だが、隅は歪んで見える。
  • 後ボケはとても滑らかだ。
  • 前ボケも非常に良好である。

色収差:

  • F5.6~F11でとても小さいが、F16で増加し、F22でさらに増加する。
  • APOを冠するレンズだが、F5.6で軸上色収差を完璧に抑えていない。

球面収差:

  • 記載なし。

歪曲収差:

  • 自動補正されないが、基本的に歪曲収差は存在しない。

周辺減光:

  • 絞り値全域で軽い光量落ちが見られる。

コマ収差:

  • 記載なし。

逆光耐性:

  • 記載なし。

総評

Laowa 85mm F5.6 2x Ultra Marco APOは良いレンズだ。絞り全域で期待通りの性能を発揮する。中程度の絞り値でずば抜けた性能ではないが、かなりシャープだ。小絞りでは回折の影響を受けやすく、少なくともF22は避けた方がいい。また、色収差も小絞りで増加する。歪曲収差は問題ない。玉ボケは理想的とは言えないが、前後のボケ描写は綺麗である。

ビルドクオリティはまったく問題ない。レンズフードを含めて金属製で、特にインナーフォーカシングシステムが気に入っている。欠点として、まだ電子接点がないので、AFやEXIFデータ、カメラ制御に対応していない。マクロレンズとして問題にはならないが、LAOWAが大きな市場に参入する妨げになっている。

最大の課題はこのレンズの長所を見つけることだ。ハイライトは小型軽量なことだ。また、最大倍率2:1までクローズアップできることを評価する人もいるだろう。これらを優先するのであれば、F5.6の開放絞りや、フルマニュアル操作であることを受け入れられるかもしれない。500ドル近い価格は、決してお買い得とは言えないが。

とのこと。
抜群の解像性能ではありませんが、マクロレンズらしく均質性の高いパフォーマンスを備えている模様。軸上色収差の補正がAPOのわりにいまいちではあるものの、倍率色収差は実用的な絞り値でよく抑えられています。さらに歪曲収差を光学的に抑えているので、自動補正に依存しない光学性能と言えそうです。フルマニュアルレンズで499ドルは決してお買い得とは言えませんが、Optical Limitsが言及しているように、小型軽量や2倍マクロを重視するのであれば面白い選択肢ですね。

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