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シグマ105mm F2.8 DG DN MACRO Art交換レンズデータベース

このページではシグマ製交換レンズ「105mm F2.8 DG DN MACRO Art」に関する情報を収集しています。

データベース

最新情報

  • 2020-09-30:本日午後9時よりオンラインプレゼンテーションが始まります。(更新:正式発表されました
  • 2020-09-22:シグマ「105mm F2.8 DG DN MACRO」の登場が濃厚となってきたので専用の情報収集ページを作成しました。

管理人のレビュー

購入早見表

レンズデータ

レンズ仕様

レンズ構成枚数 12群17枚
画角(35mm判) 23.3°
絞り羽根枚数 9枚(円形絞り)
最小絞り F22
最短撮影距離 29.5cm
最大撮影倍率 1:1
フィルターサイズ φ62mm
最大径 × 長さ Lマウント φ74mm × 133.6mm
ソニー Eマウント φ74mm × 135.6mm
質量 Lマウント 715g
ソニー Eマウント 710g
エディションナンバー A020
希望小売価格 95,000円
付属品 ケース、フード (LH653-01)付

MTFチャート

レンズ構成図

関連レンズ

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海外の評価

Lenstip

Lenstip:Sigma A 105 mm f/2.8 DG DN Macro

  • レンズの紹介
    ・パンデミックにより、都市部から田舎へ人が移り、そこで望遠レンズやマクロレンズの需要が増加した。
    ・一部の取扱店では100%を超える需要の増加が見られたようだ。
    ・シグマにとってマクロレンズは強みとなるセグメントだ。過去には50mm・70mm・105mm・150mm・180mmの焦点距離のマクロレンズをリリースしている。ただし、これらは一眼レフ用だ。
    ・シグマのミラーレス用マクロレンズが登場するまで随分と時間がかかってしまったが、市場にミラーレス用マクロレンズが少ないのも驚くべき事実である。今のところ、ソニー「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」だけである。
  • ビルドクオリティ
    ・後玉はマウント面から3cmほど奥に隠れた状態で固定されている。周囲はとても綺麗に黒塗りされている。
    ・マウント周辺は金属パーツだ。
    ・レンズは日本製である。
    ・AF/MFスイッチやAFLボタンを搭載している。
    ・3系統のAFリミッターを搭載している。
    ・前玉はフラットな形状で52mmフィルターに対応している。
  • 携帯性
    ・手ぶれ補正非搭載ながら複雑な光学系だ。それでも、一眼レフのマクロレンズと比べると軽量である。
  • 操作性
    ・幅19mmの絞りリングは1/3段ごとに動作する。「A」ポジションで固定したり、クリックを解除することが可能だ。
    ・幅62mmのフォーカスリングは良好なグリップを備え、とても滑らかで適切な抵抗量で回転する。回転角は少なくとも270度だ。
  • オートフォーカス
    ・駆動音はしないが、かなり遅い。
    ・ピント距離全域を移動するのに1.3~1.5秒ほどかかる。もちろん、マクロレンズはピントの移動距離が長いことを忘れてはならない。
    ・AFリミッターを使うと短縮できるが、それでも約1秒ほどかかる。
    ・精度に問題は見られない。ミスショットはせいぜい1~1.5%だ。
  • マニュアルフォーカス
    ・記載なし
  • 手ぶれ補正
    ・記載なし
  • 解像性能
    ・α7R IIのRAWファイルで測定している。
    ・良像の基準値は39~41lpmmだ。
    ・最高の単焦点レンズで70lpmmを超える。
    ・「MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical」で78.5lpmmだ。
    ・このレンズの解像度は一目見ただけで賞賛すべき性能であることが分かる。
    ・中央は絞り開放で78.3lpmmに達し、F4まで絞ると80.4lpmmまで向上する。この数値は従来の記録を塗り替えるものだ。
    ・APS-Cフレームの端は中央ほどではないが、それは中央が凄すぎるだけだ。MTFはこの領域でも非常に優れている。再び拍手喝采だ。
    ・フルサイズ四隅でも心配することは無い。絞り開放から50lpmmを超え、良像の基準値を大幅に上回っている。絞ると60lpmmに近いとても良好な性能だ。これ以上の性能を期待するのは馬鹿げている。
    ・より高価な純正レンズFE90mm F2.8はフレーム全体、そして絞り値全域で見事なほどシグマに完敗だ。
  • 像面湾曲
    ・記載なし
  • ボケ
    ・とても素晴らしい描写だ。
    ・玉ボケの内側はとても滑らかで均質だ。
    ・絞ると縁取りが強くなる可能性がある。
    ・口径食は2段絞っても見える。
  • 色収差
    ・軸上色収差はとても良好に補正されている。絞る必要はない。
    ・倍率色収差は0.02%を維持している。非常に小さな数値であり、実質的に収差は画質に影響しない。この点はソニーよりも優れている。
  • 球面収差
    ・残存する収差はほとんど残っていないので、何も心配することは無い。
    ・後ボケに僅かな縁取りがあるものの、特に強く現れることはない。
  • 歪曲収差
    ・APS-Cでは0.64%と極僅かな糸巻き型で、目立つことは無い。
    ・フルサイズの場合0.99%まで増加し、より明確となる。それでも1.0%未満は無害と言えるだろう。
  • 周辺減光
    ・APS-Cではわずか-0.58EVで問題とならない。
    ・フルサイズではF2.8で-1.28EVだ。ソニーFEレンズが2~3EVが当たり前だったことを考えると健闘している。FE90mmはシグマよりも減光が目立つ。
    ・絞ることで減光は解消可能だ。
  • コマ収差
    ・収差は非常に小さく、中央から四隅まで違いは見られない。賞賛に値する補正状態である。
  • 非点収差
    ・平均値は2.9%と非常に小さい。非難する余地は残されていない。
  • 逆光耐性
    ・複雑な光学設計もあり、理想的な逆光耐性とは言えない。
    ・それでも、この光学設計を考慮すると、反射は少なく上手く機能しているように見える。
  • 作例集

総評

テスト結果はとても明瞭であり、長いこと書く必要はない。非常に多くの長所を持ち、解像度はレコードを塗り替えるものだ。特に重要でもない欠点が一つあるのみで、心からおススメできるレンズに仕上がっており、「エディターズチョイス」賞と評価するより他ない。

長所:頑丈でスタイリッシュな外装・センセーショナルな中央画質・優れたAPS-Cフレームの画質・良好なフルサイズ四隅の画質・僅かな球面収差・軸上色収差の問題なし・無視できる倍率色収差・穏やかな歪曲収差・優れたコマ収差補正・非常に小さな非点収差・APS-Cセンサーで周辺減光が少ない・きちんとしたボケ・静かで正確なAF

短所:AFがとても遅い

Digital Camera World

Digital Camera World:Sigma 105mm f/2.8 DG DN Macro Art review

  • ソニーEマウントとライカLマウント用のマクロレンズだ。シグマグローバルビジョンシリーズとしてマクロレンズは珍しい。
  • 多くのマクロレンズと同様、最大撮影倍率は1倍だ。ほぼ無音のフォーカスシステムを採用しており、ポートレートレンズとしても機能する。
  • 光学手ぶれ補正が非搭載で、テレコンバージョンレンズがライカLマウントのみである点には注意が必要だ。
  • 他のシグマ製レンズと同様、ビルドクオリティは非常に優れている。防塵防滴及び、フッ素コーティングを採用。そして機能を包括的にカバーしている。
  • AF/MFスイッチのほか、カスタマイズ可能なAFLボタンやクリックのオンオフが可能な絞りリングを搭載。DG DNレンズとしては珍しいフォーカスリミッターも備えている。
  • オートフォーカスは高速で信頼性の高いものだが、マクロ撮影ではマニュアルフォーカスが好まれると思う。フォーカスバイワイヤ方式のマニュアルフォーカスは非常に高精度で操作可能だ。
  • 実写ではフレーム全域で優れたシャープネスとコントラストを得ることが出来る。色収差は倍率色収差のみならず、軸上色収差も非常に良く補正されている。全体的にトップクラスの光学性能だ。
  • ラボテスト
    ・絞り開放から中央・周辺で非常にシャープだ。四隅は少し低下するが、それでも立派な性能である。F2.8からF11の絞りで一貫した高いシャープネスを期待できる。
    ・倍率色収差は絞り値全域で一貫して良く抑えられている。
    ・適度な糸巻き型歪曲が残っているが、気が散るほど目立つものではない。

昆虫や虫の撮影から、大小さまざまなものを極限までクローズアップして、超微細なディテールを表現するための素晴らしいマクロレンズだ。超シャープでありながら、あらゆる面で最高の画質を実現している。また、ポートレートや一般的な短距離撮影にも対応し、汎用性の高いレンズとなっている。

小型・軽量でありながら、ソニーE・ライカLマウントカメラとの相性も抜群だ。絞りリングとデクリックスイッチ、カスタマイズ可能なオートフォーカスホールドボタン、フォーカスリミッター、高精度なマニュアルフォーカスなど、マクロ撮影に最適な機能を搭載している。古い105mmレンズと比べると高価だが、それでも非常にお買い得感がある。本当に傑出したマクロレンズだ。

長所:目を見張る画質・素晴らしい操作性・優れたビルドクオリティ

短所:光学手ぶれ補正なし・小絞りはF22まで・テレコンバージョンレンズはLマウントのみ

PhotographyBlog

PhotographyBlog:Sigma 105mm F2.8 DG DN MACRO Art Review

  • ソニーEマウント・ライカLマウント用の中望遠マクロレンズだ。1枚のSLDレンズを含む7群12枚構成の光学設計を採用し、×1.4・×2.0テレコンバージョンレンズに対応する。
  • 重量は715g、全長は134mmだ。ソニー「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」よりも100g重く、3mm長い。α7 IIIのようなコンパクトボディでもバランスはとれている。
  • レンズは金属パーツとTSC素材を使用しており、ビルドクオリティが優れている。防塵防滴仕様のため屋内のみならず、屋外での撮影にも適している。
  • 絞りリングは1/3段ごとに動作する。クリックのある動作だが、スイッチでクリックレスに変更可能だ。Aポジションでリングを固定することもできる。
  • 幅広いマニュアルフォーカスリングはきちんとした抵抗量で操作できる。回転角は非常に大きく、マクロ撮影時に正確な操作が可能だ。
  • オートフォーカスはα7 IIIとの組み合わせで非常に高速だ。良い光環境でハンチングは見られなかった。低照度では少し苦労する。静かに動作するが、駆動音が聞こえないわけではない。幸いにも動画撮影時は遥かに静かな動作となる。
  • AFリミッターはFULL・マクロ・遠側の3種類だ。
  • 光学手ぶれ補正を搭載していないので、ボディ側の補正機能が必要である。これは純正90mmマクロとの大きな違いだ。
  • 色収差はあまり目立たず、ハイコントラストな領域でのみ現れる。
  • 周辺減光は絞り開放で目に付き、解消するには少なくとも2段絞る必要がある。
  • 歪曲収差はわずかな糸巻き型歪曲が残っている。
  • 絞っても最高の光条とはならないが、逆光耐性は十分良好だ。
  • シャープネスは隅から隅まで、F2.8からF11まで際立ったパフォーマンスを発揮する。F16で回折の影響を僅かに受け、F22でさらに低下する。

ソニーFE90mm F2.8より四隅がシャープで、より多くのコントロールポイントを備え、良好な操作性にも関わらず価格設定は2/3だ。欠点はAFの速度と信頼性、そして光学手ぶれ補正を搭載していないことだ。三脚を利用してマニュアルフォーカスでマクロ撮影をするのであれば、ソニー純正よりも強くおススメできるマクロレンズだ。ソニーは手持ちのオートフォーカスマクロに適しているが、シグマほど優れた光学性能では無い。まだソニー純正を手に入れておらず、マクロ撮影に少しでも興味があるのであれば、シグマを購入することを強くおススメする。

Dustin Abbott

Dustin Abbott:Sigma 105mm F2.8 DN Macro Review

  • シグマDG DNシリーズは非常に高価なソニーGMシリーズに匹敵する機能性を備えている。
  • ソニー「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」より少し長くて重いレンズだが、焦点距離が長いので妥当なサイズ差だと思う。フィルターサイズはソニーと同じ62mmだ。
  • 絞りリングを搭載しているうえ、リングのクリックを解除したり、リングの固定が可能だ。「A」ポジションでリングを固定することが誤操作を防ぐことが出来る機能はソニーGMにもない機能である。
  • フォーカスリングは適切な抵抗量で滑らかに動作する。ソニーFE90mmのようにハードストップや焦点距離表示は無く、この点で私はソニーの操作性が好みだ。シグマのフォーカスリングは慣れが必要である。
  • レンズフードはマクロレンズとしては浅めの形状だが、どのマクロレンズよりも良好な逆光耐性を備えているためだと思われる。
  • シグマがフォーカス駆動に超音波モーターを使用しているのは面白い。ミラーレス用レンズは基本的にステッピングモーターを使用しているが、このレンズには高いトルクのアクチュエーターが必要だったのだろう。高トルクの犠牲は静音性と滑らかさだ。動画撮影中に音を拾う可能性があるが、それほどノイズが大きくない。外付けマイクを使う際は問題とならない。
  • オートフォーカスで気になったのは前景にピントを合わせづらいことだ。接写優先のマクロレンズにとってこの傾向は特に厄介である。プロダクションモデルでは改善していると期待したい。
    それ以外の場合は良好なフォーカス結果を期待でき、瞳AFはとても良好に動作する。様々な撮影距離で非常に正確で素早いフォーカシングであった。
  • 光学性能は古い105mm F2.8を簡単に上回り、ハイパフォーマンスなソニーFE90Gをも凌駕する性能だ。
  • 僅かに残存する歪曲収差はLightroomで+33での手動補正が可能だ。周辺減光は強めの補正が必要である。どちらもレンズプロファイルに対応することで自動補正が可能となる。
  • 色収差補正は基本的に完璧だ。色づきは全く見られない。
  • ソニーと比べて、フレーム全体が明らかにシャープだ。「FE 135mm F1.8 GM」と見比べてもシグマのほうがシャープに見える。私がテストしてきた中で5本の指に入る最もシャープなレンズという印象だ。
  • コントラストは接写のみならず、無限遠側でも非常に良好だ。これにはとても感銘を受けた。
  • α7R IIIと組み合わせても、絞り開放からディテール再現は完璧だ。風景撮影用レンズとしても使える。
  • 逆光耐性は平均より良好だ。逆光下での撮影も問題無いと感じた。
  • レンズのボケ味には満足している。

これまでテストしてきた中で最高の光学性能を備えたマクロレンズと言っても過言ではない。テクニカルな評価のみならず、アーティスティックな観点でも好みの描写だ。素晴らしい色・驚くべきコントラスト・素敵なボケを備えており、おススメしやすいマクロレンズである。
光学手ぶれ補正が搭載されておらず、マニュアルフォーカスや動画撮影を重視する場合は「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」の購入をおススメする。しかし、光学性能で言えばシグマだ。

長所:優れたビルドクオリティ・豊富な機能・フレーム全体で驚異的なシャープネス・素晴らしいコントラスト・収差がほとんどない・素晴らしい色・柔らかいボケ・コストパフォーマンス

短所:光学手ぶれ補正なし・フォーカスリングの仕様・フォーカス駆動の仕様

Lenstip

Lenstip:Sigma A 105 mm f/2.8 DG DN Macro – first impressions

  • パンデミックにより都市部から田舎へ移った人は自然の美しさを再発見し始めた。そこで必要となるのが、双眼鏡やスポッティングスコープ、顕微鏡などだ。これらは販売店舗の棚から姿を消しつつある。そしてマクロレンズも同様だ。
  • マクロセグメントはシグマの強みであり、一眼レフ用レンズでは50mm・70mm・105mm・150mm・180mmなどをラインアップしてきた。
  • シグマのミラーレス用マクロレンズはなかなか登場しなかったが、ついに「」が登場した。今回はシグマの販売代理店からプロトタイプのサンプルレンズをお借りすることが出来た。今回は第一印象と作例を共有したいと思う。完全なテストはプロダクションモデルを手に入れてから公開予定だ。
  • 手ぶれ補正を搭載していないにもかかわらず、手ぶれ補正搭載の競合レンズよりも複雑なレンズ構成を採用している。
  • 最も重いレンズではないが、全長は最も長い。
  • 後玉は固定され動かない。レンズそのものはマウントから約3cmほど奥に隠れたところに配置されている。周囲はマットブラックの塗装が施されている。
  • レンズは日本製だ。
  • 19mm幅の絞りリングは1/3段ほとに動作する。クリックを解除したり、リングを固定することも可能だ。
  • AF/MFスイッチ・フォーカスリミッタースイッチ・AFLボタンなどを搭載している。
  • マニュアルフォーカスリングは幅62mmと大きく、しっかりとしたグリップを備えている。被写界深度やピント距離の表示は無い。電子制御式のリングは適切な抵抗量でとても滑らかに動作する。回転角は少なくとも270度あり、精度の高いフォーカス操作が可能だ。
  • インナーフォーカスのためフォーカシングによるレンズ全長の変化は見られない。
  • オートフォーカスはノイズレスだが、ピント全域を移動するには1.5秒ほどかかる。もちろんピント領域が広いため、フォーカスリミッターを使うことでフォーカス速度の向上が可能だ。それでもフォーカス速度が速いとは言えない。
  • 日陰でAF迷うシーンがあったものの、屋外でそのような状況はほとんどなかった。プロダクションモデルでは無いので、最終的に改善すると確信している。
  • レンズ構成が非常に複雑なこともあり、逆光耐性は完璧から程遠い。しかし、それほどゴーストの数は多く無く、一か所にまとまっている。全体的に見ると、あまり騒がしくないので思ったより良好に見える。

プロトタイプのため徹底的なテストは実施していない。それでもサンプルショットを一目見れば、このレンズが優れた光学性能を備えていることが変わると思う。絞り開放から優れており、F4~F5.6まで絞るとさらに向上する。レコードを破るレンズとなるかは不明だが、それでも非常に高性能であり、高品質なマクロ写真に適したレンズであることは間違いない。

Sony Alpha Blog

Sony Alpha Blog:Sigma 105mm F2.8 DG DN Macro Art

  • 一眼レフ用設計の「70mm F2.8 DG MACRO」とは異なり、ミラーレス専用設計のレンズだ。
  • ビルドクオリティは非常に優れており、「85mm F1.4 DG DN」とよく似ている。ただしレンズフードのロック解除ボタンが無い。
    ーマクロ撮影でもレンズが伸びることは無い。
    ー29.5~50cmに制限できるフォーカスリミッター搭載。
    ー動画撮影で役立つクリックレスの絞りリング操作に対応。
    ーピント距離表示なし。
    ー撮影倍率表示なし。
    ーフォーカスリングに近側・遠側のハードストップが無い。
    ー「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」のようなクラッチ構造のフォーカスモード切替機構が無い。
  • 全体的にAFは高速かつ効果的だ。瞳AFは完全に機能する。(レンズのファームウェアはベータ版)
  • シャープネス
    ーα7R IV 6100万画素 使用
    ーF2.8から並外れたシャープネスを記録
    ーF11までフレーム全域で優れた結果を発揮する
    ーソニーEマウントで最もシャープなレンズの一つ
    ー「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」より少し良好
  • 周辺減光はF2.8で目に付くが、F8までに改善する。
  • 僅かに糸巻き型歪曲が残存している。
  • 色収差は皆無だ。
  • 光条は問題無いが、フォクトレンダーほど明瞭では無い。
  • 逆光耐性はきちんとしているが、より良いとよかった。
  • 発色は抜群だ。
  • マイクロコントラストは素晴らしい。
  • 後ボケはとても柔らかく心地よい描写だ。
  • 玉ボケはソニーより良好だ。ボケの境界線上に色づきが見られる。F5.6まで絞ると絞り羽根の形状が見られる。
  • マクロでも優れたコントラストとシャープネスだ。被写界深度を深めつつ、解像性能のベストな絞り値はF5.6~F8である。
  • 競合レンズとの比較
    ーシャープネスは同カテゴリで最高である。「MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 E-mount」と同等だ。
    ーシャープネスの違いは6100万画素のα7R IVでのみ判断できる程度の差だ。
    ーソニーと比べて綺麗なボケ描写である。
    ー後ボケはソニーと互角だ。
  • 動画撮影でもAFは効果的で滑らかに動作する。クリックレスの絞りリングも役に立つ。
  • 自然の撮影ではシャープネス・発色の両面で優れた結果となる。

全体的に優れたマクロレンズであり、ポートレートでも非常に良好な結果をもたらしてくれる。シャープネスはコシナ「MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 E-mount」に匹敵し、ソニー「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」よりも優れている。
焦点距離表示やフォーカスリングのハードストップ、そして倍率表示があれば完璧なマクロレンズだった。
ーエルゴノミクスを重視する場合:「FE 90mm F2.8 Macro G OSS」
ー純粋に光学性能を重視する場合:このレンズ、もしくは「MACRO APO-LANTHAR 110mm F2.5 E-mount」
ー最高の光学性能とコストパフォーマンス:このレンズ
ー汎用性の観点:このレンズ

長所:絞り開放から全体的に抜群のシャープネス・インナーフォーカス・優れた色とコントラスト・柔らかく心地よいボケ・非常に優れたビルドクオリティ・低歪曲・ポートレートに最適なAF・ゼロ色収差・絞りリング

平凡:良好なボケ描写・良好なフォーカスリング・逆光耐性

短所:倍率表示なし・焦点距離表示なし・フォーカスリングにハードストップなし・光学手ぶれ補正非搭載

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