Phototrendがパナソニックのフルサイズミラーレス「LUMIX S1」の実写レビューを公開しています。
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巨大なミラーレスだがエルゴノミクスは完璧
- ミラーレスのはずだが、重く塊感のあるカメラだ。手に取っただけでLUMIX Sシリーズだと分るだろう。
- 重量はオリンパスのOM-D E-M1Xよりも重い1020gだ。24-105mm F4と組み合わせると1.7Kgとなる。
- ソニーから始まったフルサイズミラーレスは、後続のキヤノン・ニコンが良好なエルゴノミクスのためにボディサイズを大きくし、最後発となるパナソニックはさらに並外れたエルゴノミクスを携えて大きなボディサイズで登場した。確かに妥協なきフルサイズだ。
- 576万ドットのOLEDファインダーは最大で120fpsのリフレッシュレートを備え、0.005秒の遅延で表示される。加えて21mmのアイポイントと0.78倍の像倍率を持つファインダー像は本当に快適で楽しめるものだ。両側にはモニターとの切替ボタンと倍率変更ボタンが配置されている。
- 電源スイッチは奇妙な配置となっているが、誤操作することはまずなかった。
- XQDスロットは当然ながらCFexpressに対応している。
- パナソニックはバリアングルモニタでは無く、最も堅牢な3Wayチルト式を選択したようだ。
- マイクロフォーサーズと同じくDFD技術を用いたコントラスト検出方式のAFシステムだ。しかし、全体的に応答性は良く遅延は感じられない。70-200mmと組み合わせるとAFの応答性が若干遅くなったが、パナソニックによるとファームウェアの問題であるため発売までに改善すると述べている。
- AI技術を用いた人体認識AFはとても良好だ。
パーフェクトなカメラボディだが唯一の問題はカメラとレンズが重いことだ。一眼レフの堅牢性を踏襲しているが、α7・APS-Cミラーレスやマイクロフォーサーズユーザーが乗り換える際はしっかり手に取って確認するべきポイントである。
とのこと。
ざっくりとしたレビューですが、エルゴノミクスはとても良好なカメラボディに仕上がっているようです。作例が多数掲載されているので直接Phototrendを参照したほうが良いかもしれません。
ISO 8000やISO 51200など、超高感度域を使った作例も多いですがとても良好な描写性能のように見えます。ニュートラルながらしっかりとした色再現で個人的に好みの傾向。レンズのパフォーマンスも素晴らしく、ボケや逆光耐性も良さそうですね。
ちなみにユーザー投稿がFlickr groupで開始されています。野鳥の飛翔シーンのような作品もある模様。
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