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M.ZUIKO ED 12-200mm F3.5-6.3は本当に説得力のある解像性能【海外の評価】

Lesnumeriqueがオリンパスの交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」のレビューを掲載しています。

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全域で良好な中央画質

  • F値の変動:
    12mm=F3.5
    15mm=F4.1
    31mm=F5
    45mm=F5.6
    112mm=F6.3
  • レンズはとてもコンパクトで軽量だ。レンズマウント部は防塵防滴仕様となっている。
  • 大きなズームリングは回転角全域で抵抗感が変化するポイントが2カ所ある。25mm付近と100?200mmの間だ。
  • フォーカスリングは幅が狭く、かなり緩い。あまり使われることは無いだろう。
  • 広角・望遠どちらの最短撮影距離も短いので素晴らしい。
  • 周辺減光は広角側で目立たないものの、望遠側へ移動すると目に付く。ただし、それほど劇的ではなく後処理で簡単に対応できる。ズームレンズとしては良好だ。
  • 歪曲収差はほとんど無い。このようなズームレンズとしては評価に値する。
  • F3.5-6.3の開放F値はボケを得にくい。しかし、接写性能を活かせばまだボケを楽しむことが可能だ。
  • 玉ボケは均質性に欠けており、口径食の影響が僅かにある。
  • 屋外で光量が十分にある環境なら使って楽しいレンズだ。
  • 解像性能:PEN-F 2000万画素
    ・12-200mmは本当に説得力のある画質だ。ほぼ全てのズームレンジで絞り開放から良好な解像性能を備えている。解像性能が低下するのは回折の影響があるF16くらいだ。
    ・少しズームすると光学性能は少し低下する。中央は高いままだが、周辺部や端はクオリティが落ちる。
    ・100mmでも中央は解像性能を維持しており、絞り値全域で良好だ。周辺部は少し低下する。
    ・200mmの絞り開放は中央も解像性能が低くなる。しかし、絞ると改善する。周辺部は甘いので被写体を中央に捉えると良いだろう。
    ・ズームレンジを考慮するととても見事な性能だ。
    ・オリンパス14-150mmやパナソニック14-140mmと比べて広角側の性能は優れている。しかし望遠側へズームするほど同等となり、望遠端ではパナソニックが有利だ。

長所:とても汎用性のある幅広いズームレンジ・最短撮影距離・防塵防滴・高速でとても静かなAF・広角側の解像性能・全域で良好な中央解像・歪曲や周辺減光がほとんどない

短所:広角域を除くフレーム周辺部の解像性能・光学手ぶれ補正なし・逆光耐性・フレーム隅の色収差補正

少なくとも中央解像は幅広いズームレンジと画質のバランスが取れている、とても興味深いレンズだ。近接性能はズームレンジの汎用性を高め、レンズ交換の必要性を低減している。屋内より明るい屋外で快適に利用できるトラベルズームである。

とのこと。

少なくとも手持ちの12-200mm F3.5-6.3で確認する限りでは、歪曲収差はレンズプロファイルによるデジタル補正依存ですので注意。とは言え、補正後でも広角側は確かにしっかりとした解像性能です。12-100mm F4 IS PROと撮り比べても遜色ないレベル。

解像性能の傾向は概ね私の個体と同傾向。中央領域は200mmでもまともな画質を維持しているため、野鳥やスポーツにも使えそうと感じました(200mm F6.3と言う点を許容できるのであれば)。周辺部はRAW出力だとやや甘く(Lightroomなど)、カメラ出力や純正ソフト「Olympus Workspace」を利用して現像すると最適な補正でかなりシャープになります。12-200mmを使うなら純正ソフトでイメージを整えるのがおススメ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3
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