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NIKKOR Z 20mm f/1.8 S 優れたコマ収差補正で星空撮影に最適

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Mobile01がニコン製ミラーレス用交換レンズ「NIKKOR Z 20mm f/1.8 S」のレビューを掲載しています。F1.8 Sシリーズの中では最も大きく重いレンズですが、高解像でコマ収差補正が優れているみたいですね。

  • 2020年2月に発売されたZマウント用20mm F1.8だ。フィルター径は77mm、重量505gと、「F1.8 S」シリーズの中では最も大きく、最も重いレンズである。
  • サイズと重量はニコンFマウントの「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED」を超えていたので少し驚いた。
  • レンズフード「HB-95」が付属。プラスチック製の花形フードで、内側には反射防止用の凸凹が施されている。
  • 外装はプラスチック、レンズマウントは金属製だ。鏡筒は防塵防滴仕様となっている。
  • ステッピングモーター駆動のオートフォーカス静かで高速なので動画撮影にも適している。レンズ側面のA/Mスイッチでフォーカスモードを切替可能だ。
  • レンズ製造国は中国だ。とてもしっかりとした作りであり、中国工場の技術が成熟していることが分かる。
  • F1.8 Sシリーズで最も重いレンズだが、Z 7との組み合わせでバランスはとても良好だ。
  • 解像度
    ・中央はF1.8とF11のパフォーマンスが同程度に見える程、開放から良好な性能だ。F11も似たように良好だが、F16まで絞ると回折の影響でソフトとなる。
    ・端は中央ほど良く無いが、光環境によっては十分良く見える。
  • 色収差補正は本当に良好だ。
  • 逆光における絞り開放は僅かなフレアとゴーストだが、絞ると徐々に目立つようになる。
  • レンズプロファイル適用状態だと歪曲収差はほとんど目立たない。
  • 玉ボケにおける口径食の問題はほとんど発生していない。
  • コマ収差は全く問題無い。星空フォトグラファーにとって素晴らしいレンズとなるだろう。
  • 光条はF2.8から徐々に大きくなり、F8まで絞ると18本の光条が発生する。
  • 周辺減光はF2.8で無視できるレベルとなる。

Z 7との組み合わせでF1.8からF11まで高解像なレンズだ。そして優れたコマ収差補正、口径食の影響が小さいボケを併せ持つ。おそらく僅かな弱点は逆光耐性くらいだろう。

Mobile01:Nikon Z 20mm f/1.8 S 評測報告|人像、風景一顆搞定!

とのこと。
全体的に肯定的な評価となっていますが、ニコンZレンズとしては逆光耐性がイマイチの意外な結果となったようです。とは言え、作例を見る限りでは問題があるとは感じず、むしろ広角レンズながら良好にフレアを抑えているように見えます。

解像性能は良好で、コマ収差補正が優れているので夜景や星空撮影で役に立ちそうですね。ただし、CAMERA LABSは四隅や軸上色収差の影響を指摘しているので、他のレビューや作例も確認しておくと良いでしょう。Mobile01も四隅の解像性能については特に高く評価していないように見えます。

現在価格は14万円前後。同時期に登場したソニー「FE 20mm F1.8 G」と比べてやや高く、機能性で劣るのは少し気になるところ。絞りリングがあると便利そうですが、ソニーのカメラボディほどダイヤル操作のレスポンスが遅く無いので、不満はあまり感じないかもしれません。

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