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ニコンZ 5はやや高価だが優れた品質で魅力的なエントリーモデル

PhotographyBlogがニコン「Z 5」のレビューを公開。やや高価なエントリーモデルですが、ビルドクオリティや操作性が良好で価格なりの価値は感じることができる模様。

優れたビルドクオリティとエルゴノミクス

PhotographyBlog:Nikon Z5 Review

  • Z 5は4K動画とボディ内手ぶれ補正を搭載したエントリーモデルのフルサイズミラーレスカメラだ。高価なZ6やZ 7よりも下位モデルとなる。
  • 主な特徴
    ・2430万画素CMOSセンサー
    ・ISO感度:100-51200
    ・273点 ハイブリッドAFシステム
    ・チルトモニタ
    ・防塵防滴 マグネシウム合金ボディ
    ・デュアルSD UHS-IIカードスロット
    ・WiFi・Bluetooth
    ・1699ドル
    ・Z 24-50mm F4-6.3がキットレンズ
  • モデル名が示しているように、Z 5は「6」「7」より下位のモデルである。Zシリーズへアクセスしやすいエントリーモデルだが、カメラ・およびレンズキットは初心者が導入するにしては決して安くない。
  • 一眼レフカメラやブリッジカメラの使用経験があれば操作性には馴染みやすいはずだ。スマートフォンからミラーレスへステップアップする人は、タッチ機能を活用すると良いだろう。複雑なコントロールレイアウトだが、ユーザーフレンドリーで役に立つはずだ。
  • アスペクト比は初期設定の3:2から、DXや1:1、16:9に変化させることが出来る。もちろん、これには全体的な解像度の低下が伴う。
  • キットレンズである「NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3」はコンパクトなズームレンズだ。現存するフルサイズ用としては最短最軽量だろう。ただし、撮影時は沈胴機構を解除する必要があるため、ワンテンポ動作が遅くなる。
  • コンパクトなカメラシステムだが、ジャケットのポケットには収まらない。カメラバッグやリュックが必要だ。
  • FTZマウントアダプターを利用することで、幅広いFマウントレンズを利用することが出来る。
  • チルトモニタは傾けることで上から見下ろすことも可能だ。しかし、動画機のように側面へ展開することは出来ない。
  • 電子ファインダーは上位機種であるZ 6やZ 7と同じものであると言われている。
  • カードスロットはデュアルSD UHS-IIカードスロットだ。高価なXQD・CFexpressと異なり、手ごろな価格でメモリーカードを手に入れることが出来る。
  • 一眼レフと比べるとコンパクトだが、レンズを取り付けると分厚く、重い。それでもグリップは3本の指で握ることができ、扱いにくいと感じることは無い。
  • エントリーモデルながら動作は軽快で被写体に集中することが出来る。
  • コントロールポイントは充実しており、欠けているものがあるとすればトッププレートのステータス表示パネルだ。
  • 369万ドットの電子ビューファインダーの視認性はとても見事だ。
  • ポップアップフラッシュを搭載していない。必要に応じてフラッシュを購入・取り付ける必要がある。
  • シャッターボタン周辺はエルゴノミクスに基づいたデザインだ。その反面、背面ボタンのレイアウトは過密で、気が滅入る。
  • アクセサリポートにはヘッドホン端子やマイク端子など、エントリーモデルに期待する以上の仕様だ。
  • バッテリーはEN-EL15Cを使用、USB経由で充電・給電することも可能だ。
  • 2430万画素は高解像では無いものの、大部分の使用で間違いなく必要以上の解像度が得られるはずだ。
  • JPEGはコントラストが高く、ディテールが豊富でパンチのある画質だ。発色にもパンチはあるが、飽和せず、自然な描写である。ポートレートの肌色も健康的だ。
  • 瞳検出のAFは高速で正確だ。
  • ISO感度が51200を超えると、特に目に見えるノイズが出始める。この際、ノイズリダクションが入ると目に見える補正処理がある。画質は悪く無く、画質は低下するが緊急事態の時は使えるだろう。

エントリーモデルとしてはやや高価な点が残念だが、そのぶんビルドクオリティやハンドリングは優れている。従来のエントリーモデルのような安っぽさはなく、ミラーレス化に抵抗があったアマチュアフォトグラファーが魅力的と感じるかもしれない。

コンパクトなキットレンズは初心者に適しているかもしれないが、カメラに詳しい人にとっては理想的なレンズとは言えない。
手ごろな価格のSDカードを利用できるのは嬉しいものの、フラッシュを使う場合は買い足す必要がある。

全体的に、Z 5は肯定的に評価できるエントリーモデルだ。もう少し手頃な価格であれば、スマートフォンや一眼レフから乗り換えやすくなると思われる。

とのこと。
2018年に登場したZ 7やZ 6のデチューンモデルですね。下位モデルですが、ファインダーや全体的なコントロールレイアウトは上位機種から降りてきているものが多く、この価格帯としては優れた仕様になっていると感じます。特に倍率が高く、高解像で見やすいファインダーを継承しているのは凄い。この価格帯としては間違いなく(いい意味で)オーバースペックな仕様と感じます。ニコンはファインダーに妥協したくなかったようですね。

値下がりしている「Z 6」と価格差が大きく無いのは悩ましいところ。Z 6にあって、Z 5に無い仕様は以下の通り。

  • サブ液晶モニタ搭載
  • 裏面照射型 2400万画素イメージセンサー
  • 5:4アスペクト比
  • XQD/CFexpressカード対応
  • 非圧縮RAW・L/M/S RAW使用可能
  • 拡張ISO感度 204800
  • 低照度AF性能(-3.5EV・ローライトAF -6EV)
  • 連写性能(12コマ秒)
  • モニター解像度
  • N-Log・4K 4:2:2 10Bit HDMI出力・4K フル画角
  • マグネシウム合金ボディ(背面含)

この辺りに魅力を感じなければ、Z 5がコストパフォーマンスの高いモデルと感じるはず。センサーは似たような解像度ですが、おそらく世代が異なるので注意が必要。特に低照度(高感度ISO)を重視するのであればZ 6も検討するべき。

Nikon Z 5 デジタルカメラデータベース

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