ePHOTOzineがトキナーの交換レンズ「opera 50mm F1.4 FF」のレビューを掲載しています。
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巨大なレンズだが光学性能はエディターズチョイス
- レンズは大きく重いが、特に問題無く手持ち撮影が可能だ。フード無しで890g、フードありで940gとなる。APS-Cカメラに装着するとアンバランスだ。
- ビルドクオリティはとても高い。
- フォーカスリングは幅広く、素早く滑らかに動作する。ペンタックスのクイックシフトフォーカスと同じくAF設定でもMFを利用可能だ。
- オートフォーカスは僅かに振動するが、静かで高速、そして正確だ。
- シャープネス:
・中央:F1.4-F2でvery good、F2.8-F11でexcellent、F16でvery goodだ。
・四隅:全ての絞り値でvery goodだ。
・たいへん賞賛すべきパフォーマンスであり、Otus 55mm F1.4に肉薄している。- 色収差の補正はとても良好だ。特に厳しいシチュエーションでも問題無い。
- 歪曲は実質ゼロだ。-0.05%とマクロレンズに期待するような数値である。
- ボケはゴージャスで超滑らかだ。素敵な被写体分離を実現している。
- フレア耐性はとても良好で、フレアの発生を確認することが出来なかった。
- 周辺減光は絞り開放の最も大きい場合で-1.2EVだ。他の絞り値では0.75EVとなる。
PENTAX D FA 50mm F1.4をエディターズチョイス賞と評価したように、このレンズも優れた光学性能だ。ハイクオリティなレンズの競争は激しいが、その中でもトキナーは最高のクオリティと非常に競争力のある価格設定を提示している。
長所:優れたシャープネス・とても均質なパフォーマンス・良好に補正された色収差・ゼロ歪曲・素敵で滑らかなボケ・高速で静かで正確なAF・防塵防滴・ビルドクオリティ・フルタイムマニュアルアル・逆光耐性
短所:価格・サイズ・手振れ補正無し
とのこと。
3600万画素機(Nikon D810)では特に目立った粗も無く使える高性能なレンズのようですね。LesnumeriqueはAF精度を低く評価していましたが、ePHOTOzineでは正確と評価しています。個体差か、もしくはボディ側のパフォーマンスの影響が大きい可能性がありそうです。
色収差や歪曲はとても良好で、周辺減光も比較的軽微なようです。サードパーティ製レンズですが、後処理による補正がそこまで必要とされなのは実使用で便利と感じるポイントかもしれません。
opera 50mm F1.4 FFのレビュー・作例を集めているページはコチラ
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