DPReviewが「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」のサンプルギャラリーを公開

2021年12月23日

DPReviewが「NIKKOR Z 24-120mm f/4 S」のサンプルギャラリーを公開。光学性能をチェックするには不適な写真が多いものの、全体的にシャープで優れたパフォーマンスを期待できそうですねえ。

DPReview：Nikon Z 24-120mm F4 S sample gallery

ニコンの新製品「Z 24-120mm F4 S」は、フルサイズミラーレスZマウント用の標準ズームレンズで、ハイエンドの「Z 24-70mm F2.8 S」に代わる、より汎用性の高い安価なレンズとして開発されたものだ。中望遠までの撮影能力があるにも関わらず近接撮影も可能で、さらに軽量で携帯性にも優れている。Z 6やZ 7シリーズユーザーにとって、どこにでも持ち運べる理想的なズームレンズとなるだろう。

今回、Z 24-120mm F4 Sの量産サンプルを、Z 7と新型Z 9の両方で数日間にわたって撮影した。今後、ポートレートを含めた画像を追加していく予定だ。

ニコンZマウントに不足していた倍率の高い標準ズームレンズですね。他社で言うところの「24-105mm」よりも少し長い望遠域をカバーしているお馴染みの焦点距離。DPReviewでは一般的な撮影シーンを中心に55枚のサンプルを公開しています。レンズの性能をチェックするには不適なカットも多いですが、ざっと見た限りでは高い光学倍率ながらS-Lineらしい光学性能を備えたレンズに見えます。周辺部まで非常に安定した解像性能を備えており、旅先で「コレ一本」を妥協することなく使うことが出来そう。周辺部まで良好なコントラストを維持しているのが印象的。ボケは単焦点ほど滑らかでは無いものの、倍率の高いズームレンズとしては良好な描写を維持しています。

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